うねり(うねり)
まっすぐではなく、波打ったように湾曲したり、ねじれたりしている髪の状態。
固定部の形が直毛と同じでまっすぐだが、大気に触れて乾燥すると直毛が曲がってクセになるタイプの髪。乾いたときにクセが出やすい。
「うねり」の程度や形状は様々で、軽いウェーブ状のものから、強くねじれたようなものまである。この髪に対しては、前処理としてS2が多い部分に還元剤を使用して緩めるなどの対応が必要になる。
その主な原因は、水素結合とコルテックスの構造の偏りにある。毛穴の形は比較的まっすぐであるにもかかわらず、水を吸いやすいオルトコルテックスと、水を吸いにくいパラコルテックスが、うねり毛の断面内で不均一に存在している。外部環境が変化すると、性質の異なる二種類のコルテックスの水分量の差によって髪の内部にひずみが生じる。このひずみに加え、髪が乾燥して水分が少ない状態になると、うねりとなる。ウェット時には、水素結合が切断されるため、水を吸いやすいオルトコルテックスが特に膨らみ、クセが一時的にまっすぐに伸びるものの、ドライで強くクセが出るという特徴がある。
| くせ毛の種類 | 主な原因となる結合 | ドライ/ウェットでの見分け方 |
|---|---|---|
| 波状毛 | ジスルフィド結合(S-S結合) 毛包の形状 | ドライ・ウェットに関わらずウェーブの形が変わらない |
| うねり毛 | 水素結合 性質の異なるコルテックスの偏り | ウェット時にクセが伸びるが、ドライで強くクセが出る |
| 縮毛 | S-S結合と水素結合の両方 性質の異なるコルテックスの極端な方より(バイラテラル構造) | ウェットでクセは多少伸びるが、強い「ねじれ」は残る |

ご質問はこちら
ログイン、もしくは会員登録いただくと、質問できます。