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パーマ③ 【春永さんのチュートリアル】

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  • このトピックには18件の返信、3人の参加者があり、最後に春永和信により2週、 4日前に更新されました。
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  • 投稿者
    投稿
  • #6754
    アバター画像リトル大学院 事務局
    キーマスター

    パーマ③ 【春永さんのチュートリアル】です。

    #7641
    春永和信
    モデレーター

    施術前の髪の状態
    5ヶ月前にパーマ 3ヶ月前 1ヶ月前にカットしている。
    刺激に弱く匂いにも敏感 ダメージは3〜4レベル

    目指す仕上がり
    カラーもおこなうので、パーマ液を肌にあてない用にする為
    クリームベースでパーマをおこない狙った場所のみのパーマ

    施術前の髪の状態から考えた施術工程

    1、リマサリシャンプー
    2、浸透促進10倍希釈
    3、3種混合+ネオミスト1:4
    4、軽めに水洗
    5、CA-H+リノベーター20%
    6、加湿7分
    7、しっかり水洗
    8、ヘマヘマ20倍希釈
    9、軽めに水洗
    10、3種混合+ネオミスト1:4
    11、いきいき5倍希釈
    12、スチーム15分
    13、シブミン5倍希釈
    14、ポリK10倍
    15、キトキト10倍希釈
    16、B2ローション6分✖️6分
    17、リマサリシャンプー
    18、ヘマヘマ10倍希釈
    19、キトキト10倍希釈
    20、カラー工程
    21、3種混合+ネオミスト1:4
    22、根元カラーノンパラ系➕ジェルエッセンス5%
    23、毛先カラー中性カラー
    24、ヘマヘマ、キトキトで乳化
    25、リマサリシャンプー
    26、ヘマヘマ10倍希釈
    27、キトキト10倍希釈
    28、シブミン5倍希釈
    29、3種混合+ネオミスト1:4
    30、リケラエマルジョン
    31、パワードβ
    32、リケラミスト
    33、ジャックオイル

    ●各施術工程の意図
    前処理
    1、リマサリシャンプーで余分な物を除去
    2 、クリームベースのため尿素の力で浸透を促す
    3、ボイド修復と内部に均一に薬剤を浸透させるため。
    クリープパーマ工程
    4、CA -Hにリノベーターを混ぜ粘性を上げ、CAのφ型ケラチンにリノベーターのAEDSを+する事で強度を上げる。
    還元剤によってリノベーターの活性も狙う
    6、今回のはクリームベースなので加温する事で分子運動が上がり、拡散、膨潤浸透を促す
    7、クリームなのでコールド液の2〜3倍流す
    8、ヘマチンで還元剤の不活化。
    10、3種+ミストでSS結合の強化とCMC補修し歪みをなめらかに解消させる。
    11、高分子ケラチンを入れる事でハリコシを出す。
    12、しっかりとした弾力を出すためミクロクリープを選択
    13、消臭効果、軽い収斂作用、タンパク質架橋。
    14、収斂させ余分な水分を取り除きS−S結合をずらす。
    15、2剤でブロム酸を使うのでphをコントロールし定着を良くするため。
    16、ハリコシを出す仕上がりにしたいためブロム酸を使用

    後処理
    18、ヘマヘマによる残留還元剤の不活性化やタンパク質やpptの架橋をすることで髪の補強やウエーブの定着や持続をよくする。
    19、キトキトによる残留アルカリを除去する。

    カラー前処理
    21、CMCによる路直し3種PPTによるボイドの穴埋めし髪の強度をあげる。

    カラー剤
    22、アレルギー予防と刺激緩和、ダメージ軽減の為ノンパラ系低アルカリタイプを使用。
    ジェルエッセンスの糖質で刺激緩和
    23、毛先はアルカリダメージを抑えるためにph⒍8のカラー剤を使用

