リトル用語事典

液晶性コレステロール法

2025年06月20日

液晶性コレステロール法(えきしょうせいコレステロールほう)

毛髪内部のCMC(細胞膜複合体)のラメラ構造を修復・再構築するために、ナノ化CMCと液晶性コレステロールを利用する技術を指す。

液晶性コレステロール法の原理

ヘアカラーやパーマ、乾燥などのダメージによって、CMCのラメラ構造が乱れたり、CMC成分が流出したりすると、毛髪の水分保持能力が低下し、パサつきやゴワつき、ツヤの低下につながる。
液晶性コレステロールは、水と油の両方の性質を持ち、規則正しい分子配列(液晶構造)を形成しやすい特性がある。
「液晶性コレステロール法」では、この液晶性コレステロールをヘアケア製品に配合することで、ダメージによって乱れたCMCのラメラ構造に浸透し、その配列を整え、再構築することを目指す。
液晶性コレステロールがラメラ構造を修復・再構築することで、毛髪内部の水分保持能力が高まり、しっとりとした潤い、まとまり、ツヤが改善されると期待される。

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