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ストレート① 【春永さんのチュートリアル】

トップページ フォーラム 春永さんチュートリアル【チューター:LStutor】 ストレート① 【春永さんのチュートリアル】

  • このトピックには15件の返信、2人の参加者があり、最後に春永和信により6ヶ月前に更新されました。
15件の投稿を表示中 - 1 - 15件目 (全16件中)
  • 投稿者
    投稿
  • #6764
    アバター画像リトル大学院 事務局
    キーマスター

    ストレート① 【春永さんのチュートリアル】です。

    #7100
    春永和信
    モデレーター

    スタンダードストレート

    施術前の髪の状態
    少し細め
    3ヶ月に1度根元のみ
    ダメージレベル2~3

    目指す仕上がり
    ダメージを最小限に抑えるストレート

    施術前の髪の状態から考えた施術工程

    1 トイトイシャンプー
    2 3種混合+リケラミスト1:4しっかりもみ込み
    3 後頭部から襟足に浸透促進5倍
    4 毛先に特トリ
    4 ソニルEXP15分
    5 トイトイシャンプー
    6 3種混合+ネオミスト1:4塗布
    7 リケラエマルジョン
    8 リケラミスト
    9 ドライ
    10 アイロン180度
    11 クーリング
    12 加水2液
    13 水洗
    14 ヘマヘマ10倍
    15 キトキト10倍 
    16 シブミン5倍
    17 リケラエマルジョン 
    18 ドライ(仕上げ)
    19 シルキージャック

     

    各施術工程の意図
    前処理
    前回の縮毛部位があるのでPPT とCMCを補給する(リケラミストにする事でAEDSケラチンをいれ強度も上る)
    襟足は他よりも強度があるので尿素の力で薬剤が浸透しやすい状態をつくります。
    特トリで薬がついた場合でも浸透しにくくしておく。

    1剤 
    S1 S2が混在した髪質の為ハイブリッドのEXPでの施術(新生部のみ塗布)
    アルカリ剤がアルギニンなので緩やかに進める(髪が少し細めなので)

    中間処理
    トイトイシャンプーとリノベーターのAEDSケラチンを非活性状態で入れる。
    ネオミストのナノ化CMCで路の修復しながらボイドに低、中、高分子のPPTで穴埋め補修。
    リケラシリーズのナノ化CMCで内部まで浸透させで接着型CMCによりコルテックス同士を接着させる。AEDSケラチンにより強化、ポリアミンAEEでアイロン熱対応。

    ドライして冷風
    アイロン180度

    後処理
    ヘマヘマによる残留還元剤の不活性化や残留過酸化水素除去、タンパク質やpptの架橋をすることで髪の補強やウエーブの定着や持続をよくする。
    キトキトによる残留アルカリを除去する。
    シブミンによる脱臭効果。

    仕上げ
    PPTと脂質での補強、ドライヤーの熱保護をおこないます。
    シルキージャックで柔らかさと艶を出す。

    改善点修正を加えた箇所

    修正の理由

    結果および考察

    Attachments:
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    #7105
    アバター画像成瀬由賀里
    参加者

    S1 S2が混在した髪質とありますが、カラー施術の有無などの履歴や髪質、クセについて、もう少し詳しくご説明ください。

    #7106
    春永和信
    モデレーター

    今回のモデルさんカラー履歴は一度も無く、3ヶ月に一度リタッチ矯正をしています。
    毛質自体は少し硬めでしっかりしています。
    ウエットにすると少し癖は落ち着きますが、ウエーブも出るのでS1S2混在型と判断しました。

    #7107
    アバター画像成瀬由賀里
    参加者

    中間処理でヘマヘマを使用しなかったのは、理由がありますか?

