リトル用語事典

油脂

2025年06月20日

油脂(ゆし)

常温で液体のものを油(あぶら)、固体のものを脂(あぶら)と区別する ことが多いが、化学的にはどちらもグリセリンと脂肪酸のエステル であるトリグリセリドを主成分とする物質の総称として扱われる。

油脂の主な構成要素

  • グリセリン

アルコールの一種。

  • 脂肪酸

炭素と水素からなる鎖の末端にカルボキシル基(-COOH)を持つ有機酸。様々な種類があり、飽和脂肪酸や不飽和脂肪酸などが存在する。

ヘアケア・美容との関連

  • 保湿

油脂は皮膚や毛髪の表面に油膜を形成し、水分の蒸発を防ぐことで保湿効果を発揮する。

  • 保護

外部からの刺激や乾燥から皮膚や毛髪を保護する。

  • エモリエント効果

皮膚を柔らかく滑らかにする効果がある。

  • 洗浄

石鹸は油脂をアルカリで鹸化したものであり、洗浄成分として用いられる。また、クレンジングオイルなどの油性クレンジング料は、油性の汚れを落とすのに利用される。

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