開発レポート

トイトイトーイシャンプーで疎水シャンプーを行い、髪の汚れを落としながら髪を疎水に近づけた。

次に、 ワクワクneo 3種混合原液：ワクワクneoミスト（1：4）を髪全体に塗布した。
これによって、疎水グラフトPPTによるダメージ予防、PPTの補給、薬剤の路づくりを行った。
その後、ダメージ部の強化とCMCの補給を目的として、 ワクワクの種 BYAC：ワクワクneo 特トリ（1：1）をダメージ部に塗布し、揉み込んだ後に5分放置した。
ワクワクの種 BYACはダメージ部にSS結合を増やして強化することができる。
これまでの工程で髪を疎水化し、還元剤などの薬剤を髪に作用させる前に、髪のベースを整えた。

リケラプラス 3Dリノベータークリーム：リケラプラス アクチベーター（10：1）の混合液（A）を作製してドデシルPG-AEDSケラチンを活性化させた。
さらに、混合液（A）：ソニルEXPプラス（1：4）を作製した（混合液B）。
混合液（B）には、S1を還元することができるチオグリコール酸、S2を還元することができるアルカリシステアミンとGMTが入っている。
このことで、オルトコルテックス（S1）とパラコルテックス（S2）を均一に軟化することができる。
混合液（B）を根元から中間に塗布して15分放置した。

その後、根元から中間に塗布した混合液（B）をコーミングしながら髪全体に均一に伸ばし、7分放置した。

還元剤の消臭と、ケラチンとCMCの定着性をアップさせる為に、ワクワクの種シブミンEX 5倍で乳化破壊後、しっかり水洗した。
ワクワクの種 シブミンEX はカキタンニンとグルコン酸亜鉛が配合されている。
カキタンニンとグルコン酸亜鉛の亜鉛がケラチンとCMCとコンプレックスを形成し、髪の中でケラチンとCMCの定着性をアップする作用がある。
続いて、髪に残留する還元剤を不活性化する為に、 ワクワクneo ヘマヘマ10倍でチェンジリンスを行った。
ワクワクneo ヘマヘマに配合されているヘマチンが還元剤を不活性化することができる。
次に、ダメージやアルカリで水を吸って膨潤してしまった髪をポリフェノールで元の太さに戻すために、ワクワクneo ポリK10倍でチェンジリンスを行った。
そして、髪のpHを酸性側に導いて髪を適度に引き締めるために、ワクワクneoキトキト 10倍で処理を行った。

タオルドライ後、アイロンの熱ダメージから髪を守る為に、 リケラミスト を髪全体に塗布した。
リケラミスト には、髪の熱ダメージを予防することができる、ポリアミンAEEや熱反応性コラーゲンが配合されている。
続いて、80%ドライをした後、180℃のアイロンでクセを伸ばした。

リケラプラス 3Dアンカークリームを髪全体に塗布後、10分間放置。リケラプラス 3Dアンカークリームには10%のブロム酸塩が配合されている。
その後、水洗した。

髪の中でPPTの定着性を向上するために、 ワクワクneo ヘマヘマ 10倍でチェンジリンスを行った。
ワクワクneo ヘマヘマ にはPPT同士を架橋することができるヘマチンが配合されている。

タオルドライ後、CMCの補給をする為に、リケラエマルジョンを髪全体に薄付けして仕上げた。