    #7108
    春永和信
    モデレーター

    ヘマヘマを使用しなかったのは、⑧⑨の間にカットをしています。
    髪がしっかりしているので、カット時間を利用してクリープ期をおこなうために還元剤の不活化をしないようにしています。毛質が弱い場合や還元をこれ以上しない場合はヘマヘマを使用します。

    #7109
    アバター画像成瀬由賀里
    参加者

    薬剤を選択する際(1剤)どこを見極めポイントにされているか?を教えてください。

    #7110
    春永和信
    モデレーター

    まずはドライ状態でのウエーブの形状、硬さ、引っ張りテストでの強度テストをします。
    つぎにウエットでの形状、撥水テスト、引っ張りテストでドライと比較していきます。
    今回は少し細めでドライとウエットでのウエーブの形状、上に記載のテストで、少し軟化しやすいけどS1S2が混在し還元がしにくいと考え、少しphが低くアルギニン、システアミン、チオのハイブリッドタイプで緩やかに軟化、還元ができる EXPを選択しました。

    #7123
    アバター画像成瀬由賀里
    参加者

    6~8までの中間処理を行い、アイロンというこうていですが、乾きにくい印象がありますがいかがでしょうか?適量をどの程度お使いでしょうか?

    #7124
    春永和信
    モデレーター

    確かにやりすぎてしまうと重たく渇きにくくなってしまいますので、最初は少なめの設定からアプローチします。
    中間処理は基本的にシャンプー台でおこなうため、センターラインを中心に5ブロックにわけます。
    一つのブロックあたり6番はフォーマーで2から3プッシュ、7番はミストで2から3プッシュ、8番は100円玉一つ分くらいをつけ優しく揉み込みます。最後は手の感覚になるのですが少し柔らかくクタッとした感覚にしています。不足している場合はリケラエマルジョンを追加で塗布します。
    今回は中間でカットをしているので6番と7番を行い、カット終了後リケラエマルジョンを塗布してドライしています。

    #7143
    アバター画像成瀬由賀里
    参加者

    私は、シブミンは、1剤を流す際に使用し、2剤前ににおいを軽減してから、2剤を使用するのですが。
    最後の方で使用することでの効果は、何を目的にされていますか?また、後処理に行う際にシブミンあり、無しではどういった変化がありますか?

    #7144
    春永和信
    モデレーター

    後処理に使用する目的は、パーマの残臭を取る為と、ポリフェノールと亜鉛が組み合わせる事で、ケラチンとCMCの定着性を上げる効果があるのでトリートメントの前に使用しています。 シブミンを使用しない場合はトリートメントの持ちが変わると思います。

    #7150
    アバター画像成瀬由賀里
    参加者

    なるほど。ありがとうございます。同じポリフェノールでも,シブミンEXを使用するケース、ポリK を使用するケースはどのように分けられていますか?
    髪の質や履歴、状況、求める質感のゴールなどを踏まえてそれぞれご回答ください。

    #7151
    春永和信
    モデレーター

    ポリKは基本的に親水毛から吸水毛の場合使用します。特に前処理でB YACとの組み合わせで疎水化します。
    後の場合もトリートメントの前に使用します。3ステップの場合は、最後のパワードβ前に使用してタンパク質などを凝集し定着性を上げます。ポリKにもカキタンニンが入っているので消臭効果はありますが、匂いの強いものを使用する場合はシブミンを使用してニオイを取ります。
    なのでバージン毛からダメージレベル2(リトルダメージ表)普通毛から硬毛は、ポリKを使用すると固く引き締め過ぎるのでシブミン対応しダメージの無い質感に仕上げます。ダメージレベル3もしくはエイジング、細げの場合はポリK10倍を後処理で使用し、疎水効果を上げCMCやケラチンなどと組み合わせハリコシをあげていきます。4から吸水毛は前処理からB YACとの組み合わせで使用し、後処理はタンパク質導入後使用します。この時髪の吸水レベルによって希釈濃度を10倍もしくは5倍に変え脱水し引き締めハリコシのある髪質にしていきます。シブミンに関してはやはりパーマやカラーの場合は匂いが気になるので全てに使用するようにしています。

    #7157
    アバター画像成瀬由賀里
    参加者

    ありがとうございます。ダメージによってポリフェノールの種類をつかいわけていくのですね。

    私もシブミンExの緩やかな引き締めは気に入っております。今回は、スタンダードストレートでしたが、ぜひ次のストレートは、複雑履歴やハイダメージに挑戦していただきたいと思います。
    お疲れさまでした。ありがとうございました。

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