シリーズ【リトルのケラチン】全9回でお届けします。
第3回「特許技術が生んだ、ケラチンの革命児「AEDSケラチン」」
2018年まで、ヘアケアの世界における「骨格ケラチン」といえば、高分子ケラチンにプラスの電荷を付加させた程度のものでした。
その常識を覆したのが、リトル・サイエンティストです。
私たちは「高分子でありながら、たくさんのSS結合を持ち、かつプラスの電荷も併せ持つ」という全く新しいケラチンの開発に成功し、特許を取得しました。
これまで化粧品原料として存在しなかったこのケラチンを新規物質として新たに登録し、誕生したのが「アミノエチルジスルフィドケラチン(通称:AEDSケラチン)」です。
AEDSケラチンが「髪の強度を上げる」3つのポイント
このケラチンが圧倒的な補修力を発揮する理由は、その分子設計にあります。
-
ポイント1:マイナスの傷んだ髪に「吸着」する
ダメージを受けた髪は、マイナスの電荷を帯びています。AEDSケラチンが持つ「プラスの電荷」が磁石のように引き合い、傷んだ部分へ的確に吸着・浸透します。 -
ポイント2:多数の「SS結合」をキープする
高分子のまま髪の内部へ入り込み、髪を強くするために不可欠な「多数のSS結合」を持っています。 -
ポイント3:「SS/SH交換反応」で髪と一体化する
髪の内部で自然に起こる「SS/SH交換反応」も利用しながら、取り込まれたケラチンPPTが髪本来のケラチンと結びつき、文字通り「髪の一部」として一体化します。
還元剤との組み合わせで力を発揮する「活性ケラチン」
さらに、このAEDSケラチンのSS結合をあらかじめ還元剤で切断し、髪の内部へ届けるアプローチもあります。
これにより、ケラチンはより高い活性を持つ「活性ケラチン」へと姿を変え、髪の内部構造をすみやかに再構築するトリートメント剤として力を発揮します。
-
特徴1:SS結合をあらかじめ切断して活性化
還元剤によってAEDSケラチンのSS結合を切断することで、髪の内部で反応しやすい状態へと導きます。 -
特徴2:髪の内部でケラチン同士を結びつける
活性化されたケラチンは、髪の内部に入り込んだ後、SS/SH交換反応を利用しながら髪本来のケラチンと結びつきます。 -
特徴3:髪の構造そのものにアプローチ
単に髪の表面をコーティングするのではなく、ケラチン同士の結合を利用して、髪の内部構造を補修することを目指します。
まとめ
単に髪をコーティングするのではなく、科学の力で髪そのものを補修する。これこそが、リトル・サイエンティストの原点であり、最初期に開発された革新的な活性化ケラチン「AEDSケラチン」の大きな特徴です。
高分子でありながら多数のSS結合を持ち、さらにプラスの電荷も併せ持つ。この独自の分子設計によって、ダメージを受けた髪への吸着から、髪内部でのケラチン同士の結合まで、多面的にアプローチします。
ご質問はこちら
ログイン、もしくは会員登録いただくと、質問できます。