【目的】

カラーの繰り返し、ハイライト、マリンスポーツでの紫外線や海水によるダメージのある髪の手触りを良くして、短い施術時間でも納得のできる仕上がりにする。

  

【モデル】

30代女性。多毛。ダメージレベルは3。カラーを繰り返しており、半年前にハイライト、1ヵ月前にマリンスポーツをされて、紫外線や海水によるダメージがある。毛先のごわつきが気になる。

before
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【方法】

STEP 1ヘアマゼランシャンプー <疎水化>

ヘアマゼランシャンプーで汚れを落とし、髪を疎水化した。

STEP 2水洗

水洗後、水分をしっかりふき取った(握っても水分が垂れない程度)。

STEP 3ヘアマゼラン ゼロ <骨格の均整化>

ヘアマゼラン ゼロ10gを、まず毛先から、その後中間までなじませた(約2分)。毛先の質感が変わってきたらチェンジリンスし、水分をしっかりふき取った(握っても水が垂れない程度)。

STEP 4ヘアマゼラン ウン <路づくりとCMC補給>

ヘアマゼラン ウン10gを、毛先から中間に塗布してなじませた。

 

STEP 5ヘアマゼラン ドイス <PPTの補給>

ヘアマゼラン ドイスをフォーマーで塗布(握っても水が垂れない程度)し、路づくりとPPTを補給した。

STEP 6分子運動

その後、超音波アイロンをして髪の表面から内部に均等に浸透させた。

STEP 7ヘアマゼラン トレイス <外部補修>

ヘアマゼラン トレイス10gを塗布して外部補修した。

STEP 8分子運動

その後、再度超音波アイロンをして髪の表面から内部に均等に浸透させた。

STEP 9水洗

STEP 10ドライ

STEP 11アイロン140℃ <ケラチンの定着>

140℃のアイロンをスルーし、ケラチンを定着させた。

STEP 12仕上げ

仕上がり
仕上がり
仕上がり
  

【結果】

毛先のごわつきが収まり、柔らかい質感にすることができた。ドライ、アイロン以外の工程をシャンプー台で行い、短時間でのヘアマゼラン システムトリートメントを行うことができた。

  

【考察】

多毛のモデルだったため、重くなりすぎないようにトリートメントの塗布を中間に溜まり過ぎないようにしたのが良い質感への結果に繋がった。また、水洗後のタオルドライでの水抜き、トリートメントをしっかりなじませた事が良い結果に繋がった。今回のモデルよりもダメージレベルが高い場合はゼロを塗布した後、チェンジリンスではなくふき取ってヘアマゼラン ウンを塗布して対応することでよりダメージ毛の対応が可能だと思われる。短時間でのヘアマゼラン クワトロ システムトリートメントを行うことができた。