熱変性毛(ねつへんせいもう)
ドライヤー、ヘアアイロン、コテなどの熱によって、毛髪のタンパク質(主にケラチン)が変質してしまった状態の髪を指す。縮毛矯正やデジタルパーマなど、高温の熱を使用することで起こるダメージ。
熱変性毛の特徴
- 硬化
熱によってタンパク質が凝固し、髪が硬くゴワつくことがある。
- 乾燥
水分を保持する能力が低下し、パサつきやすくなる。
- 脆化
髪の内部構造がダメージを受け、切れやすくなる。
- ツヤの低下
キューティクルが損傷し、光を均一に反射しにくくなるため、ツヤが失われる。
- パーマやカラーの反応不良
タンパク質の変性により、薬剤が均一に作用しにくくなり、パーマがかかりにくい、カラーの色ムラが生じやすいなどの問題が起こることがある。


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