■ストレートパーマ③■
リトル美容専門学校 21限目 ストレートパーマ③
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では授業に入っていきます!
今回の授業では、「うねり毛の原因と対策」について勉強します!
うねり毛は固定部の形が直毛と同じで真っすぐであるのに、
大気に触れて乾燥すると直毛が曲がってクセになるタイプです。
細毛の乾燥毛によく見られるクセで、湿らすと毛間の固定部の形である直毛を思い出すものの、乾くとクセになる異常毛です。
うねり毛の原因は、下図のように、周りはオルトコルテックスの特徴である細毛・乾燥毛を示しながら、
髪の内部に硬い芯のようなパラコルテックス部分が局在することにあります。

うねり毛のオルトコルテックス・パラコルテックスは、縮毛や羊毛にみられる顕著な構造のモノではなく、
右寄り、左寄りのように中間的な存在です。
このような局地的なコルテックスのムラが生じる原因は毛乳頭における血流量のムラが原因と考えられ、
血液が多く供給されたコルテックスはパラコルテックス寄りになり、
血流量が不足してできたコルテックスはオルトコルテックス寄りに熟成されます。
例えば、子供のころ直毛であっても加齢によって毛乳頭に流れ込む血液の状態が悪化すると、
ハチの上にうねりが生じたり、妊娠など貧血状態が続くとうねり毛になるなど、
頭皮の血液の流れが直接的にクセに影響します。
うねり毛をストレートにするために強いS1タイプのチオグリコール酸で軟化しても、
芯の部分のS2環境にあるS-S結合が均等に軟化されないために、
ダメージでボロボロになりながらもクセは残るという問題が生じます。
うねり毛には真の部分のS2環境にあるS-S結合を前処理でS2タイプのアルカリシステアミンを用いて切断し、
次にS1タイプのチオグリコール酸で本軟化する“ダブル軟化法”を選択します。
今回の授業はここまでです!
次回は、縮毛の原因と対策を勉強します!