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〚復刻〛教えて!教えて!肌と髪の疑問(8)

これは、2005年~2006年に投稿していた【教えて!教えて!肌と髪の疑問】を移殖・復刻したものです。

Q.ラ*ラ*トリートメントなんですが、私も使っていまして、カラーや縮毛矯正には、かなり効果的で初体験の時、びっくりしたのを憶えています。教えて!教えて!肌と髪の疑問(4)に書かれてある様にNo2のアルコールに少し疑問を持ちつつも結果良いので使用しています。

そこで、ワクワクの使用方法を拝見させて頂いて、納得しました。少し解りにくい箇所がありましたので教えてください。

3種混合5倍希釈→特トリ→揉み込み→プレーンリンス→ヘマヘマ5倍希釈→トイトリ→裏技オイル。基本的な流れは、これでよいのでしょうか?この後にトイシャン→トイトリと進めばよいのでしょうか?

それと、この順序でプレーンリンスをしないでカラー・パーマ・矯正の施術に入っても大丈夫でしょうか?セミナーで頂いた資料に各施術について説明されている方法が良いと思いますが、これで問題がなければラ*ラ*の様な質感に近くなるのか、または、それ以上の効果が出るのかどうなんでしょうか?

A.トイシャンははじめに行います。汚れを落とし、トリートメント成分を入りやすくします。それから3種混合の5倍希釈です。ドライヤーでドライしてから付けると浸透が早くなります。ダメージが3以上であれば3倍希釈ぐらいを用いたほうが良いかもしれません。髪質改善をしたければ、ここでシードPPTをオンします。加温は効果的です。もちろん蒸すような方法で行います。ドライヤーで乾かしてはいけません。圧縮蒸気は時間短縮になります。蒸発して乾燥してしまったなと感じたら、3種の5倍希釈をスプレーで髪全体を湿らせておいてくださいね。余熱が残るうちに特トリを根元は避けてつけます。ラ*ラ*をお使いだったら分量はラ*1で用いている程度で十分です。初めて取り扱う人であれば最初に全体にトイトリをつけてコーミングで均一に浸透させてから、特トリを中間~毛先に少量(10mlぐらい)馴染ませて揉み込んだほうが失敗しません。揉み込みでネチャ感が出てきます。髪にすべらないオイルであるCMCオイルがまとわりついてきたことを意味します。プレーンリンスに移る判断はお客様のできあがりの好みや施術の種類(ウエーブを出したいかストレートか)によりますが、ネチャ感を感じて早めに流せば軽めの髪に、時間を少し置けば重めの髪に仕上がります。

プレーンリンスで表面に過剰に残っているCMCオイルを落とします。すべらないオイルであるCMCはこの後に使うすべるオイルの下地となれば良く、混ざる必要はないのです。これは例えば錆び止め液が乾いてからその上にペンキを塗るのと同じです。錆び止めがべたべたしている上にペンキを塗ることはタブーです。プレーンリンスは見直しのチャンスです。最初はネチャ感のタイミングが分からずにすべらないオイルがつきすぎることがあります。重たくなるなと思ったら、プレーンリンスの前に軽くシャンプーをしてみてください。表面のすべらないオイルを少し落とします。

よくタオルドライして次にヘマヘマを浸透させて導入した高中低分子PPTとCMCオイルのかたまりをしっかりさせるために架橋します。髪質改善のコースではヘマヘマの前に髪質改善PPTを付けておきます。ヘマヘマの後はキトキトでキューティクルをしめたほうが良いです。10倍希釈のキトキトをスプレー、あるいはフォーマーポンプで泡状にしてつけて馴染ませます。そしてトイトリを全体につけて、毛先のダメージが高い個所には裏技をつけて、染み込むタイムです。当然加温あるいはスチームがいいです。あとはお流ししてタオルドライ、濡れている状態でトイジェルエッセンスを軽く全体に、毛先が傷んでいたら裏技オイルを少しつけてドライヤーで乾かしましょう。アイロンを用いたいストレートのトリートメントのときは、キトキトの後でトイトリを全体に軽くつけ、毛先は裏技オイルを馴染ませてコーミングで均一にのばした後、ドライヤーで乾かし、アイロンをスルーしましょう。髪が80度ぐらいになればいいです。それから全体にトイトリを再度しっかりつけてクーリングダウンしながら10分おきましょう。後は同じです。カラー直後の場合はトリートメントをつけて加温する施術法は色落ちを招きます。そのようなケースでは前処理がいいでしょう。龍馬さんのご指摘どおり、プレーンリンスをしないでカラーに進んで、乳化で髪質改善PPT、ヘマチン、キトサンで乳化し、プレーンリンス、軽くシャンプーし、トイトリと続けます。3種混合で加温した髪にカラー剤に特トリと裏技オイルを10%混ぜてカラーを行う方法でも、カラーチェックOK後に特トリを馴染ませ、乳化する方法など、施術時間に応じて色々な組み合わせもあります。一番素直な方法はQさんのやり方でしょうね。矯正も良いですね。パーマはダレやすいですからプレーンリンスなしでは重くてウエーブがでにくくなるかもしれませんね。乳化タイプではないパーマ液(透明タイプ)はダレやすいかもね。ソニルは乳化タイプ(白色)ですからQさんのやりかたでもうまくいくように思います。マニュアルは失敗しないやり方ですから80点合格を狙っています。Qさんのやろうとしている方法は90点以上とれる方法ですが、慣れないと失敗もある方法です。失敗を恐れてはプロにはなれませんが、失敗を安易に繰り返してもいけません。良い結果が出たら教えてくださいね。

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