課題:パーマ①
■テーマ
浸透促進とクリープSで最小限負担パーマ
■施術前の髪(や肌)の状態
細めの直毛軟毛(毛量は密度多目やや多毛)
履歴 3 カ月おきに毎回パーマカラー(5 年ほど)
状態 毛髪強度はあるが、(ウェットでもピンっとしてます。)
軟毛のため、現状よりこれ以上悪化しないように施術しなければ、顧客様といえどこれまで築いた信頼を失う事になる。
ダメージレベルは、根元DL1 中間DL2毛先DL2.5。
■目指す仕上がり
浸透とクリープ S の組み合わせで、最小限負担かつピンポイントで浸透促進原液 5 倍泡フォーム塗布し、アストクリープパーマを施すことで今回のお客様の希望であるトップをふわっとふんわりさせたいをかなえる。
同時に、乾燥が気になるとのお客様の意見から、毛先部分はダメージを抑えながらアストクリープで弾力かつポリグルタミン酸のさらさらシードで毛先乾燥対策する。
軟毛のため、毛先に重い処理剤は使いたくない。
■施術前の髪(や肌)の状態から考えた施術工程
前述の要望を踏まえ、毛先の乾燥対策とトップのふんわりを目指し、
浸透 5 倍の根元浸け分けと毛先に 3 種 β&さらさらシード使う。
だだし、軟毛かつずっとパーマカラーしてるので、今回はクリープS
だとしても浸透促進は、ハチ上の根元のみとし中間、毛先はつけない。
もっと普通毛よりもしくは、パーマカラー未処理の軟毛であれば中間毛先も付ける。
■各施術工程の意図
前処理トイシャン毛先もみ込みシャンプー→前処理 ハチ上根元のみ浸透 5倍泡と中間ベータミストのみ 毛先 3 種 β3 倍さらさらシード(重くしない乾燥対策)→ワインド→1 剤クリープ S→90 秒でチェックしプレ水洗→6 分放置→チェックし中間水洗→水ぬき取り→ヘマチン (封鎖&PPT架橋補助)→水抜き→さらさらシード 5 倍液→シブミン 5 倍液→クリープ(10 分)→クーリング→ポリ K5 倍(3 分放置)→過水 2 剤(3 分 2 回)→ロッドアウト→ヘマ(過水除去)→キト(PH 調節)→流し→ヘマ(過水除去念いれて)キト(擬似キューティクル)→リマサリトリートメント(糖分しっとり効果)→流し→仕上げ→CV(キューティクルヴェール)塗布。
■修正を加えた施術箇所
プレ水洗前のチェックで 90 秒で結構ウェーブ出てましたので、6 分放置を 5 分に早めた。
■修正の理由
少ない傷口でパーマする為にクリープSと言えども、プレ水洗するから 1 剤放置時間中クリープ S がお湯で薄まっている状態だと言えども、90 秒の時点でこれまでの経験からいけると判断し負担軽減の為 5 分に早めた。その結果クリープ S フルスペック効かせが 90 秒同量お湯でプレ水洗して半分近くにスペック下がったクリープ S が 5 分となり、かなり無駄な負担無く効率的にSSを切断できたと思う。
■結果および考察
ほとんど強度低下なく、且つトップふんわりと仕上がりました。今回はフルメニューずっとしているお客さまなので浸透促進使用範囲は限定的でしたが、以前の失敗談で、最小限負担に固執し過ぎて浸透促進も最小限でクリープSにこだわるというマイブームの時に同じく根元ふんわり部分だけ浸透つけて同様の施術した際に、中間毛先のカール形成が弱かった事があり、それを踏まえやはり軟毛でも最小限負担に固執しすぎると狭い視点の見方になり判断ミス犯すので履歴によっては浸透促進の塗布範囲やクリープS:クリープH(2:1)などに柔軟に変える等のケースもあります。






チュートリアルを開始したいと思います
まず日頃の熱いチャレンジに
いつも感心させられております
今後はプロフェッサーとしてこれまでの
(これからもですが)検証に裏付けられた
スキルをどう伝えるかがポイントになってくると
思いますので
まず簗取さんに注文したいのは
先方が読みやすい文章の工夫です
まずは文章をつなげてしまわないで、ある程度
細かく区切る
そして読みやすいように要所で行間を空ける
この2点に注意して書き込みをお願いします
では本題に入りたいと思います



少し皆さんと共有しやすいように
今回はこのレシピを尊重しながらシンプル化を意識して
話を進めてみたいと思います
もちろんこちらの方が良いと言う事ではなく
一つの可能性を探ります
僕の提案に対する反論もお願いします
①シャンプー:トイシャン毛先もみ込みシャンプー
②前処理 :ハチ上根元のみ浸透 5倍泡
中間ベータミストのみ
毛先 3 種 β3 倍さらさらシード(重くしない乾燥対策)
◆水巻なのであえて浸透はやめて
中間βミストで毛先は3種βにサラサラを
ブレンドしてはどうでしょうか?
③ワインド
◆ワインド済みの髪は根元がむき出しなので
この時に効果が欲しい部分にのみ
浸透促進5倍はどうでしょうか?
④1 剤クリープ S90 秒でチェック
プレ水洗6 分放置チェック中間水洗
⑤水ぬき取りヘマチン (封鎖&PPT架橋補助)水抜き
さらさらシード 5 倍液シブミン 5 倍液
◆これも直前であれば混ぜても良いかもしれません
只ヘマチンが濃く表面に滞らないように
ヘマチンは薄い目が鉄側ですね
混ぜる場合は中間剤の5%くらいですかね
アストクリープなので5倍は
βミスト割が良いと思います
⑥クリープ(10 分)クーリング
⑦ポリ K5 倍(3 分放置)
◆ポリk5倍の質感はどうですか?
僕はMAX10倍で使用しますが
2剤の浸透 に影響は無いでしょうか?
⑧過水 2 剤(3 分 2 回)ロッドアウト
⑨ヘマ(過水除去)キト(PH 調節)流し
◆個人的におすすめは⑨の代わりに
ここでトイシャンです
⑩ヘマ(過水除去念いれて)キト(擬似キューティクル)
⑪リマサリトリートメント(糖分しっとり効果)流し
⑫仕上げCV(キューティクルヴェール)塗布。
とりあえずここまで
まずはレシピでやり取りしましょう!



①シャンプー:トイシャン毛先もみ込みシャンプー
②前処理 :ハチ上根元のみ浸透 5倍泡
中間ベータミストのみ
毛先 3 種 β3 倍さらさらシード(重くしない乾燥対策)
◆水巻なのであえて浸透はやめて
中間βミストで毛先は3種βにサラサラを
ブレンドしてはどうでしょうか?
A.3種βサラサラ割りに関しては髪の吸水率、水分コントロールのことを考えると確かに別々塗布よりブレンドのほうが良いですね!変更します。
③ワインド
◆ワインド済みの髪は根元がむき出しなので
この時に効果が欲しい部分にのみ
浸透促進5倍はどうでしょうか?
A.浸透は巻いている間の時間で少し時間置く事になるので、より効くかなと思い先に付けてましたが、意味無ければワインド後にします。
④1 剤クリープ S90 秒でチェック
プレ水洗6 分放置チェック中間水洗
⑤水ぬき取りヘマチン (封鎖&PPT架橋補助)水抜き
さらさらシード 5 倍液シブミン 5 倍液
◆これも直前であれば混ぜても良いかもしれません
只ヘマチンが濃く表面に滞らないように
ヘマチンは薄い目が鉄側ですね
混ぜる場合は中間剤の5%くらいですかね
アストクリープなので5倍はβミスト割が良いと思います。
A.ペットボトルシャワー500ml流しで中間水洗していますので表記漏れでしたがヘマチンは20倍希釈しています。βミスト割は、確かにこのお客様の髪質だとCMCやコレステロールは元々少ないのでパーマ&カラー施術履歴が少なくても不足しやすい髪だと思いますので、このお客様の施術履歴上は指摘の通りβミスト割で行くべきでした。
⑥クリープ(10 分)クーリング
⑦ポリ K5 倍(3 分放置)
◆ポリk5倍の質感はどうですか?
僕はMAX10倍で使用しますが
2剤の浸透 に影響は無いでしょうか?
A.質感は硬くなりますので、リッジが出ますが2剤の浸透の妨げとなると確かに阻害しているかもしれません。クリープ前にシブミン入れているので、ポリK10倍希釈以下でよかったです。
⑧過水 2 剤(3 分 2 回)ロッドアウト
⑨ヘマ(過水除去)キト(PH 調節)流し
◆個人的におすすめは⑨の代わりに
ここでトイシャンです
A.了解しました。
⑩ヘマ(過水除去念いれて)キト(擬似キューティクル)
⑪リマサリトリートメント(糖分しっとり効果)流し
⑫仕上げCV(キューティクルヴェール)塗布。
全体もう一度指摘して頂くと、シンプルにと考えるあまり逆に必要な事やもっと考察すべきだった所を省くという退化になっていたと気付きました。有難うございます。



浜崎先生、課題を一気に4課題ほどすでに送ってしまってまして文章構成が判りづらいままになっていますので至急送り直します。



流石ですね!凄いパワーです!!
チュートリアルですので有意義なやり取りの為
あえて書いてますが僕の意見が正しいとは限らないので
参考程度に捉えてくださいね
これも僕流の考えなのですが
主軸としている考えが、
例えば
ソニルクリープHとSどちらが負担になるかというと
どちらも負担にならないもしくは場合によりどちらも
負担になると考えます
要は薬剤選定でSがふさわしい髪にHを使うと
当然過度の負担がかかり髪が傷みます
でもHがふさわしい髪にSを使うと
効果は得られず還元剤のダメージだけ
もしくは時間の負担が髪にかかることになります
SよりHが高負担は還元剤だけの側面から
考えると正解なのですが
対象となる素材の視点で考えると
ふさわしい薬剤を使う・・・即ち
「薬剤選定」の概念です
強い薬剤が過度の負担をかけるのではなく
美容師の選定ミスが
髪に過度の負担をかけると整理しています
あとプレ水洗の概念は
髪の表面と内部の浸透タイムラグを解消することです
表面だけを洗うので結果的に
薄まるのではなくキューティクルの洗浄と
内部で滞っている薬剤の拡散が目的です
結果として倍に薄めた薬剤を倍量塗布する
より表面の損傷が少なく、かかりも
しっかりかかります
とはいえ場合により薄まるもしくは
洗いすぎる報告があるので最近は
1剤の同量ではなく2往復HAMA水塗布
でやってます
あえてHAMA水塗布と書くのは水洗というより
1剤のようにぬるま湯を塗布するのが
ポイントです



ソニルクリープHとSどちらが負担になるかというと
どちらも負担にならないもしくは場合によりどちらも
負担になると考えます
↓
A.理解できます。
要は薬剤選定でSがふさわしい髪にHを使うと
当然過度の負担がかかり髪が傷みます
↓
A.こちらも理解できます。(クリープHでも、他のメーカーでしたらもっとアルカリ度が強いラインナップあって、その下の中の上くらいのパワーのラインナップになるのかなと思っていますが)
でもHがふさわしい髪にSを使うと
効果は得られず還元剤のダメージだけ
もしくは時間の負担が髪にかかることになります
↓
A.理解できます。クリープS使って10分置くよりも、クリープH3分でOKのほうが、負担が少ないと考えます。
SよりHが高負担は還元剤だけの側面から
考えると正解なのですが
対象となる素材の視点で考えると
ふさわしい薬剤を使う・・・即ち
「薬剤選定」の概念です
強い薬剤が過度の負担をかけるのではなく
美容師の選定ミスが
髪に過度の負担をかけると整理しています
↓
A.過去にクリープHやSが出る前に(2009年ごろ)当時のリトル社のBBS(髪と肌の疑問)を見て、ソニルTIO+CAを減粘剤で緩めて使っていましたが、粘性落ちるとはいえソニルTIOの粘度が少し残るの為、当時はスポイト中間水洗してたのですが、それにより中間水洗不足になり今思えば時間経過による負担を掛けてたと思います。(クリープ期も還元剤が作用していたと思います。でも当時の僕のレベルではCAの質感が残るので、すげえ良い手触り!と思ってましたが・・・・)
あとプレ水洗の概念は
髪の表面と内部の浸透タイムラグを解消することです
表面だけを洗うので結果的に
薄まるのではなくキューティクルの洗浄と
内部で滞っている薬剤の拡散が目的です
結果として倍に薄めた薬剤を倍量塗布する
より表面の損傷が少なく、かかりも
しっかりかかります
↓
A.これについては突然のアポなし突撃電話で浜崎先生に教えて頂いて以来、スタッフ全員全部のパーマ施術(ハードパーマから普通のパーマまで月間7,80人前後×1年以上)で行ってますが、本当に効果出てます!
(この方法こそPermsolution Standard にすべきだと思います!)
僕的見解なのですが、色々な薬品が混ざっている濃度が濃いパーマ液に、濃度の薄いぬるま湯(水)がかかることで、髪内部でも浸透圧の違いで濃度濃いパーマ液と薄い水の両者が髪内部で均一に混ざろうとするのでは無いか。そしてパーマ剤のスペックが落ちつつ均一にじっくりと髪内部でコトコト煮込むが如くやさしく還元、軟化していくと思っていますが、言い過ぎでしょうか?
※(例えると、素材的に水が浸み込みにくい漬物のたくあんなら、水たらしても内部から塩水が多少はもわっと出てくると思うのですがそこまで味薄くならないと思います。でもパーマ液が浸透している髪はたくあんよりは浸透しやすいと思うので、例えると雑煮の煮てだし吸って柔くなった高野豆腐だとして、それに水たらしたら結構吸って内部で塩分と水混ざって薄味のまずい味になる←なんか書いてて何の話やねん!状態になってきました・・・)
とはいえ場合により薄まるもしくは
洗いすぎる報告があるので最近は
1剤の同量ではなく2往復HAMA水塗布
でやってます
あえてHAMA水塗布と書くのは水洗というより
1剤のようにぬるま湯を塗布するのが
ポイントです
↓
A.上記のとおり、全スタッフ全お客様にやっていますが、うちでは最初のころにメンズパーマやバージン毛で弱くて掛けなおし例がありましたが、ハードパーマやヴァージンメンズパーマは90秒HAMA水でなく倍の3分でHAMA水や、3分でHama水に6分置きをミストプロで冷蒸らしか常温蒸らし(温度設定6段階のうち一番下かその一個上)やります。(HAMA水ならぬ、YANA蒸)
長文になり申し訳ありませんが、よろしくお願いします!
また、僕は今ほとんど新規客入ってないので新規入ることの多いスタッフのほうがより難しいダメージ毛に相対してますので、僕より、よりHAMA水効果を感じています。



HAMA水・YANA水(笑)
この辺は見えない髪の中の事なので
結論付けず
仕上がりと合致するイメージを持って
やって行きましょう
回答僕も参考にさせて頂きます
それではこれで締めて
次に進みましょう!!



