リトル用語事典

ヒドロキシラジカル

2025年06月20日

ヒドロキシラジカル

化学的に非常に反応性の高い物質で、活性酸素の一種。化学式では「・OH」と表記される。
美容や健康の分野では、主に細胞や組織を酸化させ、ダメージを与えるという側面から注目されている。

ヒドロキシラジカルの特徴

  • 非常に不安定で反応性が高い
  • 酸化力が非常に強い
  • 生体内の様々な分子(DNA、タンパク質、脂質など)と反応し、それらを酸化させる

ヘアケア・美容との関連性

  • 肌の老化

ヒドロキシラジカルは、紫外線、大気汚染、ストレスなどによって体内で生成され、肌のコラーゲンやエラスチンを破壊し、シワ、たるみ、シミなどの肌の老化を促進する要因の一つと考えられている。

  • 髪のダメージ

頭皮や毛髪においても、ヒドロキシラジカルは、毛髪のタンパク質を酸化させ、キューティクルの損傷、パサつき、切れ毛、ハリ・コシの低下などを引き起こす可能性がある。紫外線による影響などが考えられる。

  • 抗酸化成分の重要性

ヘアケア・美容製品には、ヒドロキシラジカルをはじめとする活性酸素の働きを抑制する抗酸化成分(ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノールなど)が配合されることがある。これらの成分は、酸化によるダメージから肌や髪を守ることを目的としている。

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