軟化過剰(なんかかじょう)
主にパーマや縮毛矯正などの施術において、還元剤の作用によって毛髪が必要以上に柔らかくなりすぎた状態を指す。元に戻ろうとする力がなくクリープが起こらない状態。
軟化過剰の状態
- 毛髪がブヨブヨとした状態になり、弾力やコシを失う。
- 濡れた状態で引っ張ると、容易に伸びたり、切れたりする。
- 健康な毛髪と比較して、非常にデリケートな状態になっている。
軟化過剰が起こる原因
- 還元剤の濃度が高すぎる。
- 還元剤の反応時間が長すぎる。
- 毛髪の状態(ダメージレベルなど)に対して、薬剤のパワーが強すぎる。
軟化過剰の問題点
- その後の酸化処理(パーマの2剤、縮毛矯正のアイロン処理など)を行っても、希望のウェーブやストレートが得られない可能性が高い。
- 毛髪が極度にダメージを受け、最悪の場合、断毛につながることもある。
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