フェニレンジアミン(ふぇにれんじあみん)
ヘアカラー(酸化染毛剤)において、染料の発色を担う中間体として広く用いられる化学物質の総称。
単体では染料としての機能を持たないが、アルカリ剤や過酸化水素による酸化反応を経て酸化重合することで、毛髪内部で強固な色素を生成する。
組み合わせる助剤(カップラー)によって多様な色調を表現でき、染毛力と持続性に優れるため、多くの白髪染めやお洒落染め製品の主成分として配合されている。
一方で、高いアレルギー誘発性を持つ物質でもあり、特にパラフェニレンジアミンをはじめとする類縁体は、接触性皮膚炎(かぶれ)の主因となることが知られている。そのため、使用前のパッチテストによる安全確認が極めて重要とされる成分である。

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