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【美しさとホルモン②】
女性の美しさとホルモンを正しく理解するシリーズ、第2回です。
さらに、女性の美と健康を追求し、賢く・美しく生きる女性を目指しましょう。
～愛情ホルモン オキシトシン～
女性が妊娠・出産するときに分泌するというオキシトシン。
通称「愛情ホルモン」。
母親にとって子どもは何にも変えがたい存在であることは言うまでもありませんが、
これ実は、オキシトシンの効果だったのです。
オキシトシンはもともと出産を促し、母乳を出すようにする効果があると言われていますが、
それだけではなく、オキシトシンが分泌されると
愛情が育まれ、信頼する気持ちが強まると言います。
女性が妊娠するとお腹の子に愛情が芽生えるのはそのためです。
また、オキシトシンは「パートナーとのスキンシップ」「人を親切にする」「動物とふれあう」など、
人や動物とのふれあいで分泌されます。
オキシトシンが分泌されると、幸せホルモン「セロトニン」の分泌も向上します。
子どもが抱っこをせがむのは、触れ合うことでオキシトシンとセロトニンが分泌されて
親の愛情、幸せを感じるため。
一方で、男性もオキシトシンを分泌していることがわかってきました。
父親は子どもと触れ合うことでオキシトシンが分泌されて、子どもへの愛情を育んでいくのです。
面白い研究結果が発表されています。
オキシトシンを投与した既婚男性は、
魅力的な女性がアプローチしてきても「うっとおしい」と感じる、というのです。
愛情を育むだけでなく、浮気防止のためにもパートナーとのスキンシップは非常に重要ですね。
