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パーマ、カラー同時施術
施術前の髪の状態
前回2月にパーマ、カラーに細めチップハイライト5月にパーマ、カラーでを2ヶ月半から3ヶ月周期でおこなっています。
目指す仕上がり
同時施術なので前回のハイライトなどのダメージがあるのでダメージコントロールをおこないながら ボリュームと動きを出していく
施術前の髪の状態から考えた施術工程
1、トイトイシャンプー
2、BYAC揉み込み
3、ポリK 10倍希釈揉み込み
4、水洗
5、頭皮保護
6、3種混合+ネオミスト揉み込み
7、ロット巻き
8、他社中性タイプ(pH6.8〜7) +リノベーター10%10分
9、水洗
10、3種混合+リノベーター+ネオミスト1:4:1
11、スチーム15分
12、ヘマヘマ20倍希釈
13、ポリK 10倍希釈
14、キトキト 10倍希釈
15、シブミン5倍希釈
16、B2ローション6✖️6分
17、トイトイシャンプー
18、ヘマヘマ10倍希釈
19、キトキト10倍
20、水洗
21、3種混合+ネオミスト1:4
22、カラー ノンパラ系、低アルカリ7.5レベル使用
23、ハイライト ローブリーチ3%3倍+バトラ(16レベルにアップ)
24、キトキト10倍乳化
25、トイトイシャンプー
26、カラーパレット藍鼠+黒鳶5:1+リケラエマルジョン1:1
26、シャンプー台にてスチーム10分
27、3種混合+ネオミスト1:4
28、リケラエマルジョン
29、パワードベータ
30、アウトバス ガルバミスト
31、他社バーム仕上げ
各施術工程の意図
前処理
履歴でパーマ、カラー、ハイライトをおこなっているので
トイトイ〜BYAC〜ポリKで疎水方向に傾け、3種混合+ネオミストで
髪の強度をあげる。
1剤
この後のカラーのダメージを考えpH6.8〜7にAEDSケラチンをいれ活性させ強化し、できるだけ強度を落とさない。
中間処理
スチーム前にCMCによる路直し3種PPTによるボイドの穴埋めAEDSケラチンの骨格矯正をおこない スチームを15分いれ ミクロクリープでしっかりした弾力性を作る。
ヘマヘマによる残留還元剤の不活性化やタンパク質やpptの架橋をすることで髪の補強やウエーブの定着や持続をよくする。
ポリK 10倍は収斂させ余分な水分を取り除きS−S結合をずらし
キトキトは2剤でブロム酸を使うのでphをコントロールし定着を良くするため。
シブミンの脱臭効果とタンパク質の架橋。
2剤
ハリコシを出す仕上がりにしたいためブロム酸を使用
後処理
ヘマヘマによる残留還元剤の不活性化やタンパク質やpptの架橋をすることで髪の補強やウエーブの定着や持続をよくする。
キトキトによる残留アルカリを除去する。
カラー前処理
CMCによる路直し3種PPTによるボイドの穴埋めし髪の強度をあげる。
カラー剤
アレルギー予防と刺激緩和、ダメージ軽減の為ノンパラ系低アルカリタイプを使用。
ハイライトのブリーチには、バトラを入れケラチンプレックスすることで強度を上げる。
キトキトはアルカリに傾く事で膨潤を起こしているので 酸の力で膨潤を抑えキューティクルを落ち着かせる。
オンカラーにカラーパレット使用して、ドデシルPGケラチンで吸着、補修させ
天然ヒト型毛髪セラミドで高い保湿効果でツヤ感を与える。
トリートメント
スリーステップと同じ原理
ネオミストのナノ化CMCで路の修復しながら3種PPTを導入し補修
リケラエマルジョンで接着型CMCによりコルテックス同士を接着させ、
AEDSケラチンにより強化
パワードベータで等電点にもどし擬似キューティクルと18MEAを再生することで
艶を出す。
アウトバス
リケラミストのポリアミン効果でドライヤーの熱対応を行い
AEDSケラチンでハリコシを入れる。
改善点修正を加えた箇所
修正の理由
結果および考察
ボリュームアップして、色も落ち着いた感じになって良かったと思います。
手触りもハリコシもあるけど柔らかさもありました。
本来 カラーパレットはドライでおこなうのですがシャンプー台で行っています。
ドライとウエットでは調合法が違うので研究してみたいと思います。