遅延型アレルギ-

遅延型アレルギ-

リトル用語事典 2026.09.03 公開

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遅延型アレルギ-(ちえんがたあれるぎー)

原因物質(アレルゲン)に接触してから症状が現れるまでに半日〜数日(24〜48時間後がピーク)という長い時間がかかるアレルギー反応のこと。

1. 第1段階:感作(かんさ)の成立
初めてその物質に触れたときや、数回〜数年間にわたって日常的に接触している間は、皮膚の赤みやかゆみといった症状は現れない。しかし、接触が繰り返されるうちに、皮膚から侵入した原因物質(抗原)を体内の免疫細胞(リンパ球など)が捕らえ、これは排除すべき敵であると記憶する。この、体内にアレルギーのスイッチが入った状態を「感作が成立した」という。

2. 第2段階:惹起(じゃっき)=アレルギー発症
いったん感作が成立した後に、再び同じ原因物質に触れると、すでに待ち構えていた免疫細胞が一斉に激しい攻撃を開始する。これにより、皮膚の細胞が傷つけられ、強いかゆみ、赤み、腫れ、水ぶくれなどのアレルギー症状(主にアレルギー性接触皮膚炎など)が引き起こされる。

「これまで何年も問題なく使えていたから大丈夫」と思っていた化粧品やヘアカラー剤でも、使用を繰り返して接触回数が重なるうちに感作が成立し、ある日突然アレルギー症状が出ることがある。

物質に触れてすぐではなく、数時間から24時間以上(ピークは24〜48時間後)という、少し時間が経ってから症状が現れるのが特徴。

そして、一度感作が成立してアレルギー体質になると、その記憶は生涯にわたって体内に残ることがほとんどである。期間が空いたとしても、再び同じ物質に触れれば、高い確率で再発、あるいはさらに重篤な症状を引き起こすことがある。

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