角質(かくしつ)
主に皮膚の最も外側の層である角質層(かくしつそう)、またはその角質層を構成する角質細胞(かくしつさいぼう)のことを指す。
皮膚における角質
- 角質層
表皮の一番外側にあり、厚さはわずか0.02mm程度である。レンガのように並んだ扁平な角質細胞が何層も重なってできている。
- 角質細胞
核を失い、扁平になった細胞で、内部は主にケラチンというタンパク質で満たされている。
- バリア機能
角質層は、外部からの刺激(紫外線、乾燥、細菌など)の侵入を防ぎ、内部の水分が蒸発するのを防ぐ、非常に重要なバリア機能を果たしている。
- ターンオーバー
角質細胞は、基底層で生まれた新しい細胞によって押し上げられ、徐々に表面へと移動し、最終的には垢となって剥がれ落ちる。この一連の過程をターンオーバーと呼ぶ。

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