非常に為になるお話有難うございます!有意義な議論し合うのが楽しくて仕方有りません!ただ先にまとめて送った分につきましては、記入した使用薬剤など、今から変更する事はできないので、今後の課題で今回のご指摘と重複する部分が有りましたら申し訳有りません。
課題:カラー①
■テーマ
8 レベルの希望で負担かけたくないのでライトナーやブリーチ処理無しのシングルカラーでなるべくアッシュ味を強く出すカラー
■施術前の髪(や肌)の状態
細めの直毛軟毛(毛量は密度多目やや多毛)
履歴 3 カ月おきに 毎 回パーマカラー(5 年ほど)
状態 毛髪強度はあるが、(ウェットでもピンっとしてます。)
軟毛のため、現状よりこれ以上悪化しないように施術しなければ、顧客様といえどこれまで築いた信頼を失う事になる。
ダメージレベルは、根元DL1 中間DL2毛先DL2.5。
■目指す仕上がり
パーマ施術を最小限負担で行ったので、カラーでも引き続き毛先の乾燥対策を重ねて行い更なる効果を狙うと同時に前回のピンク系カラーの赤み残留がまだ残っているので、赤みを消しつつシングルカラーでアッシュ味を綺麗に発色させる。
■施術前の髪(や肌)の状態から考えた施術工程
ピンクの残留ティントを削る作業したいが、上記の条件の為ジアミン削りメラニン削り等負担かかる工程は避けたい。よって、アッシュマットベースカラー剤で赤み抑えつつ発色と青みのパワーアップとして直接染料のブルーを使う。
■各施術工程の意図
①前処理トイシャン毛先もみ込みシャンプー
②前処理 β ミスト いきいき 5 倍泡 さらさら 5 倍を(3:3:4)スポイト混合し根元以外の全体に塗布
③カラー剤根元塗布 8 アッシュ+8 マット(4:1)に直接染料ブルー(20%配合)
④根元明度上がり順調なのですぐ毛先塗布 6 アッシュ+6 マット(10:1)
⑤ 15 分放置
⑥テスト
⑦ポリ K50 倍シャワー
⑧ヘマチン 10 倍(重合促進)
⑨キトキト 5 倍(バッファー)
⑩タオル乳化後流し
⑪ヘマ 20 倍(過水除去)
⑫流し
⑬トイシャンでシャンプー
⑭パワード β 毛先ちょっと塗布(弱った毛先の乾燥対策とバッファーをもう一度念のために)他はリマトリ
⑮キトキト 20 倍
⑯溜めすすぎポチャポチャ
⑰絞めの消臭シブミン 3 倍
⑱流し
⑲ドライ
⑳CV塗布
■修正を加えた施術箇所
テスト後ポリK50 倍シャワー(500ML)足しました。
■修正の理由
毛先のほうの色素流出をポリK薄めた軽い収斂で防ぐ。
■結果および考察
プレ明度上げ無しの条件で、既染部が 8 レベル毛なので元々のアンダートーンのメラニン色素もありつつさらに前回のピンク系カラーのジアミン色素残留で、非常に青みを出すのが難しい条件でしたが、綺麗に出たと思います。
手触りも良好でリトル使ってからずっとフルメニュー続けてますが、大きく悪化は無いです。













今回も宜しくお願い致します!
まずお聞きしたいのは
カラー剤は全てブラウンタイプではなく
クリアタイプですか?



まずお聞きしたいのは
カラー剤は全てブラウンタイプではなく
クリアタイプですか?
A そうですアッシュブラウンとかでなく、アッシュとマット単品です。なので、13LVとかまで明度上げればそれぞれの色で発色するタイプですが、直接染料は入っていないタイプです。
若干寒色のラインナップが弱いので(以前はピアセlabのFORミュレートだったので寒色綺麗に出たのですが、今はフGコスメティックス プロSENNCEカラーです。)直接染料としてホーYOU グラマーJYU ブルーを20%入れています。
直接染料はブルー レッド イエロー しか使わないのですが、どれも頭皮の着色は20%までなら、昔、同期同士や先輩や後輩で何度か実験しましたが大丈夫です。13、4年前にあった直接染料の多いアリ蓑さんのアジ庵カラーの発色は良いんですけど、オキシ6%2倍必須とアルカリ度の高さが好きでなく、また退色も早いため、自分でFORミュレートで直接染料タイプを何とか作ってみようと思ってやり始めたのが最初です。
なんか、変なラップみたいな文章になってしまいました・・・。



そうですね!おっしゃるようにどのメーカーでも
対応できるような内容でチュートリアルを
進めていきましょう!
カラー剤を持っていないメーカーであるリトルで
カラーを考える際にLSマイスター立ち上げ時に
話し合ったのが
素材コントロールから考えるカラーです
リトルの製品を使ってと考えると
そこからずれちゃいますが
質感はばっちりなようなので
ちょっとカラーリングの話をしたいと思います
とはいえカラーの仕上がりもきれいなのですが・・・
カラー剤は染料中間体がブラウンだからなのか
クリア系でも重ねるごとに髪色が濁ってきます
これは仕方がないことでもあるし特にそれが
汚いわけではないのですが・・・
根元の新生部は残留ティントがないので
濁りがなくやたら艶やかに染まります
もちろんそれもきれいなのですが
要はバランスの問題で両者のバランスを取る際に
既染部の濁りは消せないので
新生部をあえて同系のブラウンで染める
もしくは程よく混ぜると
新生部と既染部の質感が合ってきます
赤を消したいのですがあえて既染部のカラーに
紫を少し足すとさらに根元と質感が合ってきます
スイカに塩をかけて食べるじゃないですが
程よくアッシュが引き立つんですよね~
好みの問題でもあると思うのですが
写真を見てちょっと言ってみました!
とはいえ僕は直接染料をあまり使わないので
参考になりました!



そうですね!おっしゃるようにどのメーカーでも
対応できるような内容でチュートリアルを
進めていきましょう!
A.了解しました!
カラー剤を持っていないメーカーであるリトルで
カラーを考える際にLSマイスター立ち上げ時に
話し合ったのが
素材コントロールから考えるカラーです
リトルの製品を使ってと考えると
そこからずれちゃいますが
質感はばっちりなようなので
ちょっとカラーリングの話をしたいと思います
とはいえカラーの仕上がりもきれいなのですが・・・
A.是非よろしくお願いします!
カラー剤は染料中間体がブラウンだからなのか
クリア系でも重ねるごとに髪色が濁ってきます
これは仕方がないことでもあるし特にそれが
汚いわけではないのですが・・・
A.カプラーですね。興味深い所です。メーカーによって彩度高い仕様のカラー剤の所は、ジアミン蓄積濁りも少ないですがその反面アンダーの明度を高めに削って(8レベルのカラーで10LVまでブリーチしてティントして8レベルに仕上がる仕様)彩度あげるので次回来店時に結構退色が激しいケースなど経験あります。反面8レベルで、9LVブリーチしてティント少なめで8LVで仕上がる仕様だと、退色も穏やかですが暖色系は発色良いですが、寒色系だと仕上がりが、これアッシュ/マットでないじゃーん。ということが多く、また濁りも多い気がします。なのでアンダーあまりブリーチしない仕様のメーカーのカラーは、12LVと6LVを(1:2)にして8LVつくって彩度高い仕様になるようにしてます。
計算式12LV+6LV(1:2)なので12×(1)+6×(2)=12+12=24で(1:2)なので(1+2)で3、24÷3=8LVです。
根元の新生部は残留ティントがないので
濁りがなくやたら艶やかに染まります
もちろんそれもきれいなのですが
要はバランスの問題で両者のバランスを取る際に
既染部の濁りは消せないので
新生部をあえて同系のブラウンで染める
もしくは程よく混ぜると
新生部と既染部の質感が合ってきます
A.なるほど!確かにメラニンは普通のカラー剤で削りやすいですが、濁りの原因の残留ジアミンは少しならライトナーで透け度高めてカバーできますが(負担かかりますが・・)多いと過硫酸塩で無いと難しいので(もっと負担多いですね・・)あえて根元にブラウンを与えて上げるということですね!一番低負担ですね!それだと毛先のオキシ%も抑えられるし、いいですね!うぉーテンションあがってきますね!たしかにリトルを勉強する前は既染部のほうがダメージどんどん進んでて退色してたので、毛先の透け透けキンキン毛にブラウン足して擬似メラニンとして透け度を埋める・消すほうのしごとが多かったですが、リトル使い始めてから逆に素材自体もよくなりカラプロやヘマヘマやポリKのおかげで色持ちもよくなったので、逆に次のカラーの時、色味チェンジの時に前の色が邪魔になる時有ります!(良い事ですけど・・・)
赤を消したいのですがあえて既染部のカラーに
紫を少し足すとさらに根元と質感が合ってきます
スイカに塩をかけて食べるじゃないですが
程よくアッシュが引き立つんですよね~
好みの問題でもあると思うのですが
写真を見てちょっと言ってみました!
とはいえ僕は直接染料をあまり使わないので
参考になりました。
A.成る程、僕の引き出しに無かったので参考になります!有難うございます!その場合青より紫と赤よりの紫どちらが良いんでしょうか?実は、僕ヴァイオレット系カラーはもっとも苦手で弱いところなので他にも活用法があればご教授いただきたく思います!



お二方のやり取りを拝見していたら、どうしても入りたくなってしまいました・・・(ルール違反なら削除します)
以前に有名なカラーリストさん(今はNYで活躍中)が「カラーソルト」の提案をしていました!まさに塩ひとつまみで味を整え引き締める的な・・・
紫系ですが、残留ティントもさることながらベースメラニンの質でも微調節可能ですね!
Redベースなら青よりの紫、Yellowベースなら赤よりの紫など
簗さんがおっしゃるようにカラーの持ちは良ければいいというばかりではないと私も思います。あえて表面近くで発色させて数週間でフェードアウトして、シーズンに合わせた色味の変化を楽しむ・・・素材&薬剤コントロールでそんなことを自在にできたら楽しそうですね!
横から失礼いたしましたぁ^^;



加藤さん!この感じ良いですね~
加藤さんがおっしゃるように
◆紫系ですが、残留ティントもさることながらベースメラニンの質でも微調節可能ですね!Redベースなら青よりの紫、Yellowベースなら赤よりの紫など・・・◆
ベースメラニンの質で疑似メラニン的な補正が軸になると思います
あと根元にブラウン系、毛先にクリア系でバランスをとる場合
根元もブラウンで補正しているので
単純に寒色はブルーより、暖色はレットよりで欲しい色の邪魔にならない選び方をする事が多いです。
ここで盛り上がり過ぎるとやばいですね(笑)
あと課題が10残っているので次に進みましょう!!



了解しました!紫使い!ソルトカラー!あえて色の変化を楽しむ!興味深い話聞けて有りがたいです。確かにここで盛り上がると主旨からずれてしまうので、もっとお二人から聞きたいところですが自重します。次よろしくお願いします!
課題:パーマ②
■テーマ
加齢とともにコシの無くなった髪にイキイキシードと浸透促進ピンポイント使いとアスト剤ポリ K 濃度使い分けアストクリープで、ふわパーマ
■施術前の髪(や肌)の状態
細めのややクセ軟毛(毛量は密度普通の量少なめ)
履歴 2カ月おきに毎回パーマカラー(10 年ほど)
状態 毛髪強度は元々弱く 、(ウェットで毛先強め引っ張りでやや伸びます。)
ダメージレベルは、根元DL1 中間・毛先DL2.5。
■目指す仕上がり
イキイキと浸透とポリ K 使い分け&クリープS の組み合わせで、羊毛ケラチン前処理とピンポイントでふわり強調部に浸透促進原液 5 倍泡フォーム塗布し、アスト剤もふんわり強調部は 3 倍希釈、他は 5 倍でアストクリープパーマを施すことで今回のお客様の希望であるトップふわっとと髪質軟毛を少しハリコシ出したい髪質改善願望を叶える。
軟毛のため、毛先に重い処理剤は使いたくない。中間処理でカラプロのケラチンも仕込む。
■施術前の髪(や肌)の状態から考えた施術工程
前述の要望を踏まえ、全体イキイキ5倍塗布しトップのふんわりを目指し、
浸透 5 倍を 2 階建てパーマ部根元浸け分けとアスト時にポリ K3 倍仕込み。
他はイキイキ5倍とポリ K5倍
中間処理でイキイキ原液(10ml)カラプロ(2ml)とベータミスト(30ml)配合液塗布
■各施術工程の意図
①前処理トイシャン毛先もみ込みシャンプー
②前処理 イキイキ 5 倍泡全体塗布
③ワインド
④ 1 剤クリープ S→90 秒でチェックしプレ水洗
⑤トップ二階建てパーマふわ強調部の根元に浸透促進 5 倍泡塗布後 6 分放置
⑥チェックし中間水洗
⑦水ぬき取りヘマチン 20 倍(封鎖&PPT架橋補助)
⑧水抜き→イキイキ原液(10ml)カラプロ(2ml)とベータミスト(30ml)配合液塗布
⑨シブミン 5 倍液(消臭)
⑩クリープ(10 分)
⑪クーリング
⑫ 2 階建てパーマ部根元浸けポリ K3 倍と他はポリ K5 倍(3 分放置)塗布
⑬過水 2 剤(3 分 2 回)
⑭ロッドアウト
⑮ヘマヘマ 20 倍(過水除去)
⑯キトキト 10 倍(PH 調節)
⑰流し
⑱ヘマヘマ 20 倍(過水除去念いれて)
⑲キトキト 10 倍(擬似キューティクル)
⑳リマサリトリートメント(糖分しっとり効果)して流し→仕上げ→CV(キューティクルヴェール)塗布。
■修正を加えた施術箇所
設計図どおり行きました。
■結果および考察
ほとんど強度低下なく、且つトップふんわり、毛先ウェーブこりっと(ハリコシアップ感あり)仕上がりました。
元々細めの軟毛でフルメニューずっとしているお客さまなので独立前は僕の技術不足で 1 剤 10 分加温とかしてて、パーマは今回お休み。
とか意味ないシステムトリートメントしてごまかしたりとボロボロの髪でした。
5 年前の独立後にリトルであってからも、まだ勉強不足で負担かけすぎたりして BYAC などでごまかしごまかし強度を上げつつ5年かけて僕自身も成長し、段々最小限負担で出来るようになり今の状態まで持ってこれました!













