コルテックス

コルテックス

リトル用語事典 2026.09.03 公開

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コルテックス(こるてっくす)

毛髪の構造において、キューティクルの内側に位置する主要な部分である。毛髪の大部分を占めており、髪の太さ、強度、色、そしてパーマなどの化学処理に大きく関わっている。日本語では「毛皮質(もうひしつ)」とも呼ばれる。

コルテックスは、紡錘形(中央が太く両端が細い)の細胞が縦にびっしりと並んで構成されており、髪の強度やハリ、そしてメラニン色素の存在によって髪色を決定する役割を果たしている。このコルテックスの状態が、髪の強さや質感を大きく左右すると言える。

コルテックスは髪の85〜90%を占める髪の骨格であり、この部分がダメージを受けると、髪の強度やしなやかさが大きく失われる。コルテックスは紡錘形(中央が太く両端が細い)の細胞で、大きさは約100μm、短径が2〜6μmである。
コルテックスの骨格は、主に数十個のマクロフィブリルと呼ばれる組織が集まってできている。このマクロフィブリルはケラチンタンパク質からなり、さらにミクロフィブリルとその間を埋めるミクロフィブリル間マトリックスで構成される。
また、マクロフィブリルの間には、マクロフィブリル間マトリックスという組織が存在します。これは非ケラチンタンパク質(間充物質)であり、親水性が高いのが特徴である。このマトリックスは、髪の水分量を11〜14%に保つ重要な役割に寄与し、髪にしなやかさやプルンとした弾力性のあるハリを与えている。さらに、この領域には、髪の色を決めるメラニン色素や天然保湿因子(NMF)も含まれている。毛髪断面の直径を0.08mm(80μm)、キューティクルの厚みを8μm、コルテックスの短径を4μm、メデュラの直径を8μmとすると、キューティクルは毛髪直径の1/10を占め、コルテックスは毛髪直径に対して14個並ぶ。そして、毛髪全体では、コルテックスはおよそ250個並ぶ。

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