融解毛

融解毛

リトル用語事典 2026.09.03 公開

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融解毛(ゆうかいもう)

髪のタンパク質が過度な熱や強力なアルカリ剤の影響を受け、文字通り「溶けた」ような状態になってしまう非常に深刻なダメージ毛のこと。ポーラス毛が内部に空洞が空いた「スカスカ」の状態であるのに対し、融解毛は髪の構造そのものがドロドロに崩壊し、質感が著しく変化してしまうのが特徴である。

融解毛は、主に「極端な熱」と「過剰な化学反応」によって引き起こされる。
髪が濡れた状態で高温(180°C以上など)のアイロンを当てることで、内部の水分が爆発的に沸騰する「水蒸気爆発」が起こる。これによりタンパク質がドロドロに溶け、その後冷えて固まることで、髪が針金のように硬くもろくなる。
ハイダメージ毛に対して強すぎる縮毛矯正剤やブリーチ剤を反応させると、髪を形作っている結合がすべて切断され、髪が自身の重さに耐えられず、糸を引くように溶けてしまうことがある。

融解毛の主な症状は、濡れるとヌルヌル・テロテロすることである。指で触ると髪が溶けているような感触があり、引っ張るとどこまでも伸びて、最後には千切れてしまう。一方で、乾くとカチカチ・ゴワゴワになる。溶けたタンパク質が不規則に固まるため、柔軟性が一切なくなり、手ぐしも通らないほど硬くなる。
融解した部分が乾燥して縮れると、いわゆる「ビビリ毛」と呼ばれる、チリチリとした収拾のつかない状態になる。
融解してしまった髪を元の状態に戻すことは非常に厳しい。そのため融解毛にならないように細心の注意を払って施術することが必要である。

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