では早速3回目を始めたいと思います!
偶然加藤さんもパーマで
同じく
キューティクルケアパーマ法と
アストクリープの組み合わせ
そしてシブミンを使うのも共通していますね
せっかくなので同じように進めたいと思います
簗取さんは講師同士でのポリフェノールによる
酸化促進のやり取り以降シブミンに再注目されていると
おっしゃっていましたが
実際の所どのような手応えですか?



簗取さんは講師同士でのポリフェノールによる
酸化促進のやり取り以降シブミンに再注目されていると
おっしゃっていましたが実際の所どのような手応えですか?
A.僕の場合も、講師陣でのシブミン活用実験の時に実際にかみさんに施術して毎日の経過を聞けましたので、シブミンのウェーブ持続アップ効果が実証されたのでやっています。
加藤さんも仰ったとおり「濱崎先生のタンニンの消臭が活性酸素発生で行われ、その効果で2剤酸化の促進につながり・・・・」を聞いて実践しています。効果としては、月曜日パーマしてすぐ木曜日カラーでご来店されたお客様の髪をさりげなくシャンプーのときに髪自体の臭いを直に、かいでみたら大丈夫だったり、(通常よりもシブミン作用時間が長い為消臭効果も高い)あとロッドアウト時のプリッと感が良くなった実感が有ります。
あと以前よりスタイリスト僕含め4人なのですが、パーマゆるかったお直しの件数が減りました。(うちは、ストレート抜かしてウエーブのみでP比20%前半くらいなので平均70人前後ですが月に一件もなしも有)
僕も2剤は過水が多いです。理由は加藤さんまで深く考えていなかったですけど、締め締め2剤はどうなのか?という所からです!ただ、ブロムのときは以前にリトル社の桝田先生の実技を見た時に、酸リンスの使いどころを「おーここに持ってくるのかぁー!」と目から鱗が落ちる様な工夫されてたのをアシスタントしながら体感し、その方法でやっています。



やはりお二人ともシブミンの効果を再認識されている
形ですね!僕も同感です!!
◆桝田先生の実技を見た時に、酸リンスの使いどころを「おーここに持ってくるのかぁー!」と目から鱗が落ちる様な工夫されてたのをアシスタントしながら体感し◆
このナオさんの目から鱗的な酸リンス使いというのは
具体的にどのような方法ですか?



アストとキトキトが続くと、締めるものが続きますので、
2剤ブロムBⅡローション3分→キトキト5分→2剤5分→最後にもう一度キトキト塗布しすぐロッドアウト
という工程で行っておりました。中間水洗をシャンプー台でしっかり行い、その後すぐph試験紙で計測するときちんとph7になっておりましたので、上記の手順ブロム→キトキト→ブロムで行っても中間水洗しっかりすれば活性は問題なく行われると体感し(リトルの1剤のアルカリ度の低い低膨潤処方が残留アルカリしにくい確信にもなりました。)感銘を受けました!
このキトキト方法とキューティクルケアパーマ法とアストクリープの組み合わせ。そしてその後の講師実験でシブミンを使うのも学び、今に至っております!



なるほど!
①中間水洗で余分な物を流す
②アストクリープで程よく締める
③ブロム塗布=締まり過ぎていないので浸透しやすい
④キトキト塗布=②と③を活性させながら疑似キューティクル
⑤ブロム塗布=再塗布で適正酸化
この方法だと連続塗布でポリKがキトキトで
酸性に傾き凝縮しすぎるのを
防げますね!流石ナオさん!!
加藤さんの方法と照らし合わせるとまた新しい
発見があるかもしれないですね!



そうですね!2剤ブロムを桝田先生方式で、その前の工程でリトル社の低膨潤1剤とキューティクルケアパーマ法と⑨のクリープ前シブミンで消臭かつほんのり締めとアスト工程もポリk単品で無く、加藤さんのアスト水に置き換えると、膨潤も穏やか且つゆっくり、締めるのも段階踏んでゆっくりやさしくになりますね!



僕も本当に勉強になります!
それでは次に進みたいと思います!
課題:カラー②
■テーマ
新生部一回目グレイカラーしたらもう二度とグレイカラーしなくても大丈夫重ね塗りカラー
■施術前の髪(や肌)の状態
細めのややクセ軟毛(毛量は密度普通の量少なめ)
履歴 2カ月おきに毎回パーマカラー(10 年ほど)
状態 毛髪強度は元々弱く 、(ウェットで毛先強め引っ張りでやや伸びます。)
ダメージレベルは、根元DL1 中間・毛先DL2.5。
■目指す仕上がり
パーマ施術を最小限負担&ハリコシアップで行ったので、カラーでも引き続きハリコシアップ対策を重ねて行い更なる効果を狙うと同時に、加齢による軟毛で光の透過度が高い髪なので若い子なら発色も透明感あってエアリー感あって綺麗だが、この年代の方だともともとメラニン豊富ですよ的な密度感のある色のほうがツヤでていいのと、色が抜けて見えやすい、傷んで見えやすい、抜けると毛先キンキン(金金)に見えやすいデメリットもあるので対策する!
■施術前の髪(や肌)の状態から考えた施術工程
一度、擬似メラニンカラー(5 レベルカッパーブラウングレイカラー)
を白髪部だけピンポイント塗布し 10分放置後、8 レベルの艶出し透け感消し濁り色足しのカッパーブラウン(ファッションカラー剤の 8LV カッパーブラウンに 8 ベージュブラウン20%配合アッシュちょっと←あえてカッパーにアッシュいれわざ濁らせる)希望色塗布
■各施術工程の意図
①前処理トイシャン毛先もみ込みシャンプー
②前処理 β ミスト泡 いきいき 5 倍泡 (1:1)でスポイト混合全体塗布
③カラー剤根元擬似メラニン色グレイヘアー部にピンポイント塗布
(グレイカラー 5 レベルカッパーブラウンに浸透促進 10%+カラプロ 1 スポイト配合)
④ 10 分放置
⑤ ファッションカラー剤の 8LV カッパーブラウンに 8 ベージュブラウン
20%配合とアッシュちょっと配合(イキイキ原液 5%カラプロ 1 スポイトも配合)塗布
(新生部オキシ6%、既染部オキシ1.5%です。)
⑥ 10 分放置後テスト
⑦ポリ K50 倍シャワー→いきいき 5 倍泡→ヘマチン 10 倍(いきいき架橋&重合促進)
⑧キトキト 5 倍(バッファー)
⑨タオル乳化後流し
⑩ヘマ 20 倍(過水除去)
⑪流し→トイシャン→流し
⑫パワード毛先ちょっとと(弱った毛先の乾燥対策とバッファーをもう一度念のために)他はリマトリ塗布
⑬キトキト 20 倍し溜めすすぎポチャポチャする。
⑭絞めの消臭シブミン 3 倍
⑮流し→ドライ→CV塗布
■修正を加えた施術箇所
テストポリK50倍シャワー(500ML)いきいき 5 倍泡足しました。
■修正の理由
色素流出をポリ K 薄めた軽い収斂で防ぎつつ、もう一度イキイキでハリコシ出し。
■結果および考察
元々細めの軟毛でフルメニューずっとしているお客さまなので、パーマ施術と複合でハリコシだし工程で望みました。
いきいきをカラー剤に配合したりほとんどの工程に入れて、ハリコシ復活を狙っています。













カラーの2回目ですね!
早速始めたいと思います
今回は伝えるという事に重点を置きたいと思います
カラーリングの意図はわかったのですが
リトル剤使いが複雑なので
なぜそうしたかを
加藤さんのチュートリアルを参考に
各工程の意図を書いてみてください!
■施術工程
①トイシャン
■施術工程の意図
①トイシャンの修復効果を使って前処理
みたいな感じでお願いします



①前処理トイシャン毛先もみ込みシャンプー
→既カラー&パーマ毛なのと、年齢によるキューティクル枚数減と皮脂分泌減のため頭皮につけずに毛先前処理としての毛先だけつけて揉み込みトイシャンです。
②前処理 β ミスト泡 いきいき 5 倍泡 (1:1)でスポイト混合全体塗布
→ここは①の理由もあるので、羊毛ケラチンの効果と脂質補充(セラミド&コレステロール補給です)
③カラー剤根元擬似メラニン色グレイヘアー部にピンポイント塗布(グレイカラー 5 レベルカッパーブラウンに浸透促進 10%+カラプロ 1 スポイト配合)
→これは、白髪部にピンポイントで先にカラー剤を進入・重合させ後の⑤の工程で上塗りで進入・重合させることにより2階層の重合で先に入れたカラーが抜けづらくなる方法です。
この方法はお客様の希望明度が7れべる以上の高明度グレイカラーのときのみ時間経過による白髪浮き輝きを防止するためを使います。6レベル以下のグレイカラーは従来の一回塗りでOKです。
浸透とカラプロの割合は、カラプロは大体5%以内で単なる粘度落とし剤の役割です。(僕は粘度緩めが操作性良くて好みです)浸透促進の割合につきましては、本当は浸透20%の方がしっかりティントするのですが、今回8レベルにしたいので、このお客様のグレイ率だと20%くらいなのであまり浸透促進の割合を多くするとこの後の上塗りのカラー剤がかなり高アルカリかつ希望明度の2段階上に(8レベル目標なら10レベルカラーにしないと沈みすぎてしまうので)しないといけなくなるので浸透10%が一番良いと思います。
※ただし、白髪割合が70%~100%の方なら浸透促進20%配合5レベルグレイカラーに8レベルセカンドカラーでも8レベルになります。要は新生部のグレイ率にあわせ浸透促進の割合が変わり(5~20%の間)お客様の希望明度にあわせ擬似メラニングレイカラーのレベルを5or6LVと使い分けます。
④ 10 分放置
→擬似メラニングレイカラーを先に重合させる。
⑤ ファッションカラー剤の 8LV カッパーブラウンに 8 ベージュブラウン
20%配合とアッシュちょっと配合(イキイキ原液 5%カラプロ 1 スポイトも配合)塗布(新生部オキシ6%、既染部オキシ1.5%です。)
→羊毛ケラチンの効果とアッシュは透明感強い髪なので濁りを入れるためです。
※別の例ですが赤み系カラー嫌いなお客さまで、たとえば白髪染めつつ8レベルアッシュ系希望でも擬似メラニンカラーはカッパーブラウン使います。何でよ!それなら最初から擬似メラニンカラーでアッシュ系のグレイカラー使えば良いじゃんとなるのですが、もともと人間の髪のメラニン色素をジアミンのない、ブリーチ脱色剤で8レベルにした場合ナチュラルトーンはオレンジ味を感じる領域ですので、アッシュ系希望でも、(たとえると白髪はジアミンのない白い画用紙ですが、他のジアミンある髪は8レベルのオレンジブラウン色の画用紙ですので、絵の具塗る前に画用紙の下地の色をまずあわせましょ!という感じ)カッパーブラウン→アッシュです。もし白い画用紙をアッシュブラウンで下地塗ってアッシュ重ねたら寒々しい色になりすぎます。ただメンズのグレイカラーは、擬似メラニングレイカラーに5lvアッシュブラウンで、上塗りでアッシュでもこれはこれでナチュラルトーン無視ですがクールでかっこいい色です。ただ女性にはクールすぎる色です。
⑥ 10 分放置後テスト
⑦ポリ K50 倍シャワー→いきいき 5 倍泡→ヘマチン 10 倍(いきいき架橋&重合促進)
→ポリkは、この後のシャンプーで色素ぬけないように軽く締める工程&この後に白髪という素材により多くのジアミン色素を入れ込むため入り口を大きく広げるように高アルカリで作られているグレイカラーに対し、その分バッファーのキトキトが濃度高くなるのでその前のポリkでプレ締め工程でもあります。いきいきは羊毛ケラチン効果ほしいので。
⑧キトキト 5 倍(バッファー)
⑨タオル乳化後流し
→少量お湯溜めてタオルを漬けてそのタオルで⑦⑧処理剤ついたまま乳化です。
⑩ヘマ 20 倍(過水除去)
⑪流し→トイシャン→流し
⑫パワード毛先ちょっとと(弱った毛先の乾燥対策とバッファーをもう一度念のために)他はリマトリ塗布
⑬キトキト 20 倍し溜めすすぎポチャポチャする。
→⑫⑬は、グレイカラーなのでしっかりとバッファーするため。
⑭絞めの消臭シブミン 3 倍
⑮流し→ドライ→CV塗布
よろしくお願いします!



