細胞膜複合体

細胞膜複合体

リトル用語事典 2026.09.03 公開

0

細胞膜複合体(さいぼうまくふくごうたい)

CMC。Cell Membrane Complexの略。
CMCは、タンパク質と、セラミド、コレステロール、18-MEAなどの脂質で構成されており、ラメラ液晶構造と呼ばれる特殊な構造を作っている。
CMCが担う役割は二つある。一つは、ウロコ状のキューティクル同士をしっかりと接着する、接着剤のような役割である。もう一つは、水分やパーマ剤などの薬剤の通り路となることである。CMCは、髪の内部で細胞間を接着しながら、必要な成分が浸透するための重要な経路としても機能している。

毛髪においては、主に以下の2箇所に存在し、重要な役割を果たしている。
1.キューティクルCMC
キューティクルの層と層の間に存在し、キューティクル同士を接着する役割を担っている。また、水分や薬剤の通り路にもなる。
18-MEAは主にキューティクルCMCに存在する。
2.コルテックスCMC
コルテックスとコルテックスの間に存在し、コルテックス同士を接着する役割を担っている。水分保持や薬剤の通り路にもなる。
18-MEAはほとんど存在しない。

CMCの構成成分は、セラミド、コレステロール、18-MEAなどである。
・セラミド:脂質の一種で、水分を保持する重要な役割を果たす。
・コレステロール:同じく脂質の一種で、ラメラ構造の形成に関わる。
・脂肪酸:脂質の一種で、疎水性に関わる。
・18-MEA(18-メチルエイコサン酸):キューティクルの最表面に存在し、疎水性や滑らかな手触りに寄与する。

ご質問はこちら

ログイン、もしくは会員登録いただくと、質問できます。

もっとみる
×

タイトル

説明文