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ストレート② 【春永さんのチュートリアル】

トップページ フォーラム 春永さんチュートリアル【チューター:LStutor】 ストレート② 【春永さんのチュートリアル】

  • このトピックには16件の返信、2人の参加者があり、最後に春永和信により3ヶ月前に更新されました。
15件の投稿を表示中 - 1 - 15件目 (全17件中)
  • 投稿者
    投稿
  • #6766
    アバター画像リトル大学院 事務局
    キーマスター

    ストレート② 【春永さんのチュートリアル】です。

    #7401
    春永和信
    モデレーター

    施術前の髪の状態
    他店でのパーマ、カラーのダメージと癖で、チジレと軽い折れ
    薬剤などの乾燥により ゴワツキあり 少し細い毛質

    目指す仕上がり
    全体的な補修と表面的な(見た目)のツヤ感と手触りの改善

    施術前の髪の状態から考えた施術工程
    1、トイトイシャンプー
    2、BYAC揉み込み2回
    3、チェンジリンス
    4、3種混合+ネオミスト1対4
    5、毛先に特トリ
    6、リノベータ+アクチベーター(8:1)+BYAC10%+EXP10%
     をハチ上に塗布 (毛先10センチは塗布しない)20分
    7、水洗 
    8、トイトイシャンプー
    9 、 ヘマヘマ10倍
    10、マゼラン0
    11、ウン
    12、軽く水洗
    13、ドイス
    14、ドレイス(薄付)
    15、ドライ
    16、アイロン180°
    17、アンカークリーム10分
    18、水洗
    19、ヘマヘマ
    20、キトキト
    21、浸透促進5倍
    22、植物性カラーpH6.8
    23、トイトイシャンプー
    24、ヘマヘマ
    25、キトキト
    26、シブミン
    27、ドレイス
    28、アウトバス リケラミスト
    29、仕上げシャイニーオイル

    各施術工程の意図
    ドライの状態ではチジレと軽い折れがある状態、ウエットでの確認ではまだ髪に体力はあると判断
    前処理
    トイトイ、BYAC、3種混合+ネオミストのPPTを使い髪の強度を上げる
    BYACは原液を吸い込み加減を見ながら2度付けし、軽く流してチェンジリンスで馴染ませる。3種混合+ネオミストをしっかり揉み込み、路づくり路なおし、土台づくりをおこない強度を上げる。
    毛先は特トリのコレストロールでさらに強化し、馬油でキューティクルを整えストレート剤の進行を緩やかにする。

    ストレート剤
    リケラの強化とBIYC人工S−S結合増強を入れて 
    ダメージが強いのでゆっくり還元をおこなう

    中間処理
    ヘマヘマで還元剤の不活化
    マゼラン
    マゼランのアミジノシステイニルケラチン導入しSS/SH交換反応と、
    アイロン熱によるガラス転移点でのCMCの浸透を促し、髪の強化をしていく。

    後処理
    ヘマヘマでPPTの架橋
    キトキトで残留臭素酸の除去
    シブミンで消臭効果、PPTの架橋

    浸透促進5倍希釈
    尿素の力でカラー剤の浸透力を上げ カンゾウ根エキス、アロエエキスによる頭皮保湿

    カラー剤植物性pH6.8 水溶き

    後処理
    ヘマヘマでPPTの架橋
    キトキトで残留アルカリの除去し等電点に戻し
    シブミンで消臭効果、PPTの架橋

    ドレイスを再塗布

    アウトバス
    リケラミストのアイロンの熱処理
    アイロンによるケラチンの定着
    仕上げ
    オイルによる艶出し

    修正を加えた施術箇所
    修正の理由
    結果および考察
    見た目は良くなり 手触りも全体的によくなりました。
    後は少しずつ痛みの部分を切って全体的に修正をしていく。

    Attachments:
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    #7432
    アバター画像成瀬由賀里
    参加者

    今回もよろしくお願いします。

    マゼランを前処理で行わず、中間の処理工程にしたところの理由をお聞かせください。

    #7433
    春永和信
    モデレーター

    中間処理にマゼランを使用したのは 1剤によって膨潤と還元が起きているので、栄養が入りやすく、マゼランのケラチンやタンパク質を髪内部から結合させ、より定着するように促します。 後ダメージが強く最初にBYACでS– S結合をつくり、3種+ネオミストでの髪内部を強化することでの薬剤ダメージを減らす為もあります。