簗取さんの書き込みはBBS時代から非常に面白く凄いパワーを感じます
只、文章が難解で、このチュートリアルを他の方も観覧していることを考えると改善が必要だと思います
僕は一端ワードにコピーペイストして独自に文章を整理してから理解するようにしています
例えばこの文章ですが
■ポリkは、この後のシャンプーで色素ぬけないように軽く締める工程&この後に白髪という素材により多くのジアミン色素を入れ込むため入り口を大きく広げるように高アルカリで作られているグレイカラーに対し、その分バッファーのキトキトが濃度高くなるのでその前のポリkでプレ締め工程でもあります。いきいきは羊毛ケラチン効果ほしいので■
とありますが
◆ポリフェラKは、この後のシャンプー工程で色素が抜け過ぎないように髪を軽く締める目的で行います。
グレイ用カラー剤は白髪という素材に、より多くのジアミン色素を入れ込む目的で高アルカリに処方されてあるので、それに対応する作戦です。
高アルカリに対応する分だけキトキトの濃度が高くなるのでそのプレ処理でもあります。
いきいきは羊毛ケラチン効果がほしいので使用します。◆
こんな感じで編集します
BBSにおいて僕らのスキルアップの為に、このような作業をするのはご本人の宝であるレシピや思いを拝借できる事を考えると全然手間ではないのですが
リトルサイエンティストのプロフェッサーとして様々な立場の方々に伝えることを考えると
やはりアップする前にある程度の編集が必要だと思います
後、情報量がサービス精神旺盛で積極的に吸収される方には良いのですが
一期一会ではなく今後観覧している皆さんと末永くお付き合いする意味でも
思いつく情報をすべて書くのではなく要点を絞って書いたほうが
伝わりやすいと思います
長くなったので次に続きます



続き。。
とはいえプロフェッサーという観点からとしても、僕としては簗取さんの個性を壊したくなく野村先生のおっしゃる名物先生の素質が大有りだと思っています
僕ごときの助言で勢いが無くなるのが一番心配なのであくまで助言だと思ってください
いろいろな先生がいたほうが良いと思います!
とはいえ(笑)解読に手間取ったのと、この一連の書き込みが完成しなかったので昨日はアップできませんでした!やっぱりある程度整理して書いてください(笑)
では本題ですが
①なるほど!仮に全体洗うにしてもいつも通り頭皮に付けるのではなく毛先に付ける事で皮脂の取れ過ぎを防ぐ事が出来ますね!パーマ前にも有効ですね!
②これはβミスト:水:いきいき(1:0.8:0.2)という事ですかね?泡をスポイドで塗布というのが良く解らないです
③従来のプレピグメンテーションというよりはピンポイントの重ね塗りですね10分放置タイムをとっているのがポイントですね!浸透促進を混ぜる際、確かにカラープロモーションで粘度を落とした方が混ぜ安いかもしれませんね
⑧キトキト 5 倍に関しては色の変色とかはどうですか?先に高濃度、後に低濃度で使用するのはどういった意図ですか?
⑨面白い技術ですね!どのような効果がありますか?



思いつくままに、キーボードたたいてました!文章解りやすくします!
①なるほど!仮に全体洗うにしてもいつも通り頭皮に付けるのではなく毛先に付ける事で皮脂の取れ過ぎを防ぐ事が出来ますね!パーマ前にも有効ですね!
A.そうなんです!トイシャンはシャンプーですがお湯を少なめに溜めて1プッシュ溶かし込んで泡立てつつ、お湯に毛先泳がせてクイックな前処理としています。
ダメージ大のときはさらに少しづつポリKやβミストや三種原液を少量足したりもします.
②これはβミスト:水:いきいき(1:0.8:0.2)という事ですかね?泡をスポイドで塗布というのが良く解らないです
A.割合は其の通りです。この時は時間短縮目的と、ベータミスト泡浸けていきいき5倍希釈泡つけてと別々につけるより均等につけるためです。カップ混合よりスポイトのほうが振るだけで均一に混ざるので直前にスポイトに入れ混合しました。
③従来のプレピグメンテーションというよりはピンポイントの重ね塗りですね10分放置タイムをとっているのがポイントですね!浸透促進を混ぜる際、確かにカラープロモーションで粘度を落とした方が混ぜ安いかもしれませんね
A.白髪が時間たっても一度カラーした所は白髪が浮かなくなったと好評です。
⑧キトキト 5 倍に関しては色の変色とかはどうですか?
A.⑨のところの少量のお湯溜めて・・・・の工程なんですが、実は書き漏れでお湯自体は⑧の工程のキトキト前に溜めてます。タオルもすでにお湯に漬かっています。そして⑧の工程でキトキトをペットボトルシャワーに湯160mlとキトキト40mlでつくり全体にかけています。
◆其の後すぐに、⑨の工程、タオル乳化でお湯たっぷり吸ったタオルで頭全体包み手のひら全体でやさしく押し付けじゅーっとお湯を絞り塗布します。(頭皮マッサージの様に手に平全体で圧迫する)そしてまたタオルお湯に浸けてじゅーっとと4,5回繰り返します。
◆色変化は感じたことないですが、よく考えたらグレイカラーでアルカリ高い分、キトキト濃い目じゃないとphが下がらないと思ってこの時やりましたが最終的に濃い濃度にすれば良い訳で、薄い濃度から濃い濃度へのほうがphの下がりも穏やかで髪に負担がかかりませんね。
◆例・お湯を270ml溜めてキトキトを30mlたらしタオル浸み込ませ塗布、その後キトキト30ml追加でたらしタオル浸み込ませ塗布
先に高濃度、後に低濃度で使用するのはどういった意図ですか?
A.後の⑬のキトキト20倍の一番の目的は⑫のパワードベータとの組み合わせでキトキトのキチンキトサンの艶感目的です。なので濃度は20倍程度でいいかなと思いました。一応リトル社のキトキトはバッファー効果もあるので、十分バッファー処理したけど最後に念押して20倍希釈で軽いバッファーという考えです。
⑨面白い技術ですね!どのような効果がありますか?
A.これはアシスタント時代に手荒れがひどすぎて、ひび割れのところにカラー乳化でカラー剤が入り込むと痛いので、怖いからタオルにお湯しみこませてタオル越しに乳化してたら、多数のお客様から暖かくて気持ちいいと言わたり、メンズのもみ上げ長い方は流しにくくぬめり残りしやすいのですが、タオル乳化でしっかり取れるようになったのでずっとやっています。その後リトルで勉強してからも、カップで処理剤溶かしたお湯すくってチェンジリンスするより乾いたタオルを溜めた湯に浸み込ませて包んでかけるほうが均一に塗布できるのではないかと思っています。



キトキトはただの酸リンスではなくいわゆるバッファー剤として働くので急激に酸性側に引っ張らないかもしれないですね
只、徐々にphを下げるのがセオリーなので変色やキューティクルの負担を避けるためにもだんだん濃くが良いかもしれません
皆さんが使うカラー剤は様々なので場合によっては発色に影響があるかもしれないですから
簗取さんの場合、通常皆さんが使う使用量に比べてかなりふんだんに使われてるので個性的な施術と合わせてそこも興味深いです
各施術に付き3回のレポートですが最終である各施術の3回目はより「講師として」という視点でチュートリアルを進めたいと思います
では次に進みましょう!



宜しくお願いします!
課題:パーマ③
■テーマ
超多毛、硬毛のお客様に浸透促進で柔らか風合いの髪質改善パーマ
■施術前の髪(や肌)の状態
太めの直毛硬毛(毛量は密度多)
履歴 カットのみ。
状態 毛髪強度最強(ウェットでもピンっとしてます。)
硬毛のため、浸透促進で柔らか風合いを与えたい。
DL1 中間DL1毛先DL1.5
■目指す仕上がり
浸透2倍希釈泡で前処理で軟性状態にしておき、クリープHで、最小限負担クリープパーマを施すことで今回のお客様の希望である柔らかく見せたい願望をかなえる。
硬毛低ダメージのため、浸透促進と3種やさらさら、しっとり各シード処理剤でなんとか柔らかく見せる。
■施術前の髪(や肌)の状態から考えた施術工程
前述の要望を踏まえ、浸透促進2倍液で柔らかさと、クリープ H の還元パワー補助をする。
硬毛低ダメージのため各処理剤は必要なければシンプル工程で。
■各施術工程の意図
①前処理リマシャンシャンプー
②前処理浸透2倍泡全体塗布
③ワインド
④ 1 剤はクリープ H で塗布し 90 秒でテスト
⑤プレ水洗し 6 分放置
⑥テストし中間水洗
⑦水ぬき取りしヘマチン 20 倍(封鎖&PPT架橋補助)
⑧浸透5倍泡+しっとり5倍(1:1)(柔らか質感剤)
⑨水抜きしシブミン 5 倍液
⑩クリープ(10 分)
⑪クーリングし過水 2 剤(3 分 2 回)
⑫ロッドアウト→ヘマ 20 倍(過水除去)
⑬キトキト 10 倍(PH 調節)
⑭流し→ヘマ 20 倍(過水除去念いれて)
⑮キト 10 倍(擬似キューティクル)リマサリトリートメント(糖分しっとり効果)
⑯流し→仕上げ→CV(キューティクルヴェール)塗布。
■修正を加えた施術箇所
中間処理でしっとりシードくわえた。
■修正の理由
中間水洗後のテスト時に毛髪のハリを確かめてみたら硬さを感じた為。
■結果および考察
直毛感をパーマで曲線にし、且つ浸透促進でかなり柔らかな風合いになりました。カラー毛でしたら3種も登場してましたが、今回はノンカラー毛なので浸透促進のみで行きました。













パーマの最終ですね
お互い頑張りましょう!
まず
プレ水洗前の90秒でのテストカールですが
ここで何を確かめていますか?



Q.プレ水洗前の90秒でのテストカールですがここで何を確かめていますか?
A.この時点では、当たり前ですが、まだまだ極ゆるいカール形成になっていますので1剤の浸透具合を見るだけです。自分の中の基準で、感覚になりますがテスト毛のの柔らかさと極ゆるいカールの状態を見て90秒でOKか判断します。
しかし回転数や使用前処理剤や1剤やお客様の髪質や求めるウェーブデザインで条件が千差万別なので、自分の中でまだ単純にロッド径の2倍位や3倍くらいと断言して伝えるほどの確信は無く、教えて頂いた最初のころに鉄平君とウィッグやスタッフや友人で様々な髪質を実験してゆるかった失敗経験の中で掴んだ感覚を元に視診とテスト毛の柔らかさを触診しやっている状態です。
その後鉄平君のあとに入ったスタイリストスタッフに当該技法を降ろすときに、再度ウイッグで店内実験会を開いて、同じロッド(アニオンの太いほうの黄色とその下の下の下のピンクの各3本づつ)で
1剤をクリープHとクリープSとクリープSを水2倍希釈したもので変えて90秒の時点でそれぞれテストし、
黄色ロッド H S S希釈
2.5倍径強 3倍径弱 ごくゆるく波打つ程度
ピンクロッド
1.5倍径ほど 2.5倍径強 3倍径弱
という結果でそのまま工程を進め(中間処理なしヘマヘマのみでクリープ期の時間統一収斂の工程なし2剤は統一)
仕上がりでほぼロッド通りの結果が出たのがピンクロッドのHとSのみだったので、
アニオンの黄色及び黄色以上の太さのロッド使うウェーブは一段階ロッド落として(黄色だと緑に下げる)緑はウェーブでにくい人のみ青に下げる。青以下はそのままでという基準作りから始めてあとはそれぞれお客様施術する中で調整しましょう言う感じでやり始めました。
もちろん、黄色でも大丈夫だった!緑でもゆるい!青だと出すぎた!ピンクでもゆるい!などお客様一人ひとりでの微調整は有りますが、実験を経てやり始めたので希望のウェーブとぜんぜん違います!という事は無かったです!
写真は文中の最初の初期の時の実験写真です!





簗取さんのお店独自の方法で確立されている
独特の方向性だと思うのですが
僕からの率直な意見として
ここはシンプルにして頂いた方が
他の方に伝える意味で良いと思っています
テスト中に時間が進む懸念も有りますが
基本的に当初の毛髪診断からなる
ロット選定・薬剤選定・時間選定を信じる
そしてその精度をあげる事に集中する
僕の場合浸透しにくそうな髪は120秒
それ以外は90秒にしています
修正チャンスは
プレ水洗後の早い目のテストカール
弱い場合は再塗布で対応出来るので
イメージのズレは90秒か120秒かではなく
あくまでロット選定・薬剤選定のミスと認識して
時間を固定して精度を高めるようにしています
この技法はあくまで基礎が出来ている事が前提で
その為リトルさんからの掲載依頼があるまでは
簗取さんを含め基礎が出来ていると
確信している方には機会があれば口頭や文章で伝え
それ以外は実技をみて頂いて伝えるようにしていました
あくまで従来の洗練された技術に
プレ水洗法をとりいれると絶大な効果がある
というのが肝なので
講師の立場では従来のパーマ技術の洗練を
軸に伝える事をお薦めします
ただおのおのが細部にこだわる場合
プレ水洗前のテストカールの検証努力が
効いてくると思います
受講者全般にお伝えする内容と
その中にいらっしゃる細部にこだわる方が個別に
質問してこられた場合などにお伝えする内容を
分けるのも良いかもしれません



了解しました!有難うございます!講習時は濱崎先生からの意見を元に洗練させていきたいと思います。技術や理論、経験を大放出サービスするのではなくシンプル且つ受講者目線に合わせて洗練し伝えるように行います。



難しい事を難しく簡単な事を簡単=普通
簡単な事を難しく=最も価値が無い
難しい事を簡単に=最も価値がある
どこかで聞いた言葉ですが
一筋縄ではいかないのが常なので悩みどころです
シンプルに整理がその為のキーワードになると
思うのですが
僕のウキウキセミナーパーマ編の内容も
それに通じる内容なので機会があれば
共有しましょう!
では今回の事例で以前Kさんや中村さんが雑誌などで
発表していたプレ軟化法を活用するのはどう思いますか
例えば今回の工程でシャンプー後シャンプー台で
泡浸促>WDする部分にEXP(CA)塗布>スチーム>
柔らかくなったらお流し>カットやパーマ工程に入る
理論上ハーマネントと相性が良いと思うのですが
欲を出すとWD部以外にもEXPを塗布したくなりますが
WD部だけにするのがキレイのポイントだと思います



なるほど!ウェーブ綺麗に出ない髪質の方に、EX-P還元のみでのパーマやりますが、硬毛にも柔らかい風合いが出ますので使えますね!最近は矯正の浸透使いの流れから浸透促進研究ブームなってました。



研究ブーム大切ですよね!!
プレ還元のみでもいけるのですが
経験と勘が必要で難しい為
プレ還元とプレ水洗法を組み込んだ水巻パーマが
計算がしやすいので失敗しにくいと思います
マニュアルを破るという概念で
プロフェッサー挑戦者向け実技講習の予定でしたが
日本全国に対象者が散らばっている為
チュートリアルという形となりました
講師養成的な事を考えるとこちらの方が
スキルアップにふさわしいと思うのですが
やはりマニュアルを破る実技講習の代わりの要素
を盛り込みたかったので今回のような
形になりました
これでパーマは最終となりますが
パーマにおいて簗取さんは講師として
何を受講者に伝えたいですか?



