リトル用語事典

カパ

2025年06月20日

カパ

アーユルヴェーダのドーシャ(体質)の一つ。ヴァータ、ピッタ、カパの三つがある。

カパの特徴

アーユルヴェーダでは、宇宙の根源的な要素が組み合わさって、人間の体を構成する3つの主要なエネルギー(ドーシャ)が存在すると考えられています。そのうち、カパは主に「水」と「地」の要素から成り立っており、以下の特性を持ちます。

  • 重い(Heavy)
  • 冷たい(Cold)
  • 油性(Oily)
  • 滑らか(Smooth)
  • 安定した(Stable)

カパが司るもの

体内でカパは、主に構造と潤いを司ると考えられています。具体的には、

  • 結合(細胞や組織を結びつける)
  • 潤い(体液、粘液)
  • 安定性、持久力
  • 寛容さ、落ち着き

などに関わっています。

ヘアケア・美容との関連性

カパのバランスが崩れると、ヘアケアや美容の面で以下のような傾向が現れることがあります。

  • ヘアケア

髪が重く、ボリュームが出にくい
オイリーになりやすい
ベタつきやすい

  • 美容

しっとりとした肌だが、むくみやすい
セルライトができやすい
色素沈着しやすい

そのため、カパ体質の方や、カパのバランスが乱れていると考えられる場合には、軽量化や活性化を目的としたヘアケア・スキンケア、生活習慣が推奨されることがあります。

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