モデル
年齢58歳
髪=普通毛、直毛
月に1回白髪染め

背景
いつものメニューにフィトジアネーゼを組み込む
施術プラン
白髪染め カット トリートメント 頭皮ケア リマサリ にフィトジアネーゼを組み込む
工程
STEP 1白髪染め
根元1㎝ 1剤の5%ワクワクの種 カラープロモーション
総量10gにつきワクワクneo ポリK1滴
STEP 2放置
薬剤を混ぜて40分でお流し
STEP 3乳化
STEP 4しっかりお流し
STEP 5
ミュースキャルプシャンプー フォーカスケアでしっかり洗浄
1分放置 お流し
STEP 6
ヘアマゼラン シャンプー9gにフィトジアネーゼ1.5gを混ぜてシャンプー
STEP 7ヘッドマッサージ
放置1分 お流し タオルドライ
STEP 8
スチームしながら 濱崎式3種リケラミスト→
リケラエマルジョン→
ワクワクneo パワードベータ塗布
濱崎式3種リケラミストの作り方=(リケラミスト:ワクワクneo 3種混合原液:ワクワクneo いきいき:ワクワクの種 カラープロモーション 80:10:10:2.5 g)
STEP 9
スチームしながら放置1分
クーリング1分
STEP 10
ワクワクneo ヘマヘマ、
ワクワクneo キトキト
チェンジリンス お流し
STEP 11
クリームバス リマサリ塗布、マッサージ
お流し タオルドライ
STEP 12
ミュースキャルプ ローションでヘッドマッサージ
STEP 13
アウトバスでオイルエッセンス リマサリ塗布
STEP 14
ヘアカット ドライイング ドライカット
STEP 15
STEP 16仕上げ
考察
正直ジアミンが不活化されているのか肉眼や感触ではわからないが、リトルの検証結果を元にイメージして施術。
ジアミン除去を整理すると、例えばアレルギー反応を起こしやすいパラフェニレンジアミンを重合させ発色させるとアレルギーのリスクは大きく下がる。
酸化重合させた染料を元に作られた製品もあるが、それらはHC染料と表記されている。
すなわちフィトジアネーゼは酸化重合して染料化したものではなく残留している重合していないジアミンを除去する製品と考えられる。
そもそも酸化染料はパーマにおけるSS/SH交換反応のように重合と分解を繰り返しながら染まる。
メーカーが提示している40分で完全発色という目安の基、混ぜて40分で流しているが、カップ内での反応は緩やかで毛髪に接触すると反応が進む。
そのあたりを考えると、十分な放置時間を置いているが重合していないジアミンは存在していると考えられるのでフィトジアネーゼの使用は大変有効と考えられる。
カラー剤に含まれるアルカリ剤は①毛髪の膨潤 ②過酸化水素の活性化の一石二鳥の効果があるが、それらの効果がジャストとは限らない。10gに1滴ワクワクneo ポリKを混ぜることによって過膨潤を防ぐ。
0.1g単位で量れるスケールでも正確に量れないので10gに1滴を目安に配合する。
多少前後しても問題ない(効かせ過ぎないのが重要)。
まずは物理と技術でしっかり流すことが大切。
しっかりお流し、しっかり乳化、しっかり洗浄、しっかりお流し、ヘアケアもしっかりお流しが帰ってからのアレルギー発症を何より抑えると考える。
美容師の技術でしっかり流したのち、フィトジアネーゼを使用することで効果が得られると考える。
ヘアマゼラン シャンプーのポンプ1プッシュを3gとする。
フィトジアネーゼを1プッシュ0.5gの容器に入れ使用。
それぞれ1プッシュずつを混ぜ3回に分けて塗布し洗浄。
トリートメントをする前から髪が滑らかになるのを感じた。
今後の展開として、カラーのお流しでも使用できる毛穴洗浄ジェルがあれば、よりスパが充実すると思う。
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