僕は、パーマにおいては一番伝えたいことはリトルの1剤の低アルカリ処方や各処理剤の成分はすべて理由が合って、そして使い続ける事に2ヶ月半年1年・・・・とお客様の髪の状態という結果と野村先生の仰る理論とのつじつまが合ってくる事です。
リトル社に限らず技法の工夫や薬剤・処理剤で、やろうと思えば一回のデモで触感や見た目を綺麗にすることは出来ますが、サロンワークで二回三回四回とカラーやパーマ履歴が増えていったときに、自分の実力がお客様の毛髪状態として現実に結果として出てきた時に始めて、リトル理論の真髄を実際にこういうことか!と体感します。
そして昨今ネットなどでいろいろな情報がリアルタイムで知れる分、色々な技法や理論が出ていますが、失敗したから。上手く行かないから違う技法や薬剤ではいつまでも型が出来ないので大事なのはあれやこれやと迷走せず、どの技法やどこのメーカーでも良いので己が信じるものを長く施術してみる使ってみることだと思います。
ただ、知識不足で本当に理論上ありえない疑似科学のようなものや間違っている物を突き詰めても意味無いので、その点で以前濱崎先生に他のメーカーも客観的に見るフィルターとして最適なのはリトル社と以前聞かせていただき、私自身も同感でありますし皆さんにそれを伝えたいと思います。
それとリトル社を使ってから私自身美容師として知恵(毛髪診断時や1剤テスト時の危機察知能力や施術ミスを少なくする知識)と眼(フィルター)と手の感覚を一番鍛えられたのが一番成長した所だと思いますので、そこも講師として皆さんにも伝えたい事です。



製品の良さは誰もが知るところ
しかし魔法のお薬ではない
例えば僕はソニルで髪を綺麗にすることもできるし
すごく傷めることもできる
効果がちゃんと出る使い方は
手順を追うのではなく
理論に基づいた設計を素材に合わせて
美容師がすること
少なくとも自分のお客様は
自分が一番きれいにできる美容師でありたい
その思いがいつのまにか
自動的にきれいにしてくれる道具を
探すような流れになっている
「リトル大学院LSマイスター」
簗取さんのおっしゃるように腰を据えて
取り組むと見えてくるもが違ってくるので
マスター
ドクター
プロフェッサー
受講者皆様の軸の構築に大いに生かしていただける
とありがたいですね!
それではチュートリアルのパーマを終了したいと思います



有難うございます!よろしくお願いします!
課題:ストレート①
■テーマ
出産後ヘムライン中心に軟毛化し癖の出てきた髪に表面&バング&フェイスラインにアイロン矯正ストレート
■施術前の髪(や肌)の状態
弱いクセの普通毛(毛量は密度多目の量多め)生え際とつむじ周りが細毛で軟毛でうねり毛
履歴 23カ月おきに毎回パーマもしくはカラーもしくは部分矯正(14年ほど)
前回も表面ストレートしているので既矯正部はまだ真っ直ぐ残っているので薬剤つけない。
状態 毛髪強度は大丈夫(ウェットで毛先強め引っ張りでも伸びません。)
ダメージレベルは、根元DL1 中間・毛先DL3
■目指す仕上がり
生え際のクセが気になるので、(特に前髪内側。)そこに部分矯正し悩みを解決する。つむじ周りのクセも髪表面の質感ツヤ感が悪く見える原因なので同時にハチ上に表面矯正入れて光乱反射をなくしツヤを出す。
■施術前の髪(や肌)の状態から考えた施術工程
前述の要望を踏まえ、新生部に浸透促進5倍液+カラプロ5%を塗布し低負担でシングル還元 EX-P のみ
■各施術工程の意図
①前処理トイシャン毛先もみ込みシャンプー
②前処理 浸透促進 5 倍泡新生部塗布
③ 1 剤(EX-P)新生部のみ塗布
④塗布後チェックし10分と推定
⑤10分放置
⑥テスト
※あれ、今日効き悪いな。(これぐらい行ってるだろうという想定の8割くらいでした。)チオ行っとくか!でも流して更にチオ刷毛塗りするまででは無いな。
まあ、あとちょっとなのでこのまま EX-P だらだら置くよりシャンプー台でペトボトルシャワーでなじませ流ししつつソニルチオスポイト塗布して3分くらいなじませすぐ流しだな。
⑦スポイト塗布でソニル Tio 根元塗布 荒歯コームでなじませ
⑧中間水洗
⑨ヘマチン 10 倍(封鎖&PPT架橋補助)
⑩水抜き
⑪3種 β 5倍泡
⑫シブミン 5 倍液(消臭)
⑬キトキト10倍(PH 調整と擬似キューティクル、過水発熱防止)
⑭タオルドライし120℃プレアイロン
⑮170℃本アイロン
⑯過水2剤
⑰ヘマヘマ 20 倍(過水除去)
⑱キトキト 10 倍(念のため PH 調節)
⑲流し
⑳ヘマヘマ 20 倍(過水除去念いれて)
㉑キトキト 10 倍(擬似キューティクル)しリマサリトリートメント(糖分しっとり効果)塗布
㉒流し→仕上げ→CV(キューティクルヴェール)塗布。
■修正を加えた施術箇所
1剤 EX-P のみで行くつもりだったが、流してから急遽ソニルチオ足した。
■修正の理由
前回ソニルチオでも結構還元速くて焦ったので、今回は EX-P にしましたが、今度は想定より反応鈍かったので急遽シャンプー台でソニルチオ塗布してすぐ流しクイックダブル軟化で行きました!
■結果および考察
表面とフェイスライン、前髪と真っ直ぐ艶やかに仕上がりました。ただ、今回は ロングで少しレイヤー入ってるデザインなので表面ストレートの(今回ハチ上のみ)幅を前回(前回もハチ上のみ)よりレイヤー足した分もう少し幅広くとってあげたほうが良かったなと思いました!原因→(前回はローレイヤースタイルなので表面ストレートしたハチ上の毛がハチ下の矯正してない毛もほぼ覆い隠すので、表面ストレートでもほぼ全体矯正しているように見えたが 、今回はレイヤー入っているので表面矯正部が短く、あまりハチ下の毛に覆いかぶさらず、矯正してないハチ下の毛が広く露出するので質感悪く見えた)













榊さん直伝の表面ストレートですね!
まずおっしゃるように表面とは
骨格の位置で決まるのではなく
ヘアカットで決まるというのを再認識できました
特に部分パーマはスタイルとの連動ありきなので
大切ですよね
ストレートパーマに関しては
明確な正解があってその通りにすれば
万事OKとはなりにくいので
EXPだけで行くことを前提で進めましょうか!
まずカラプロの前処理は手応え的にどうですか?



カラプロの効果は、浸透促進の効果と相乗して薬剤がすーっと入る感覚はあります。
もともとEX-Pやソニルチオシリーズは粘性緩めなので塗布していく途中でカラプロ効果でさらにゆるくなってきます。
他社の矯正チオ1剤(固めの粘性)でも、カラプロを1剤に5%配合すると劇的に塗布しやすくなり塗布時間短縮になって、塗布時間+放置時間トータルで考えると施術時間5分短縮で通常使用と同じ軟化具合になります。(塗布時間が早くなり放置時間もちょっと短縮されます。)
ただしストレート1剤(パーマ液1剤も)はSSを切りながらくっつけてもいるので、ここで固めの1剤でパシッと真っ直ぐで固めときたい派の方は嫌いな反応だと思います。
※しかし僕はどちらかと言うと、低アルカリで膨潤少な目でも浸透スムーズで内部まで均一進入させるには、適しているのは低粘性薬剤ではないか、(最低でも塗り分けできる程度の粘性があればok。乳液や液体ではゆるすぎて不可)
そして低アルカリかつ粘性ゆるい薬剤のほうが残留アルカリ残留還元剤しにくいし、残留量が減らせれば還元剤封鎖処理不足やバッファー処理のphの振り幅も小さくやさしく行えるので、粘性ゆるく出来るカラプロ推進派です。(ただし、榊先生も仰ってましたがピッチの細かい縮毛の場合は、クリーム系の質量重たい薬剤のほうが伸びがいいと思います。)
さらに全体塗布した後10分タイマー入れつつ、もう一度1剤塗布部分をこすらずにやさしくやさしく榊先生方式パッティングでトントンっと指先でやさしく叩くように塗布部分パッティングするので、ここでもカラプロの減粘性効果とパッティング手技浸透は相性が良いです。
(榊先生のパッティングは指先トントンと握りこぶしの小指側全面の面全体でペタンペタンがありますが、指先トントンのほうです。{アシスタントで講習手伝いした時に、榊先生と一緒に塗布しつつ先生の手の挙動をガン見して観察した僕調べ})
個人的には、トリートメントとストレートパーマや矯正は、髪のお医者様的な知識(医者と言うのは、おこがましいですが・・・)はもちろんですが、髪の整体師・あんま師的な手技の比重が大きいと思っています。アイロンは、なめし皮職人のイメージ。



施術のこだわり大変勉強になります!
浸透促進5倍にカラプロを混ぜて泡塗布は
使いやすいかもしれませんね!
仕上がりもきれいだと思います
でもあえてお聞きします
①
◆カラー毛で浸透しやすい
◆ソニルEXP自体が非常に浸透しやすい薬剤
◆ブースター軟化による浸透促進
◆パッティングなどの手技による入れ込み
◆カラプロの乳化破壊効果
今回のモデルさんにおいて
これらの浸透の工夫がすべて必要だったのか?
※必要であればそれらの理由
②
表面ストレートの場合
カラーやそれ以外のケミカルダメージに対応した
ケア重視の前処理をして
EXPのみで逆に甘めに上がることが
ストレート処理していないアンダー部分との
調和が取れるのでは?
※例えばもちの為にあそこまで効かせた
などの反論
今回はこの2点のアプローチで進めたいと思います
受講者は理由が明確な施術しかしないので
そこの明確化ですね!



①
◆カラー毛で浸透しやすい
◆ソニルEXP自体が非常に浸透しやすい薬剤
◆ブースター軟化による浸透促進
◆パッティングなどの手技による入れ込み
◆カラプロの乳化破壊効果
今回のモデルさんにおいて
これらの浸透の工夫がすべて必要だったのか?
※必要であればそれらの理由
A.前回ソニルtioで速かったので今回はEX-Pのみで行こうかと思ってましたので、1剤の時間の負担減らすべく、補助と前処理も兼ねて浸透促進は入れてみました。(この日の予約状況が混み合っていたのも正直有ります。)
パッティングは髪の軟化具合での変化を手に記憶させる工程として、どんなケースでも必ず入れています。カラプロは、前々回の講師会議後すぐでこのお客様施術してますのでどんな髪質でも使ってみてデータ取りしたかったので使いました。浸透とカラプロは、バング・テンプル周り以外いらないと思います。
②
表面ストレートの場合
カラーやそれ以外のケミカルダメージに対応した
ケア重視の前処理をして
EXPのみで逆に甘めに上がることが
ストレート処理していないアンダー部分との
調和が取れるのでは?
Aバングとテンプル周りの毛は、以前に一週間くらいでクセ戻ったとお直しになってしまったので、しっかり置いてますが、サイド、バック表面に関しては同時にやっていましたが、甘めでも大丈夫ですね。ご指摘どおり時間差で後からサイド&バックでも良かったと今になって思います。良きアドバイス有難うございます。
あと、正直プロフェッサーチュートリアルは皆さん見てるのでいい格好しようとして色々盛り込んだのも有ります。芸人の小藪さんが美容師だったらめっちゃ「イキんなボケ!」といわれますね。すいません!



