CMC骨格(しーえむしーこっかく)
毛髪のCMC(細胞膜複合体)の構造、特にそのラメラ構造が毛髪全体の構造を支える骨格のような役割を果たすという考え方を指す。
CMC骨格は、ケラチン骨格の間に存在し、セラミド、コレステロール、脂肪酸が規則正しく層状に並んだラメラ構造をしている。この構造が、毛髪の水分保持、薬剤の浸透経路、そして毛髪の強度に関わっている。
CMC骨格が不足すると細胞間(コルテックス同士やキューティクル同士)の接着力が失われ、パサつきや成分流出を招く。
CMC骨格が不足した髪のことを「ふけ髪」と呼ぶ。ふけ髪の根本的な問題は、髪の水分調整ができなくなってしまった、または調整能力が低い髪質にある。ふけ髪はCMC骨格の弱化や不足が主な原因で、CMC構成成分のうちコレステロールは比較的存在するものの、セラミドが少ない状態にある。
セラミド減少によるCMC骨格の弱化や不足が進むと、①アホ毛(パヤ毛)、②枝毛、③乾燥(パサつき)、④うねり、⑤ツヤの低下、⑥指通りの悪さといった見た目のトラブルを引き起こす。これらの症状をふけ髪六難と呼ぶ。
ふけ髪の構造は、やせ髪とは異なりケラチン骨格は比較的しっかりしているため、ケラチンを補給する必要はない。しかし、CMC骨格を作るセラミドを徹底的に補給することが不可欠。したがって、ふけ髪へのアプローチとしては、CMC構成成分であるセラミドを補給し、CMC骨格をケアすることが有効であり、特に人が本来持っているセラミド構造に近い天然ヒト型セラミドが適している。
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