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リトル美容専門学校 24限目!!

目次

■ストレートパーマ⑥■

リトル美容専門学校 24限目 ストレートパーマ⑥

【リトル美容専門学校閉校のお知らせ】

リトル美容専門学校は、次回の25限目をもって閉校し、リトル美容学校チャンネルへ統合します!

今後は、アプリ専用コンテンツとしてパワーアップし、動画で配信していきます!

アプリ内「今日から使える!イチ押し講座」から「リトル美容学校チャンネル」をタップしてご視聴ください!

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※App StoreまたはGoogle Play ストアにジャンプします。

※通信費がかかります。

※PCへのインストールはできません。

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では授業を始めます!

前回の授業では、うねり毛に対するダブル軟化法について勉強しました。

この授業では、ストレート施術の基礎を勉強していきます!

まずは、熱による毛髪の変化と癒着についてです!

アイロンストレート施術では、アイロン熱を用いてクセの形状で曲がっていたキューティクルを直毛に沿うように整えながら、ツヤと形状安定を付与していきます。

1剤の軟化を均等に行うことは重要ですが、ストレートにした髪にはコルテックス内にダメージによる吸水ムラが起きているので、2剤の浸透時に吸水ムラによる変形と再結合が同時に起こってしまう可能性があります。

アイロンの第一の目的は、その内部変形をキューティクルケラチンの熱効果で外部から抑え込み、全体の変形を最小限にとどめ、2剤で髪のクセが戻らなくすることです。

アイロンの第二の目的は、ケラチンのガラス転移点を利用して、コルテックスやキューティクルの形を戻らないように変形させることです。

ガラス転移点って何?って思われた方のために簡単に解説します!

ガラス転移点とは、ガラス状の固い状態の物がゴム状に変わる温度のことです。

ガラス転移点は、CMCの場合は85℃、ケラチンの場合は105℃といわれています。この温度によって、髪にしっかりと成分を入れていきます!

しかし、アイロンの温度管理は非常に難しいです…

衣服のアイロンをやったことがある人は分かると思いますが、完全ドライしたウールのスカートのしわをアイロンで伸ばすのは困難ですが、霧吹きや蒸気で少し濡らしておいて温度を下げることでしわが伸ばしやすくなりますよね?

これは、内部に残っている水分を利用して、105℃ぐらいの圧縮蒸気をアイロンで毛の内部に発生させて、その力を借りてウールのガラス転移温度を下げているからです。

髪も同様に、圧縮容器のような密閉された構造であることを利用して、アイロン前の乾燥を80%ドライにすることで、圧縮蒸気を髪の内部に発生させてガラス転移温度を下げることができます。

この方法により、安定したストレートを作り出すことができ、105℃以上の圧縮蒸気はSS/SH交換反応も促進するため、軟化不足であってもコルテックスの歪みを取りながら髪を伸ばすことができます。

CMCが不足している場合はアイロンの高熱によりケラチンであるコルテックス同士が癒着してしまわない様に、ポリアミンAEEの熱変性をおさえる仕組みを利用して、アイロン施術前にリケラミストを髪に浸透させておきましょう!

癒着毛になるとパーマ剤やカラー剤が浸透しなくなり、水の呼吸もできなくなるため、バサついた硬い髪質に変わってしまいます…

コテ・パーマ・アイロンストレート・ホット系パーマの熱処理では、癒着させないよう最大の注意が必要になります。

今回はここまでです。

次回の授業では、2剤塗布時の発熱とストレートパーマの戻りについて勉強します!

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