Q.今日、縮毛矯正とワクワクTrをして、大変良い仕上がりになったお客様がニューヨークへご旅行の予定があるらしく、現地の水がTrした髪にどのような影響を及ぼすのかを大変気になさっていました。外国の生活用水について、もし何か分かることがあれば教えて頂きたいです。
A.水道水と髪質から考えると、硬水といってミネラルがとても多い水は髪も硬くごわごわになりやすいです。硬水の水道水はソウル、北京、チリ、ペルー、ローマ、パリなどがあげられます。ニューヨークは硬水ではなく、かつ水道水が飲めるので心配は少ないですね。
水道水が飲めるということは硬水ではないということ、あるいは細菌などで汚染されていないということです。ロンドンや香港、シンガポール、シドニーも水道水をそのまま飲むことができるそうです。ちなみに細菌汚染により飲めないのはフィリピン、インドネシア、インド、イラク、エジプト、メキシコ、チリ、ペルー、イタリアなどが挙げられます。
国外で気を付けることは、シャンプー剤の強さです。日本製は基本的には髪に優しく皮脂を余分に落としすぎないタイプのシャンプー剤ですが、外国製は皮脂をよく落とすタイプのものが主流です。トリートメント剤で補った油分を根こそぎ落とせば髪はガサガサになりやすいですので、日本からシャンプーやトリートメントは持って行ったほうが賢明です。あと、ニューヨークは零下で寒く、乾燥しているので、ヘアオイルは必要ですね。肌の方も相当に傷みますので、保湿ローションとクリームは必要だと思います。