中間処理(ちゅうかんしょり)
パーマやカラーリングなどの施術工程において、メインの薬剤処理と次の工程の間に行われる様々な処理。例えば、前の工程で使用した薬剤をしっかり洗い流し、薬剤の作用を止める処理など。
中間処理の目的
- 薬剤の残留アルカリや過酸化水素などを除去する
これらが毛髪に残ると、ダメージの進行や色の変化などを引き起こす可能性があるため、中和したり分解したりする。
- 毛髪内部のpHを調整する
次の薬剤の反応を適切に進めるために、毛髪のpHを理想的な状態に近づける。
- 栄養分や補修成分を補給する
施術によるダメージを軽減し、仕上がりの質を高めるために、PPT(ポリペプチド)や油分などを補給する。
- 毛髪の状態を安定させる
次の工程での負担を減らすために、毛髪の状態を一時的に安定させる。
中間処理の例
- パーマ1剤の後のpH調整やPPT塗布。
- カラー後の残留アルカリ除去やキューティクル収れん処理。
- 縮毛矯正の1剤後のアイロン前の保護剤塗布。
ご質問はこちら
ログイン、もしくは会員登録いただくと、質問できます。