    #7439
    アバター画像成瀬由賀里
    参加者

    1剤にBYACを10%配合されていますが、どういったねらいがあるか、ご説明ください。

    #7443
    春永和信
    モデレーター

    BYACはグアニジルシステインで疎水毛に変え髪の内部にS-S結合を導入します。
    今回の毛質はダメージが強く前処理だけでは不十分と考え、1剤と混ぜる事でより膨潤と還元で深部までしっかり入り髪の強化をおこないながら還元すると考え入れています。

    #7449
    アバター画像成瀬由賀里
    参加者

    s-s結合を導入するのは、リノベータのケラチンの方だと思います。
    この場合、リノベータークリームを使用してるので、BYACを1剤の中に入れることで、還元剤の減力させることになるのではないでしょうか?
    前処理でBYACを使用してるのであれば、減力を目的としないなら配合しなくてもいいのではないか?と考えます。

    #7450
    アバター画像成瀬由賀里
    参加者

    カラー剤植物性pH6.8 水溶きとありますが、過酸化水素を使用してないカラーですか?

    #7451
    春永和信
    モデレーター

    そうなんですね 確かに減力の為にも入れています。リノベーターのケラチンよりもBYACの方がsーsの導入が高いと思っていたので、今度BYACを入れずにリノベーターを10%増やしてやってみます。

    カラー剤はダメージ2〜3位であれば前処理をおこない、アルカリカラーにアルカリキャンセルの過水にリノベーターもしくはバトラを混ぜて使用でも良いのですが、今回は通常より髪の状態が悪くこれ以上のアルカリによるダメージを避けたいのと、今回使用した植物性のカラー剤は植物性タンパク質やコラーゲンなどの成分が入っているので、しっかりとしたハリコシと皮膜形成をしてくれるので使用しています。

    #7454
    アバター画像成瀬由賀里
    参加者

    中間処理のところの浸透促進5倍を塗布していますが、前半に還元剤を使用した髪のため、浸透促進原液を使用しなくてもカラーが浸透すると想像しています。

    髪がどうゆう状態だったか?何の目的で使用し、どういったゴールを導くために行ったものでしょうか?
    わかりやすくご説明ください。

    #7455
    春永和信
    モデレーター

    中間の浸透促進は根本を中心に行なっています。
    毛先に使用したカラー剤は半分以上はコラーゲン系のトリートメントベースなので前処理的な物は使用していません。
    根元に関しては矯正も完全に根元からはおこなっていませんので、①新生部の白髪が多い②エイジングによるキューティクルの立ち上げが弱い③矯正部位と新生部のディバイディングラインの均一化④カラー剤が優しい為、無理なく浸透力アップする⑤カンゾウエキス、アロエエキスなどでの頭皮保護
    この5つの理由で浸透促進を使用し、無理無くしっかり染めダメージを減らしています。

    #7484
    アバター画像成瀬由賀里
    参加者

    なるほど、失礼しました。
    今回のストレートはダメージが大きいがゆえに、技術面で気を付けたことや気を使ったポイントがあれば教えてください。

    #7485
    春永和信
    モデレーター

    前診断で「ウエットでの確認ではまだ髪に体力はあると判断」したとはいえダメージは強いので、やり過ぎ無い、行き過ぎ無いをテーマにおこなっています。
    最悪伸びが悪いことも想定して無理はせず、まずは見た目だけでも修正するくらいの気持ちで行いました。 後は切れたり、ビビれ無いように、1剤後のお流しやアイロンでテンションをかけ無い事に気をつけました。

    #7489
    アバター画像成瀬由賀里
    参加者

    前診断で「ウエットでの確認ではまだ髪に体力はあると判断」とありますが、この部分どうゆうやり方、考え方で判断してるか?私も結構セミナーの質問が多いと感じる部分です。
    春永さんなら、参加者の方に質問が来たら、どういった説明をされますか?

    #7490
    春永和信
    モデレーター

    診断方法は 頭を四分割で考えます。①顔周り②トップ③中間④襟足で、髪の毛の一本を①根元②中間③毛先に分けて見ていきます。まずドライ時の状態をみます。
    ドライでの見た目①パサつき②手触り③クセの状態を部位ごとに確認します。
    次にウエットにしていきます。まずは霧吹きみたいな物で水滴の状態を見て撥水、親水なのかを見ていきます。次に完全ウエットにして髪の水分の浸透を部位ごとに見ていきます。
    ハリコシが残るかクタクタに柔らか過ぎないか見ます。次に髪一本を引っ張って根元、中間、毛先の戻りを見ていきます。これをあたまの四ヶ所見ていきます。この結果によって部位によっての薬剤選定や方針を決めていきます。

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