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返信先: パーマ③ 【山中さんのチュートリアル】

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アバター画像山中麻莉菜
モデレーター

榊さんの仰るとおり、1剤を短時間で水洗するための前処理が重要で、それは前処理がなければ出来ないことだと考えています。前処理に使う処理剤をいかに【効かすか】がその後の仕上がりに大いに関わってきますので、この工程はとても大切にしています。

まずは薬剤を浸透させたい箇所にしっかりと付ける、そして効かせるためにしっかりと揉み込みを行います。中に浸透させるイメージで髪の毛が柔らかくほぐれる感覚になるまで優しく握り込むように揉み込みます。この際、手の中で髪の毛が折れたり、引っ張ったりするとせっかくの前処理でもダメージの原因になってしまうので、そのようなことがないように丁寧に行います。私は手のひらの大きい面を使ったり、指先で感覚を確認しながら進めていきます。十分に揉み込みが完了したら次はチェンジリンスです
チェンジリンスは付いていない箇所がないよう全体に行き渡らすための保険の意味と、次の処理剤の邪魔をしないように中に入りきらなかった余分な剤を流すという意味で行っています。全体に行き渡った感覚を確かめて、次にタオルドライを行います。

べちゃべちゃに濡れた状態だと水(お湯)で髪の毛が満腹状態になり、次の処理剤が入る隙間がなくなってしまうためしっかりとタオルドライで水気を取り除きます。処理剤を入れるための前処理という感覚です。タオルドライも毛先が折れていたり、擦ったりするとダメージの原因となりますので髪の毛の状態を整え、優しく髪の毛に押し当てて水気をタオルに移動させるイメージで行います。

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