    24、ヘマヘマはカラーの発色の促進
    キトキトはアルカリに傾く事で膨潤を起こしているので 酸の力で膨潤を抑え
    シャンプーに耐えられるようにする。
    後処理
    26、ヘマヘマで残留過酸化水素の除去、PPTの架橋
    27、キトキトで残留アルカリの除去し等電点に戻し
    28、シブミンで消臭効果、PPTの架橋
    トリートメント
    スリーステップと同じ原理
    29、ネオミストのナノ化CMCで路の修復しながら3種PPTを導入し補修
    30、リケラエマルジョンで接着型CMCによりコルテックス同士を接着させ、
    AEDSケラチンにより強化
    31、パワードベータで等電点にもどし擬似キューティクルと18MEAを再生することで
    艶を出す。

    アウトバス
    32、リケラミストのポリアミン効果でドライヤーの熱対応を行い
    AEDSケラチンでハリコシを入れる。
    仕上げ
    33、シルキージャックで柔らかさと艶を出す。

    改善点修正を加えた箇所
    なし

    修正の理由

    結果および考察
    艶感やハリコシもしっかり出ていました。
    肌刺激、刺激臭も無くお客様も喜んでました。

    Attachments:
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    #7691
    アバター画像成瀬由賀里
    参加者

    今回もよろしくお願いします。

    ④の水洗をした理由を教えてください。

    #7696
    春永和信
    モデレーター

    こちらこそよろしくお願いします
    水洗の理由は 今回最初に促進から3種混合+ネオミストをしっかり揉み込み内部補修をおこないます。使用薬剤がC A -Hにリノベーターを混ぜている為、水洗する事で表面に残った脂質成分を取り除き1剤の浸透の邪魔をせず還元させます。さらにリノベーターのセラミド保湿成分もしっかりきかせるイメージの為、軽めの水洗をしています。

    #7782
    アバター画像成瀬由賀里
    参加者

    ワインディングは4のタイミングで行っていますか?

    ⑧で還元剤の不活化させていくために、ヘマヘマ20倍にした理由は何でしょうか?

    #7783
    春永和信
    モデレーター

    5、CA-H+リノベーター20%→ワインド→6、加湿7分です。
    クリームなので必要な部分だけ塗布してワインドします。
    ヘマヘマは今回はクリームので為水洗が不十分になる可能性がある為、20倍にしてクリープ前に還元を軽めに不活性化をおこないます。スチームで時間を置くことでSS/SH交換反応を進めるイメージです。

    #7818
    アバター画像成瀬由賀里
    参加者

    10、3種混合+ネオミスト1:4
    11、いきいき5倍希釈
    12、スチーム15分
    13、シブミン5倍希釈
    14、ポリK10倍
    15、キトキト10倍希釈
    こちらの中間水洗ですが、順番に意味がありますか?髪質と絡めて、説明ください。

    #7820
    春永和信
    モデレーター

    今回の髪質の場合髪のダメージ補修や頭皮保護も考えていきます。
    定期的に繰り返しパーマやカラーなどでできたボイドの補修を、3種混合とネオミストを入れることでミストのナノ化CMCと液晶乳化セラミドでCMCを整え3種混合のPPTが通り補修していきます。
    髪の弾力が少し弱いのでいきいきを入れることで、低分子ケラチンと高分子ケラチンの作用により弾力を与えます。いきいきにはキダチアロエ葉エキスとカンゾウ根エキスが配合されているので、スチームを入れることでミクロクリープだけでなく3種ミストでの髪の疎水化、肌が弱いので生薬エキスにより炎症鎮静効果や保湿や抗炎症作用などで頭皮の保護もおこないます。
    その後シブミンによりパーマの残臭を消し軽い収斂ポリkの収斂作用による脱水をおこなうことでSーS結合をしっかりずらししっかりとしたウエーブをつけていきます。
    ブロム酸を使うのでキトキト成分のクエン酸などでphをコントロールし2剤の定着を良くしナノ化キトサンのガーゼのようなポリマー成分で髪表面を補修します。
    10〜15は髪の内部から表面に向かって補修するイメージで使用しています。

    #7841
    アバター画像成瀬由賀里
    参加者

    頭皮保護の観点であれば、ジャムゥローションの使用の方が効果があると考えます。

    また、22のジェルエッセンス5%添加ですが、私であれば、カラープロモーションを使用しますが。ジェルエッセンスを選んだ理由はありますか?

