皮下組織(ひかそしき)
皮膚の最も内側に位置する層 のことである。真皮の下にあり、主に脂肪細胞(脂肪組織)と疎性結合組織から構成されている。
皮下組織の主な構成要素
- 脂肪組織
脂肪細胞が多数集まっており、エネルギーの貯蔵、断熱、衝撃吸収の役割を担う。
- 疎性結合組織
コラーゲン線維や弾性線維などがまばらに存在し、脂肪組織を支える。血管や神経も通っている。
皮下組織の主な役割
- エネルギー貯蔵
過剰なエネルギーを脂肪として蓄える。
- 断熱
体温を保持する。
- 衝撃吸収
外部からの衝撃を和らげる。
- 体の輪郭形成
脂肪の分布によって体のラインを作る。
- 血管や神経の通路
真皮やさらに深い組織へと続く血管や神経が通る。

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