■クリープパーマ①■
リトル美容専門学校 16限目 クリープパーマ①
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では授業に入っていきます!
今回の授業では、『クリープパーマ』を勉強します。
クリープパーマは、カールの内側にも外側にも結晶構造に大きな乱れをつくります!
先に結晶構造の乱れについて復習も兼ねて説明します。
髪をカールさせるということは、本来安定している髪の形状を変えることになるため、髪の結晶構造に乱れが発生します。
パーマの種類によって、結晶構造の乱れに違いが出ますが、クリープパーマの場合は、カールの内側にも外側にも結晶構造に大きな乱れを起こします。
そのため、髪を濡らしても乾かしてもウェーブを保つことができるのがクリープパーマの特徴の1つになります!
しかし、施術工程でつくった結晶構造の乱れはしっかり補修する必要があります。
補修には、高分子ケラチンやアミノエチルジスルフィドケラチンの使用が効果的になります。
クリープとは、「ゆっくり動く」、「ずれる」、「たわむ」という意味です。
パーマ施術では、中間水洗で還元剤やアルカリ剤を除き、軟化を止めた状態で加温してCMCを緩め、コルテックスを少しずつ動かしてクセをつけるという応力緩和を利用することをいいます。
クリープパーマの最も重要な点は、髪を均等に軟化することです!!
この均等軟化の成功には、ロッドを巻いたときに生じるマクロやミクロの歪みを解消させることが必要です。
ここには書いていない様々な理由がありますが、均等な軟化を進めるには、アルカリシステアミンの選択をお薦めします!
今回は「均等軟化」について勉強しました!
次回はクリープパーマの「熟成」について勉強します!