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〚復刻〛教えて!教えて!肌と髪の疑問(4)

これは、2005年~2006年に投稿していた【教えて!教えて!肌と髪の疑問】を移殖・復刻したものです。

Q.今はラ*ラ*トリートメントを使っています。最近勧められてワクワクのPPTを使っているんですが、ホームページに書いてあるワクワクトリートメントをやってみようと思います。大阪のメーカーさんのラ*ラ*との違いなんか知っていたら教えてください。

A.ラ*ラ*トリートメントのお話ですね。他社さんなのでコメントはしにくいですが、良いトリートメントです。分かりやすくするために簡単に比較しながらお話しますね。

ラ*ラ*トリートメントはラ*ラ*メ1を髪をブロックにわけて注射器で少量ずつつけてはコームで中間~毛先に伸ばしていきます。根元にはつけませんね。ワクワクを使う場合は3種混合5倍希釈を全体につけて加温してPPTを髪に浸透させてから特トリを使います。特トリの使用量はミディアムでも12ml程度を目安にしてください。実際はそれより多くなることもありますが、塗布量が多すぎると失敗します。付けた後で毛先は揉みこみをしてネチャっという感覚を感じたらプレーンリンスをします。特トリは滑らないオイルで、ラ*1とは風合いは異なりますが機能としては同じ働きをします。ダメージが3以上の人なら3種混合の浸透後にトイトリを全体につけて中間~毛先に特トリをつけて馴染ませ、毛先は揉みこみを行い、ネチャ感がでてきたらもう少し時間をおいてプレーンリンスとなります。トイトリは高分子シルクを多く含んでいますので髪がしっとり若返ります。

ラ*の場合はプレーンリンス後はタオルドライし、ドライヤーで完全にドライしてからラ*2をつけます。ラ*2はアルコールとケラチンが入っています。このトリートメントは中間でPPTを使っています。私たちは髪の毛のダメージ補修の形として、PPT、低分子保湿剤、オイルの順に入れるように指導しています。ラ*ラ*トリートメントはオイル(ラ*1)が先でPPT(ラ*2)の順ですので私たちの考え方とは少し違います。そしてアルコールが飛ばないうちにその上からラ*3を塗ります。この方法はアルコールの苦手な人や冬場は寒いので嫌がる人がいます。また、ラ*2をいっぱい付けるのでアルコールの影響でカラーの色落ちがあります。これは欠点です。そしてお流しします。

私たちは3種混合3倍希釈液でPPTと低分子保湿剤を入れて、トイトリや特トリでオイルを入れていますので、後処理は架橋とダメージ保護のためにヘマヘマ5倍をつけてなじませた上に、トイトリと滑るオイルであるマネージャーの裏技オイルをまぜたもの、あるいはトイトリを付けたあとで、中間~毛先に裏技オイルをつけて揉みこみます。アルコールが苦手なお客様やカラーのお客様にも対応できます。十分にトリートメントが髪についたら加温します。特にダメージレベルが4以上のお客様には加温は非常に効果的です。3以下ならば揉みこみで自然放置でもいいですね。熱のかけ方としてはとくに蒸気などで蒸したり、キャップをして遠赤外線がいいです。圧縮蒸気を出すパルッキーをお持ちの方は毛先に蒸気をあてながらコーミングしてください。熱によってゆっくりと時間をかけて浸透させればトリートメントの持ちもあがります。アイロンを使う場合はこのあとでタオルで余分のトリートメント剤をふきとり、ドライヤーでブローしながら70%乾かし、キューティクルが湿っていて束になるような状態で髪温度が80度ぐらいになるようにアイロンをするといいと思います。ガラス転移点である120度まで上げることも理論的には持ちがよくなり結果も出るのですが、集中トリートメントを希望するお客様は毛先は相当傷んでいますので、毛先は少なくても温度は80度まででしょうね。中間でも髪質改善でPPTを入れることができますが、その場合はヘマヘマの前に入れてください。また、髪がビビッているお客様の場合はドライ後さらにキトキト20倍を毛先につけてから再度ドライしてアイロンが効果的です。ちょっとめんどくさいかな。分からない個所があれば聞いてくださいね。

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