結合(けつごう)
化学結合(かがくけつごう)のこと。原子同士が電子を共有・移動させることで結びつき、分子や物質を形成する力のこと。
ヘアケア・美容の分野で特に重要な結合としては、以下のようなものがある。
(1)S-S結合
最も強い結合で、1剤である還元剤によって切断され、2剤である酸化剤によって再結合される。この結合を切断・再結合することで髪は理論上、恒久的に変形し、ウェーブの形状を作る。
(2)イオン結合
中程度の強さの結合で、髪内部では通常、アルカリ性にすることによって切断され、酸性に戻すことによって再結合される。この結合は毛髪の膨潤と収縮に関わっており、髪のpHが等電点(pH4.5〜5.5)になると最も強固になり、構造が安定する。
(3)疎水結合
中程度の強さの結合で、アルカリ膨潤によって切断され、収縮(収れん、乾燥)によって再結合される。この結合は髪の疎水性に関わり、切断・再結合の過程でパーマの形状変化を助ける。
(4)水素結合
最も弱い結合で、水(湿気)によって切断され、乾燥によって再結合される。ロッドの巻き付けができるのはこの結合が切断されるためで、日常のクセやセットの土台に関わっている。
ちなみに、化学の分野での化学結合の主なものは、共有結合(電子の共有)、イオン結合(静電気的な引き合い)、金属結合(自由電子による結合)の3つで、結合の強さは共有結合 \> イオン結合 \> 金属結合の順である。

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