    また、ブロム酸と加水を使用するケースで、2剤を使い分けたりすることはありますか?

    例えば、髪質によって、加水にするとか、目指すゴールによって加水にするとか、、、。

    何か、2剤も使い分けをもしされるようでしたら、ご説明ください。

    #7849
    春永和信
    モデレーター

    ジャムゥローションの効果については試した事はまだありません。
    確かにアロエベラ液を50%配合していますし、ドクダミなどの抗炎症効果のあるものも入っているので頭皮保護になりますね。ありがとうございます。
    次にジェルエッセンスですが、すみませんカラープロモーションの間違えです。
    今回は敏感肌のため刺激緩和の観点から考え、保湿効果のある糖質である黒糖が配合しているカラープロモーションを選択しています。
    「ブロム酸と加水を使用するケースで、2剤を使い分けたりすることはありますか?」
    以前は一般的にハリコシを出したい時はブロム酸、しなやかさの時は加水と使い分けていましたが、B2ローションに変わってからはブロムだけどハリコシもあり柔らかく仕上がり、その後のトリートメントで十分な柔らかい仕上がりになるので、加水はパーマでは最近は使用していません。
    使い分けるなら縮毛矯正の酸性領域が好きなブロム酸と、アルカリ性領域の好きな加水の時に使い分けるくらいです。

    #7851
    春永和信
    モデレーター

    最初の頭皮保護ですが、赤味があったりする場合、当店ではピッタオイルを使用します。
    抗炎症効果とオイルの保湿の為に行うのですがどうでしょうか?

    #7854
    アバター画像成瀬由賀里
    参加者

    ピッタオイルは、敏感肌のタイプにお使いいただける商品です。
    皮脂に近いキャリアオイル4種【抗酸化、抗炎症】の中に、エッセンシャルオイルが配合しています。

    ピッタのエッセンシャルオイルの中でも、カミツレは肌に優しいです。
    肌や髪の健康や美容に様々な効果があるとされる成分です。 歴史的にも古くから医療や美容に利用されてきた成分であり、現代でも多くの化粧品に配合されています。 安全性が高く、肌荒れや乾燥、炎症を抑え、肌を整える効果や、髪の保湿や頭皮環境を整えます。

    カラー前に赤くなっていたり、少しかゆみや違和感を感じるときに事前保護のためにお使いいただくといいと思います。

    #7855
    アバター画像成瀬由賀里
    参加者

    最後の仕上げにシルキージャックを使用することが多いと思いますが、
    今回は、シルキージャックではなく、ジャックオイルを選ばれた理由はありますか?

    また、パーマスタイリングに必要なアウトバスの質感は何だと考えますか?

    #7856
    春永和信
    モデレーター

    ピッタの返信ありがとうございます。確かに痒みのあるお客様に使用した時は、痒みが出なかったと言われます。
    シルキージャックとジャックオイルの使いわけは単純にストレートかパーマで分けています。
    シルキージャックは髪をキューティクルCMCとコレステロールの力で柔らかくしキトサンでキューティクルを整えるのでストレートヘア向きかなと思います。艶感を更に出したい時はジャックオイルを上から追加します。
    ジャックオイルはウエットのような仕上がりとオイルだけどウエーブの持続が長いのでパーマスタイルの時は使用します。
    パーマスタイルのアウトバスの質感は単純かもしれませんが弾力と艶感でしょうか。
    ダメージなでウエーブがだれやすく、当然パーマ施術自体で、弾力などを入れ髪の状態を良くする事が大事ですが、アウトバスに関しては自宅での使用する事もできるので、お客様の再現性を高め、弾力と艶感が同時にできればと考えます。

    #7860
    アバター画像成瀬由賀里
    参加者

    ありがとうございました。
    最後に、春永さんの考えるパーマ施術において欠かせない考え方やアイテムなどがありましたら、教えてください。

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