リトル用語事典

水素結合

2025年06月20日

水素結合(すいそけつごう)

電気陰性度の大きな原子(主に酸素原子Oや窒素原子N)に結合した水素原子Hと、別の電気陰性度の大きな原子(OやNなど)の持つ非共有電子対との間に働く弱い引力のことである(例:C=O・・・HN結合)。タンパク質の側鎖(横方向へのつながり)の結合に関わる。
髪に水が入ることで切断され、乾かすことで再結合する性質を持つ。寝ぐせが水をつけることで直るのは水素結合によるものである。
共有結合やイオン結合に比べると結合力は弱いものの、多数の水素結合が集まることで物質の性質に大きな影響を与える。

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