いやいや凄いです!これですね!!
簗取さんの施術の裏付けを聞きたかったんです
僕も医者に例える事が多いですが
(某団体とは関係ありません)
前の投稿で医者や整体師に例えた簗取さんの
美容師としてのアイデンティティを垣間見ました
そして今回のお客様と対面した判断を
書いていただきましたがそこにお客様の思いを
汲み取ったものや簗取さんの遊び心が垣間見えました
マニュアルはあくまで基準で
千差万別に対応できるように工夫されています
ドクターを通過してそれを破るという事は
破るために破るのではなく
今回のような
お客様の思いからくる判断
学んだことを含めた簗取さんの思いからくる判断
お客様の髪(素材)からくる判断で現場ならではの
担当美容師ならではの判断によるマニュアルのアレンジが
結果マニュアルを破ることになるとおもいます
LSプロフェッサーが
ただのベテラン美容師の長年の勘と違うのは
あえて一つのメーカーに絞り
そのアイテムの存在意義に繋がる基礎理論を
LSマスターで学び
その基礎理論を現場に落とし込むための軸となる
技術理論をLSドクターで学んだ者が
各々のサロン用に元々のサロンの力と学んだ力
を融合しながらアレンジし、
お客様個人個人用にその場で判断(LIVE)
しながら施術できるのがプロフェッサー
じゃないでしょうか?
そのあたりを今回示せたと思います
なんだか大きな成果が得られました!
それでは今回終了し次に進みたいと思います



宜しくお願いします!
課題:ストレート②
■テーマ
ずっとライトナー使用のダブルカラーやっているお客様にアイロン矯正ストレート
■施術前の髪(や肌)の状態
ジリジリと光乱反射しダメージひどく見えるピッチ細かいクセの細毛(毛量は密度多目だけども細いので少なく感じる)生え際とハチラインとつむじ周りが細毛でねじれうねり毛
履歴 23カ月おきにカラー&半年置きに縮毛矯正(今回は約 10 ヶ月ぶり矯正)
発色を再度高く出したい希望なのでライトナーしてダブルカラーでいつも施術
状態 毛髪強度は毛先ウェットで少し伸びる。
ダメージレベルは、根元から3cmは新生部DL1
中間根元3cmから10cmの間は未矯正既染部DL2.5
10cmより毛先は既矯正&既染部DL3.5
■目指す仕上がり
左ハチ回り特にクセが気になるので、そこを注意し悩みを解決する。ピッチ細かいクセが髪表面の質感ツヤ感が悪く見える原因なので矯正入れて光乱反射をなくしツヤを出す。ダブルカラー続けているので、毛先の広がった状態を締めたい。
■施術前の髪(や肌)の状態から考えた施術工程
前述の要望を踏まえ、既染部(前回半年以上前なので 10 cmほどが未矯正部ですが既染部は根元3cm除いて7 センチが既染部)なので純粋な新生部3cm空けて全体3種 β 割5倍塗布し、根元1 cm あけて EX-P+CA(1:1)塗布し毛先 は 、 BYAC + ポ リ k + トイトリ(2:1:7)で保護塗布まとめると根元から3cmが新生部3cmから10cmの間が(既染部+未矯正部)10cmより先が(既染部+既矯正部)
■各施術工程の意図
①前処理トイシャン毛先もみ込みシャンプー&毛先のみポリ k 50倍水チェンジリンスでプレ締め
②前処理 3種 β5 倍泡塗布(根元新生部抜かして全体)
③プレ 1 剤 EX-P+CA(1:1)新生部1 cm 残して9 cm まで塗布(その先の既染部+既矯正部を避けて、新生部&既染部+未矯正部)のみ塗布
④塗布後チェックし10分と推定
⑤10分放置→10分後毛先既染部+既矯正部に薬剤伸ばしコーミング(荒歯コーム)毛先既矯正部戻りクセ取れるまで3分置く
⑥テスト。ペットボトルシャワー水洗し、薬剤なじませコーミングしながら毛先の還元具合を見て流し、シャンプー台で再度3種 β5 倍泡塗布(根元新生部抜かして全体)
⑦本1剤ソニル Tio 根元1cmあけて10cm部分まで塗布。
毛先は時間置かず、すぐに BYAC+ポリ k+トイトリ(2:1:7)保護剤&収斂剤塗布
⑧中間水洗(ここはTIOを毛先につけないようにすぐシャワーで流し)
⑨ヘマチン 10 倍(封鎖&PPT架橋補助)
⑩水抜き
⑪3種 β 5倍泡
⑫シブミン 5 倍液(消臭)
⑬お湯をシャンプーボウルに1Lほど溜めてエマルジョン溶かしてチェンジリンスしキトキト10倍(セラミド・コレステロール補充&PH 調整と擬似キューティクル、過水発熱防止)
⑭タオルドライし120℃プレアイロン
⑮170℃本アイロン
⑯過水2剤
⑰ヘマヘマ 20 倍(過水除去)
⑱キトキト 10 倍(念のため PH 調節)
⑲流し
⑳ヘマヘマ 20 倍(過水除去念いれて)
㉑キトキト 10 倍(擬似キューティクル)しリマサリトリートメント(糖分しっとり効果)毛先パワードベータ薄付け塗布
㉒ 流し→仕上げ→CV(キューティクルヴェール)塗布。
■結果および考察
クセは取れたが、毛先の状態があまり綺麗に仕上がりませんでした!いつもは同じ方法で上手くいってました。 原因→毛先はプレ1剤根元なら、コーミングで EX-P+CA(1:1)根元から引っ張ってきてなじませるだけだから、毛先も前処理3種 β 5倍でいいやと甘く見てしまいました。やはり特トリも軟毛だけど薄付けでいいので入れるべきでした!BYAC+ポリ k+トイトリ(2:1:7)保護剤も EX-P のときにつけておけば良かったです。それ以前に毛先は CA とリマトリ(1:1)でも良かったです。ポリ K で最初にプレ締めしてるし大丈夫だろうという慢心がありました。車で言うと、かもしれない運転でなく、だろう運転になってしまいました。あと、3ヶ月おきにカラーしているので、矯正は10ヶ月ぶりですけどもその間に3回カラーやっていますので、新規でなく顧客様なので本当に100%完全に僕の判断と施術ミスです。冬期間は北海道の場合、室内やオフィスなどファンヒータータイプや大型エアコンの強力な風量の暖房器具で、ずっと弱いドライヤーを浴びている状態の方もいるので(オフィスの席の位置などで)矯正の施術間隔がいつもと同じでも、注意深く毛先の状態見極めしなければいけませんでした。













すいません!■結果及び考察の所の文章が解りづらいですね。 まとめると、毛先はプレ1剤を直接塗布せずシャンプー台でコーミングで根元から薬剤を伸ばして塗布しすぐ還元させてすぐに流すだけだから、前処理軽めでも大丈夫だなという感じで失敗したという流れです。



貴重な不本意な仕上がり事例をありがとうございます
縮毛矯正はいろいろな考え方がありますが、やはりリトルの場合、処理剤を駆使した、処理剤否定派では味わえない仕上がりを味わいたいですね
まず塗布してもコームスルーでも同じパワーの薬剤という事ですね
コームスルーと判断したのはそれで分量が足るからで分量が足らなければ残液もしくは新たに作って塗布となります
パワーが同じである以上、時間差による負担の差が今回の部分対応になりますが
基本的にお薬は表面に付いたときに反応し、放置時間は深部に届く時間と考えると表面の荒れは一瞬で起こります
反省でおっしゃるように毛先は毛先用のパワーを調整した薬剤
そしてBYACでの保護が良かったと思います
出来ればプレ軟化、本軟化とも先に保護剤をつけてから還元剤そして毛先も還元する場合保護剤の上から減力した還元剤を使うのが、失敗が少ないと思います
やはり前処理も差をつけたほうが良かったですね
不特定多数の観覧者がいる中、失敗事例を出す心意気に感謝します
今後アイテムを駆使して成功した例と合わせて、講習のネタになりますね



反省でおっしゃるように毛先は毛先用のパワーを調整した薬剤
そしてBYACでの保護が良かったと思います
出来ればプレ軟化、本軟化とも先に保護剤をつけてから還元剤そして毛先も還元する場合保護剤の上から減力した還元剤を使うのが、失敗が少ないと思います
やはり前処理も差をつけたほうが良かったですね
A.結構ライトナーダブルカラー繰り返しで脂質無くなっているので、1剤の考察や毛髪強度や内部の穴埋めでケラチンや脂質の補充とそれを定着させるポリフェノール(シブミンやポリKやエマルジョンやBYACやパワードβ)使いをどうすべきだったか改めて反省し後日トリートメントで修正となりました。10年以上の顧客様でいつも大体1剤の反応はこうだからな!これでいくか!と本当に慢心、油断していました。後日トリートメント修正しています。
(これについては、後日トリートメント課題編で送ります。)
そして、この反省トリートメント修正でBYACやポリKの収斂感覚を改めて手で感じた・気づいた直後すぐに、美容の神は、またも試練を下さったのか・・・・的な出来事が起こりました。
以前リトル大学院の実験室で上げた、外国帰りの一部分だけ縮れ毛のすぐ切れる毛への矯正がありましたが、(2013-12-04 03:36:03断毛の危険!珍しい髪質の矯正しました!参照)
それ以上の高難易度のレアなケースの矯正がありました(次の最後の矯正課題で先日送っています。)
その矯正を大汗、脇汗、冷や汗だくだくで施術終えたときに、本当に今回の失敗&修正が生きました。



さすがですね!
では早速次に進みましょう!!



よろしくお願いします!
課題:ストレート③
■テーマ
海外滞在中に現地でパーマをかけ重度の損傷毛になってしまった髪への強度回復&根元クセ矯正ストレート
■施術前の髪(や肌)の状態
もとの髪質は、普通毛多毛でクセはピッチの大きめな波状毛クセ(シングル還元アイロンストレートで伸びる癖)
履歴 23カ月おきにカラーと半年置きに矯正(全体や表面矯正のときも有り)
2週間前に海外の現地の美容室でパーマ。パーマの1剤・2剤の水洗やシャンプーのすすぎなど、全ての工程のすすぎが甘く、さらっとお湯をかける程度。
状態 毛髪強度はウェットで2~3センチ伸びる。ダメージレベルは、根元から5cmまではDL2
その先毛先まで既パーマ部ジリジリウェーブで DL 5~6。毛先に至ってはポーラスかつウェットで融解毛
■目指す仕上がり
なるべく切りたくないと言う、難しいなお願いでしたが修復困難な毛先融解部だけ3 cm ほどカットし、BYAC+ポリK を用い毛髪強度回復と水分保持機能改善しつつ、ジリジリのパーマを綺麗に取りつつ根元の癖をとる。
■施術前の髪(や肌)の状態から考えた施術工程
まずは、施術以前にカウンセリングでの聞き出し+触診+視診(ドライ時&ウェット時)で、ジリジリの正体は熱損傷なのか(どんなパーマだったかお客様には判らないので)、さらにどのくらい過軟化や混合ジスルフィドやランチオニン結合やシステイン酸があるのか出来ているか、まずは確かめます。熱変性はドライ時ウェット時も変なハリや硬さが無かったので無いと判断。(念のため、ストランドテストで差し支えない所の一部毛束とってシャンプー台で毛先に CA つけてすぐ柔らかくなるも 確認 。) この時の CA の 軟化 スピードで1剤の調合や前処理の程度を考えます。あと、ポーラス毛なので急に前処理で収斂させるのも駄目なので段階踏んで収斂させる。ここまでの状態だと、レシピ組み立てもよもやの事態や反応があるので、大まかな施術指針は組み立てますが、あとは視覚・触覚フル稼働で、修正加えながら行う。
■各施術工程の意図
①三段階プレ収斂処理 1L ほどお湯溜めてトイシャンを髪に直接でなく、溜めたお湯に投入。粗歯でやさしく梳かし揉み込みすら負担になるのでしない 。
ちょっと髪を泳がせ少し硬さが出てきたら、フリーハンド触らず水洗し、もう一度お湯溜め、ポリ k をお湯 1L に対し10ml 投入し同じく粗歯でやさしく梳かしやさしく撫ぜる。ちょっと髪を泳がせ硬さが出てきたら、ポリk をお湯 1L に対し、もう 10ml 投入(計 20ml)し同じく粗歯でやさしく梳かしやさしく撫ぜる。髪を泳がせさらに硬さが出てきたら今度はだいぶ耐えられそうなので、30ml 投入(計 50ml で 20 倍希釈)流さずタオルドライしポリ k を残す。
②前処理 根元から5cm空けて、毛先まで3種 β ミスト3倍割泡塗布パッティング入れ込み
③収斂処理 ポリk+BYAC(1:1)←これは1剤の減力もかねてます。
をやさしく撫ぜ撫ぜ塗布。極やさしくパッティング。この時点で通常ありうるハイダメージ毛までの状態まではひっぱり強度的には戻ってます。
③根元 1 剤 ソニルチオ H+ソニルチオ(1:2)新生部1 cm 残して5 cmまで塗布(その先の既パーマ部を避けて塗布)
④放置 塗布後チェックし15分と推定
⑤プレテスト 10分放置後、念の為プレテストしたら芯まだ固くのこる程に根元の軟化遅く、これは1剤作用時間リミットの20分超えるな!と判断 、チオ H 再塗布し(塗布時間5分)すぐテストしあと5分以内でほぼOKと判断。
⑥毛先1剤 すぐに、毛先既パーマ部収斂剤保護部に CA 塗布ノーコーミング(BYAC+ポリ k 1:1保護なので CA 単品でも経験上ポーラスでも時間気をつければ大丈夫です。ただし目を離さない事と 3 分以内であること。
毛先チリチリパーマ取れるまで観察(この時付きっきりで毛先看護)3分経たずに取れたので焦ってシャンプー台へ
⑦テスト&中間水洗 シャンプー台で根元テスト、まだもうちょい!とりえず毛先既パーマ部のみやさし水流水洗し、毛先にヘマチン20倍塗布(この後の根元1剤付いても多少大丈夫なように。あまり意味ないかも知れません!)その後根元スピーディー流し。
⑧ヘマチン 10 倍(封鎖&PPT架橋補助)
⑨水抜き、しっかりこすらず包み込むようにタオルドライ
⑩3種 β 5倍泡
⑪シブミン 5 倍液(消臭)BYAC使用なのでしっかりと!
⑫お湯をシャンプーボウルに1Lほど溜めてエマルジョン溶かしてチェンジリンスし、手触り見ながら、もうひと収斂ほしかったので10mlポリk足す。その後キトキト10倍(セラミド・コレステロール補充& PH 調整と擬似キューティクル、過水発熱防止)
⑬タオルドライし120℃プレアイロン
⑭160℃本アイロン
⑮過水2剤
⑯ヘマヘマ 20 倍(過水除去)
⑰キトキト 10 倍(念のため PH 調節)
⑱流し
⑲ヘマヘマ 20 倍(過水除去念いれて)
⑳キトキト 10 倍(擬似キューティクル)し、根元5cm以外お湯 1L 溜めてパワードベータ溶かし、硬さや手触り見ながら半プッシュずつ量を足していく。(トータル 2 プッシュ投入)
㉑流し→仕上げ→CV(キューティクルヴェール)塗布。
■修正を加えた施術箇所
考えたレシピどおりにするのでなくライブで見て感じて修正しながら進めました。
■修正の理由
難しい毛先の状態なので、コンスタントに修正するしかありませんでした。
■結果および考察
毛先に気をとられすぎて、根元の 1 剤再塗布が余計だったので、根元は浸透促進 5 倍液使えばよかった。
通常であれば根元 1 剤はもう少し強め(チオ H:チオ 2:1 や1:1)をつかうのだが、来店された時のパーマの状態にびっくりして、びびってしまった。
※☆BYAC 補足☆
毛先などハイダメージ毛のパーマにおいては、BYAC+ポリ k の比率が(1:4)(1:5)だと 1 剤減力剤として使うと意外と保護効果強くはないです。特トリのほうがまだ 1 剤減力効果あると思います。ハイダメージ部分を毛髪強度上げつつパーマかけられると思いきや、1 剤意外と効くので 1 剤チョイスを弱めてあげないとけっこう損傷します。ローダメージなら減力しますがそもそもその場合 BYAC 使わないので・・・・。あと BYAC 単品も 1 剤減力保護効果ありますが、仕上がり手触りはいいですがポリ k 組み合わせたほうがさらに毛髪強度向上と手触り持続効果あります。)











流石、前回の矯正で進言した事などはすでここでやっていたんですね
トラブルシューティングの真骨頂のような仕事ですね!
反省として書かれていますが今回はされていた1剤再塗布の方が正解だと思います
確かに再塗布しない方が流れ的にきれいな施術ですが
セーフティーに対応して足らない所に足したのは得策だと思いました
書かれていたBYACの補足ですが
BYAC:ポリK(1:4)や(1:5)即ちBYACというよりポリK原液にBYAC20%足したくらいの液ですが、今回の事例以外どのような時に使いますか?



