モデル
年齢52歳
髪=細い、強いクセ毛、加齢毛、
3週に1回白髪染め
背景
3週に1回白髪染め、年に2回矯正サイクルのお客様。
くせが強いのでアルカリ矯正だったが加齢による変化で、リケラ矯正に移行。
今回で3回目のリケラ矯正。
写真で分かるようにリケラ部のほうは色落ちが少ない。
とはいえ、写真ほど気にならないのでカラーはリタッチオンリー
施術プラン
薬剤、放置時間、アイロン前水分量、アイロンのバランス配分において、特別アイロンを最小限にするような考えは持たず、しっかり効かせる施術を心がけた。
工程
リケラエマルジョン塗布&放置 お流し
こまめに炭酸で洗う
リケラプラス 3Dリノベータークリーム:リケラミスト(10:3)塗布
しっかり流して もう一度チェンジリンス
炭酸でお流し
考察
3週に1回 ワクワクneo 3種混合原液・ワクワクneo ハイエマルジョン・ワクワクneo パワードベータをされている。
還元剤濃度はメーカー自主基準くらいに収めている。
GMTの加水分解の過程で最初は疎水還元、後半は親水還元の性質を活かすため30分放置。
しっかりチェンジリンスによるムラの無い還元促進、加水分解の促進、溜め湯効果の洗浄。
シャンプーによる残留物の除去。
※野村先生浸透圧理論=水だとお漬物の塩分が抜ける・塩水だと抜けない。
即ちチェンジリンスは洗浄だけではなく薬剤のリターン効果も高い。
シャンプーで不要なものを落としチェンジリンスすると浸透圧で不要な薬剤は抜けやすい。
保水効果が欲しいため、ワクワクneo パワードベータを追加。
保水効果を上げるため粘性の低いオイルエッセンス リマサリを追加。
根元に付けてコームスルーで伸ばす事で毛先が乾きにくくならない。
アイロンは蒸気が出ている間は一定温度(水分が熱を吸収する)水分が飛んだ瞬間に一気に毛髪温度が上がる。
しっかり水分を抜きつつ抜ききらない事を理想とする。
中間処理をすると乾きにくくなるという意見が多いが、僕はがっつりして乾きすぎ防止をしっかりする派。
2剤は800g使用 6%を半分に薄める アルカリの場合は1.5%
ワクワクの種 シブミンEXは原液を泡で塗布。上からリケラエマルジョン。
感想としてはもっと早くリケラに変えておけばよかった。
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