書かれていたBYACの補足ですが
BYAC:ポリK(1:4)や(1:5)即ちBYACというよりポリK原液にBYAC20%足したくらいの液ですが、今回の事例以外どのような時に使いますか?
A.パーマ・カラー・ストレート・トリートメント全施術に使いますが、条件として毛髪診断時にウェットにして引っ張り強度見て
”みょーんと伸びる方のみ且つ伸びる毛髪箇所のみピンポイント塗布で”使います。
工程としては、シャンプー台で上記の髪状態の方のみ塗布し強度戻り具合確認し、擬似的に強度を上げといてトイシャン洗浄してそれぞれの施術の前処理からの通常工程に入っていきます。
失敗例としては、上記のように強度強化剤として使いその後流すと良いのですが、減力剤として付けたままパーマ1剤使うと髪質によっては、byacのph&グアニジルシステインのs-sを与えて、還元剤が元の髪質のs-sを切る仕事量を増やし減力方向に作用する場合と(これ理論間違っているかもしれません。)軟毛やハイダメージだと元々のs-sが少ないので、グアニジルシステインのs-s与えられて、逆にウェーブが出る方向に出たりと、読みづらくなって失敗した例が有ります。なので、強化剤として使います。
ただ、今回の施術レシピの中で出てくるbyac+ポリk(1:1)とかの濃度なら、かなりの減力剤&強度強化剤に成りますのでハイダメージ以上の融解(ポーラス)毛やポーラス寸前毛には、もってこいです!



手応えからくる判断ですね!
手応えはスプリング8を超える(笑)
1:1は相乗効果が出ていると思います
◆byacのph&グアニジルシステインのs-sを与えて、還元剤が元の髪質のs-sを切る仕事量を増やし減力方向に作用する場合と(これ理論間違っているかもしれません。)軟毛やハイダメージだと元々のs-sが少ないので、グアニジルシステインのs-s与えられて、逆にウェーブが出る方向に出たりと、読みづらくなって失敗した◆
これは
BYACでSSが増えるので使用する還元剤がBYACに作用する分
毛髪に作用する分がセーブされ毛髪への負担は減力する
と
BYACでSSが増えるのくせが強化される
の2点でストレートにおける見解と考えて良いですか?
僕的には既ストレート部がきれいで作用させたくない場合
BYACでも有効で(減力というより1剤が付かないように塗布して多少付いちゃっても何とかなる)
既ストレート部やハイダメージ部のゆがみを取りたい場合
BYAC:ポリKが有効と解釈しました(既ストレート部もしくはハイダメージ部にも1剤を作用させるのでプレ強化。但しダメージ用に調整した薬剤を使う)
単純に他社シールド剤と同じような製品ではないので
減力剤として考えるのは違いますね
やはり簗取さんがおっしゃるような強化剤的な発想が良いですね



A.パーマの見解です!ただ結果が一定でないので、今はシャンプー台でbyac+ポリk処理し強度上げてから流し、それから各技術の工程での前処理し施術する確実な方法で行っています。
ストレートの場合は、濱崎先生のおっしゃるとおり、既矯正部まっすぐキープしてて今回は1剤いらないなという時でも、生活ダメージの蓄積で強度少し落ちてるなという時にBYAC重宝しています。あとちょっと1剤付いちゃっても大丈夫的な保護剤という観点でも僕も使います!絶対に完全ガードなら特トリと他社シールド混ぜたシールド剤で行います。
既ストレート部やハイダメージ部のゆがみを取りたい場合
BYAC:ポリKが有効と解釈しました(既ストレート部もしくはハイダメージ部にも1剤を作用させるのでプレ強化。但しダメージ用に調整した薬剤を使う)
A.同感でございます!最初、苦労しました!僕はBYACとポリKの濃度と1剤の組み合わせと髪質&ダメージ度ごとの調整が難しかったです!半年ぐらい試行錯誤してました!



簗取さんの仕事に合ったレシピを
検証を重ねることでつかんだんですね
後は万人が使いやすい状態に整理するのと
他社製品は使わない方法の整理が必要ですね
講師としてが課題ですが
ストレートは各サロンでも課題で
講師陣があまりにもバラバラだと受講者の方々も
戸惑ってしまうので
一度講師陣で集まりたいですね!
簗取さんは札幌で大変ですが
チュートリアルであとの皆さんのネタもそろうので
統合してリトルの理論と整合性を取りたいですね
全員で課題を残してストレートチュートリアルは
終了したいと思います!



宜しくお願いします!
課題:カラー③
■テーマ
なるべくブリーチを最小限ダメージで抑えて、色持ちの良いダブルカラー
■施術前の髪(や肌)の状態
ややクセ普通毛(毛量は密度多目の量多目)
履歴 3カ月おきにブリーチリタッチしてダブルカラー(5年ほど)
状態 毛髪強度は毛先カラー履歴繰り返しによりウェットで毛先強め引っ張りでやや伸びます。
ダメージレベルは、根元DL1 中間DL3 毛先DL4
■目指す仕上がり
ブリーチは、キューティクルの剥離とアルカリによる膨潤ならびに強度低下を最小限にする為に、特トリとポリkを混合し調合。それによりダブルカラーの2ndの色素定着と色持ちを良くする。
■施術前の髪(や肌)の状態から考えた施術工程
①ブリーチなので刺激少なくなるようにシャンプー無しにして皮脂を残す
② 前処理βミスト+3種混合原液(5:1)で泡フォーマー塗布
③ブリーチ(OX 2倍が標準量仕様)に特トリ 10%とポリ k 原液10%カラプロ5%配合でリタッチ
④ 20 分放置しながら時折、体温差で明度上がり速い所のブリーチをハケのテールでこそぎとり上がり遅い所へブリーチ剤を移動
⑤明度揃ったら、ブリーチ流し頭皮こすらず湯溜めトイシャン投入し泡立て塗布し流す。その後もう一度 3 種 β5 倍希釈塗布し流さず席に戻る。
⑥ファッションカラー剤の 6LV プラチナベージュに 6LV アッシュと 6LV ヴァイオレットとアルカリキャンセルクリア配合(比率 1:1:0.3:0.2)(オキシ1.5%使用)
⑥20分放置後テスト
⑦シャンプー台にお湯溜めて 1L くらいにポリ K20ml 投入し黒タオルで吸わせてタオル乳化→さらさらシード原液を毛先少量塗布しヘマチン 20 倍(いきいき架橋&重合促進)
⑧キトキト 10 倍(バッファー)
⑨タオル乳化後流し
⑩ヘマ 20 倍(過水除去)
⑪流し→トイシャン→流し
⑫パワード毛先ちょっとと(弱った毛先の乾燥対策とバッファーをもう一度念のために)他はリマトリ塗布
⑬絞めの消臭シブミン 3 倍
⑭流し→ドライ→CV塗布
■各施術工程の意図
③高アルカリでの毛髪強度低下をなるべく防ぐ為。カラプロはブリーチ剤の粘性を緩める為と刺激緩和
④これをやると、頭皮の部位の体温差による明度上がりムラを防げる。
⑤トイトイシャンプーによりブリーチの残留過硫酸塩を除去し 2nd のティントを邪魔しないようにしつつ、更に 3 種 β5 倍割で 2nd カラーの色味定着向上の下地作り
⑦髪の締まり具合様子見つつポリ k で色素定着促進。締まり足りなければ順次ポリ k を足すのだが今回は 20ml で充分。
さらさら原液少量毛先塗布は、チュートリアルの加藤さんと濱崎先生のやり取り拝見し拝借しました→ヘマチン 20 倍(ケラチン架橋&重合促進)
⑧キトキト 10 倍(バッファー)つくり、ペットボトルシャワー塗布。
もしつるりん感足りなければ順次キトキト少量づつ溜めたお湯に足しますが、今回は 10 倍希釈で充分良くなったので無しで。
■修正を加えた施術箇所
①さらさら原液毛先少量塗布
②前回指摘あったキトキト 5 倍使いを 10 倍から始めて、毛の状態見て不足だったらキトキトを順次溶かし込んで濃度を上げる方法に変えました。
■修正の理由
加藤さんと濱崎先生のチュートリアルから拝見し試してみたらよかったので、最近取り入れてます。
毛髪の反応や状態を見ながら足していくほうが効果もコントロールしやすい。
■結果および考察
ブリーチにポリ k と特トリ配合してから、履歴を重ねても毛先色持ちよくなったと評価受けます。ブリーチなので低ダメージでとはいきませんが、特トリとキトキトとホームケアで CV とアジアンムーンを使用してもらいその効果で、キューティクル剥離を少なく出来るようになったと思います。











とうとうカラーも最後ですね!
簗取さんの所はガンガン攻めるお客様が多いですね!
かなり皆さん参考になると思います
今回のモデルさんを通してセミナーをするとした場合
どのようなテーマで何を伝えたいですか?



今回のモデルさんを通してセミナーをするとした場合
どのようなテーマで何を伝えたいですか?
A.リトル社のパーマ薬剤使用の場合は、低アルカリ低膨潤で浸透促進やアスト工程を絡めての最小限負担パーマとテーマ付け出来ますが、カラーの場合の場合は、低アルカリだと根元の明度が上がらないのでキトキト用いた残留アルカリの除去を最重要に、なるべくキューティクル剥離やアルカリ膨潤を抑える方法として、ポリKや特トリを上手く用いて方法を伝えたいのですが、カラー1剤混合は、あくまで僕のサロンワークでは検証重ねて問題ない方法として自己責任として行いますが、講習では混合しない方法でのシャンプー台使用法を行います。



了解しました!
ただ、あくまで「もしも」の話なので
簗取さんならではの講習の魅力を考えると
あまり薬事法に縛られずで良いと思います
負担のかかるメニューを繰り返しながら
髪の強度をある程度のレベルにキープし続けることは
本来、大変難しいことだと思います
簗取さんなら受講者にとって
前・中間・後処理の新たな可能性を見出せる
講習を開けると思うので
そういった意味での質問です



最近では目安の希釈倍率は各処理剤ありますが、これは10倍これは5倍とつけて終わりでなく貯めた湯に処理剤を溶かし希釈倍数を段階経て下げていって手で感じながらここだ!とその髪それぞれのベストな感覚で手に覚えさせていく方法もアシスタントの子練習に良いなと思います。要所要所で皆さんにさわってふれて貰うような、一緒にパッティングしようよ的な体験型講習もいいのかもしれませんね!



効かせる技術のセミナーですね!
では以下の問いにお答えください
①セミナーにタイトルをつけるとしたらどのようなタイトルですか?
②一番伝えたい主軸となる一言を書いてください



シンプルでいきます!
タイトルは、見てさわって感じる最小限負担のカラーと各種処理工程
一番伝えたいところは、頭や目だけでなく手で感じる事がリトル使いの第一歩 です。



グレートです!!
はっきりいって僕が受けたいです(笑)
皆さん
サロンにこもっていろいろやっていても
良いのか悪いのかだんだんわからなくなってくると
思います。
実感の共有が出来るとかなり違ってくると思いますね!
まずは講師陣で集まりたいですね
それでは次の課題に進みましょう!



濱崎先生の前で僕が施術やったら緊張で手が震え、揉み込みやパッティングのときに、より効果的に薬剤入れ込めそうです笑 かえって良いかもしれません
次よろしくお願いします
課題:トリートメント①
■テーマ
前回の矯正課題②の毛先ダメージさせた失敗をトリートメントで修正
■施術前の髪(や肌)の状態
ジリジリと光乱反射しダメージひどく見えるピッチ細かいクセの細毛(毛量は密度多目だけども細いので少なく感じる)生え際とハチラインとつむじ周りが細毛でねじれうねり毛
履歴 23カ月おきにカラー&半年置きに縮毛矯正で、先日約 10 ヶ月ぶり矯正し毛先のダメージが出てしまい今回改めて日を置いて修正。
カラーは発色を再度高く出したい希望なのでライトナーしてダブルカラーでいつも施術
状態 毛髪強度は毛先ウェットで少し伸びる。
ダメージレベルは、
根元から3cmは新生部DL2
中間根元3cmから10cmの間は未矯正既染部DL3
10cmより毛先は既矯正&既染部DL4
■目指す仕上がり
前回の矯正の僕の判断ミスでダメージ進んだので、無料で修正トリートメントだが、色もそろそろという事でカラーしてからのトリートメントになったのだが、ハイライトも入れることに。収斂抑えたブリーチ剤にてハイライトして、トリートメント。
■施術前の髪(や肌)の状態から考えた施術工程
①トイトイシャンプー毛先のみで頭皮は皮脂残し、やさしくもみ洗い
②前処理 毛先損傷部のみ β ミスト+3種混合原液 (3:1)で泡フォーマー塗布
③ブリーチ(OX 2倍が標準量仕様)に特トリ 10%とポリ k 原液10%カラプロ 5%配合でハイライト入れる。アルミ包み
④すぐに、根元ライトナー塗布しリタッチ
⑤10分放置後テストし、もう少し置く(3分追加)し流し
⑥シャンプー台にお湯溜めて 1L くらいにポリ K20ml 投入し黒タオルで吸わせてタオル乳化しヘマチン 20 倍(毛先の3種のケラチンを架橋)
⑦キトキト 20 倍(バッファー)
⑧ 2nd カラー。全体に 10 レベルアッシュと 10 レベルマット(9:1)オキシ1.5%で、オレンジ味赤み消しカラー
⑨ 20 分放置後シャンプー台にお湯溜めて 1L くらいにポリ K20ml 投入し黒タオルで吸わせてタオル乳化後ヘマチン 20 倍(重合促進と過水除去)
流し
⑩キトキト 20 倍(バッファー)
⑪流し→トイシャン→流し
⑫ 3 種混合 β 割 5 倍泡全体塗布し、パッティング浸透し余剰成分をタオルドライ
⑬リマトリ+特トリ(1:4)を毛先ダメージ部に塗布。中間は β エマルジョン塗布しパッティング浸透
⑭お湯溜めて⑫⑬の薬剤を溜めすすぎで、締り感が足りなかったのでポリkを溜め湯に少量投入。いい締りが出てきたら余剰成分&水分タオルドライ
⑮さらさらシード毛先原液少量塗布し毛先更にパワード β うす付けパッティング浸透
⑯ヘマヘマ 20 倍とキトキト 20 倍塗布しパッティング浸透し、アジアンムーン毛先うす付け。
⑰流さずに席に戻り120℃早め1スルーで、さっとアイロンし、キトキト貼り付け。
⑱その後溜めすすぎし溜めた湯にリマサリトリートメント溶かしチェンジリンスしタオルドライ
⑲席に戻り、ドライ後 CV(キューティクルヴェール)塗布仕上げ
■各施術工程の意図
①前処理トイシャン毛先もみ込みシャンプー
②前処理 細毛且つ矯正毛なので濃い目で3種 β 3倍泡塗布(根元抜かして全体)でパッティングししっかり浸透させる。カラーはリタッチだが、カラー放置時間を利用し損傷大きい中間と毛先のみPPTを入れておく
③ブリーチにポリk入れることで、アルカリ過膨潤を最小限にし内部成分の流出を防ぐ。
⑥ 2nd のカラーが乗りやすいように、プレ収斂と毛先PPT塗布部架橋
⑦残留アルカリを薄めのキトキトでバッファーし 2nd カラーの暴走を防ぐ
⑨色落ち防止処理と重合促進と過水除去
⑫毛先は最初にPPTいれてカラー放置時間中置いているが、カラーのシャンプーで流しているので必要であればもう一度。今回はもう一度塗布。
⑬毛先はハイダメージ対応 中間は手触り向上&軽収斂目的で βエマルジョン
⑭髪の締りを見ながら、もっと収斂が必要だったのでポリ K 足しました(キャップ一杯づつで見ながら触りながらで1杯量で OK でした)
⑮加藤さんと濱崎先生の書き込みを見て参考にし拝借しました。ポリグルタミン酸の水分保湿効果ほしいので今回はさらさらシードで。毛先のパワードは少しでもスカスカ感を失くす様に、重めに仕上げたいのでパワード β で脂質とキトサンで擬似キューティクル下地
⑯⑰キトキトとアジアンムーンで擬似キューティクルで髪温度上げすぎないように早めスルー。アイロン持ってない方の手をチョキにしてアイロンで髪をスルーしながら同時にチョキで挟み温度確かめつつ行う。
⑱リマトリの蜂蜜で糖分保湿
■結果および考察
急遽、カラー&ハイライトも入れることになり工程が複雑化してしまいました。PPTと脂質しまたPPTと脂質と一回にこってりPPT&脂質をのせるのではなく、二段階のステップバイステップでトリートメントしました
が、工程が複雑化したのも僕の前回の矯正ミスが原因なので、申し訳なく思いながら施術しました。
結果は満足されて良かったのですが、そもそも前回の矯正で気をつければこのトリートメントは防げた施術なので反省として今後に役立てます。













意外にもトリートメント①なんですね!
僕なら絶対カラーを断るのですが
断らない施術が見れて助かります(笑)
今回カラーが加わりさらに複雑化しているので
このお客様がもしトリートメントだけで
来られてたとしたらどのような
工程になりそうですか?



トリートメントこそ、己の実力を試される施術なので奥深いので最後にとって置きました。
Q.このお客様がもしトリートメントだけで来られてたとしたらどのような工程になりそうですか?
A.最近は、もう一度手の感覚を鍛え覚えるやり方に変えてやってますので、以前実験室にアップしたものとは大分やり方変わりました。あまり処理剤を2つ3つと先に混合して使わず、希釈も最初にせず溜め湯に少しずつ溶かして段階踏んで希釈し、一個一個使うように戻ってます。
進歩・改善というより来た道をもう一度戻って、もう一度手の感覚の修行&練習で基礎に戻ったという感じです。ただ、今回のカラー同時とかになると工程多くなるので従来の方法です。
①トイトイシャンプー毛先のみで頭皮は皮脂残し、やさしくもみ洗い→下地処理です。ここで溜め湯してトイトリを流さずに泡のまま泳がせポチャポチャとチェンジリンスし、少し強度出てきたら栓を抜きもう一度水流。
②前処理 水分拭き取り引っ張り強度を触診(最初にカウンセリング時にやっていれば省略)し、伸びがあればBYAC塗布しやさしく揉み揉み(伸び部のみ、以前ならBYAC+ポリK(1:5)強度強化剤使用)伸びが無ければ③へ
③再び栓して、お湯ため(500ML)ポリK10ML投入し(50倍希釈、ペットボトルキャップ約2杯分)髪に吸わせる。
強度見ながら、弱ければもう10MLずつ足していく。締りや硬さを見ながら良い所でポリKストップし水洗。
④水分拭き取り 3 種混合 β 割 3 倍泡全体塗布し、パッティング浸透し余剰成分をタオルドライ
⑤リマトリ+特トリ(1:4)を毛先ダメージ部に塗布。中間は β エマルジョン塗布しパッティング浸透し溜め湯チェンジリンス。
(ほとんど上記の工程でいくと80%は大丈夫だが、もしもここで締り感がまだ足りなかったら、ポリkを溜め湯に少量投入)
いい締りが出てきたら余剰成分&水分タオルドライ
⑥さらさらシード毛先原液少量塗布し毛先更にパワード β うす付けパッティング浸透
⑦ヘマヘマ 20 倍とキトキト 20 倍塗布しパッティング浸透し、アジアンムーン毛先うす付け。
⑧流さずに席に戻り120℃早め1スルーで、さっとアイロンし、キトキト貼り付け。
⑨その後溜めすすぎし溜めた湯にリマサリトリートメント溶かしチェンジリンスしタオルドライ
⑩席に戻り、ドライ後 CV(キューティクルヴェール)塗布仕上げ
よろしくお願いします。



ありがとうございます
BYACは置いておいて
ポリKについてなのですが
数々実験してきたなかで
①先にナノCMC溶きPPTを入れてからポリK
②先にポリKをしてからナノCMC溶きPPT
③先にナノCMC溶きPPTを入れてからポリKをして
さらに上からナノCMC溶きPPT
それぞれどのような手ごたえがありました?



僕の実験上の経験の考えですので、訂正あればお願いします!
Q①先にナノCMC溶きPPTを入れてからポリK
A.これは、元々低ダメージで毛髪強度がさほど低下していない方に、βミストと3種などシードPPT入れて、揉み込みやパッティングでのネチャ感を効率よく出すための補助&定着目的でポリKを使うケースですが、低ダメージ毛なら塗布前に水分コントロールをきちんとしていればポリKは少量毛先のみで良いと思います。水分が多い状態でβ&PPT塗布してしまった時は、ポリKで結果良くなると思いますが、それ以前にタオルドライで水分量調節をきちんとする事が良いと思います。仕上がりは、軽めのライトな仕上がりになる感じがします。ハイダメージだと、この方法は脂質とPPTの定着が効率悪い為先にポリKのほうが良いと思います。
Q②先にポリKをしてからナノCMC溶きPPT
A.この方法が、今や伝説の旧リトルサイエンティストBBS「教えて教えて肌と髪の疑問」(今は見れないですが)で、2002年5月2日火曜日18時52分5秒(笑)ゆかりさんへの野村先生の回答で初めて出たポリフェノールの活用法以来からの僕のリトル始めてから今でも変わらないスタンダードです。(過去BBS切り貼りして一冊の本にしてあるので画像載せときます。)
この順番だと、ミドルからハイダメージの幅広い範囲で毛髪強度も少し高めつつ、揉み込み&パッティングのネチャ感出すのも手助けし定着も良くするので効果は抜群です。
2006年当時のポリK無いのでお茶煮出し液塗布してからナノCMC溶きPPTしてヘマヘマ→キトキトというシンプルな基礎工程だけでも、パッティングや揉み込みと水分量コントロールきちんとすれば、2006年レベルでも今現在の沢山あるシステムトリートメント剤には、ほとんど負けないのではないでしょうか?
(まだポリKはもちろん、BYACや3種混合やβエマルジョンも開発前で無くて、シード系PPT3種類に脂質はβミストと特トリのみでしたが、お茶煮出しにイキイキして特トリしてヘマヘマ、キトキトだけでも、当時僕がリトルやり始めた2008~9年でも充分な結果でした。)
ただし、ハイダメージのウェットで伸びるような場合だと強度回復という面で物足りないのですが、今はBYAC等ありますので②の方法もハイダメージまで幅広く使えるようになりました。
③先にナノCMC溶きPPTを入れてからポリKをして
さらに上からナノCMC溶きPPT
A.このケースは、ハイダメージやブリーチ毛や著しく乾燥受けている毛髪向きで、前処理でポリKだけでは駄目で、ナノCMC&ケラチンPPTで薬剤の通り道とボイドも埋めてポリKで締め、もう一度、通り道作りケラチンも入れるという(1回で脂質やPPTを充分量入れ込むには限度がありますので)薬剤を二段階で入れ込む方法と考えております。①②③の中ではもっとも、しっかりとした仕上がりですがローダメージの方なら②の方法で十分かと思います。
イメージとしては、ハイダメージ→ローダメージといきなりは無理ですが、ハイダメージ→ミドルダメージに戻しといて、二段階目で更にローダメージ寄りのミドルダメージにしてあげるという認識です。
文章で書くとこの工程を2回3回繰り返したらどんどん良くなるように感じますが、昔トリートメント工程を繰り返してみる実験したら1回より2回は効果ありましたが、2回3回はさほど効果でなかったので、やはりもとがハイダメージだと飽和出来る脂質量や飽和PPT量に限界ありますので、いくら脂質やケラチンPPTにポリKやBYAC駆使しても、スタートがハイダメージだとうまく行ってもミドルダメージちょい良いくらいの仕上がりです。ただこれでも毎日自身のハイダメージ毛を触っているお客様的には、毎日触れる本人だからこその違いが判るので劇的に良くなったと感じるようですごい感謝される時あります。
トリートメントは、健康毛まで戻すような機能回復は出来ませんが回復までは行かなくても、例えば義歯や義手や義足のように健常時の機能にまでは及ばないが、噛んだり歩いたり物を掴む補助になるのと一緒で、トリートメントでは回復しないけども髪の強度向上や水分保持能力の手助けしたり、ブラッシングやドライヤーの乾燥軽減など生活ダメージの軽減をしたりする補強や補助になるとは思います。
また、義眼のように視力は回復出来ないけど審美的に助けるものの様に、髪に艶やかさを与える審美的回復もありだと思います。(ただしトリートメント料金¥3240で、シャンプー台でキューティクルベールだけつけて、ハイ終わり!だとその日で効果取れ駄目だし、騙しに近いのできちんとトリートメント施術して持ちも良くした上での適正な料金での審美的回復)
ここから先は実体験ですが、僕は以前に骨盤骨折して骨盤周りの神経がかなり切断されたので、一生プレートとボルト埋め込み&とある機能が不能になりましたが、プレート&ボルトは剥がれた恥骨結合の強度回復の補強で、今では再びスキーやスノーボード出来るようになりましたし、とある機能不能も薬剤の進歩で錠剤や直接自己注射する方法もあり、いまだに全力疾走出来ない事や、とある機能も完全回復までは行かなくても、その補強や薬剤の進歩のおかげで元通りの100まで行かなくても僕の中では70まで回復です。
やはり、あれもこれも意味無いと否定するとそこで道はストップです。でも何事も研究して改善してとやり続ければ、100まで行かなくても、0から10でも20でも少し向上して、続ければいつか70、80、90と進歩するかもしれません。





要保存の詳しい説明ありがとうございます
これまでの書き込みと合わせて
凄い資料になります!!
要約すると
Q①先にナノCMC溶きPPTを入れてからポリK
=低ダメージ~ミドルダメージ
Q②先にポリKをしてからナノCMC溶きPPT
=ミドルダメージ~ハイダメージ
Q③先にナノCMC溶きPPTを入れてからポリKをして
さらに上からナノCMC溶きPPT
=ハイダメージ以上
その背景は詳しく書いて頂いている通りですね
ハイダメージで
今回のようにBYACを併用する場合ポリK前の処理
としてBYACもしくはBYAC前に軽くβエマルジョン
などのCMC&チョイポリフェノール処理という流れですね
僕もヘアケアで医療をイメージしますが
(再生医療ではなくおっしゃるようなボルトやプレート、義手、義足、義眼)
簗取さんなら絶対、事故とつなげて
イメージされていると思ってました!
初回からその話が聞けるとは凄いです。
加藤さんとも共有しているので
なんとなくチュートリアルで
ヘアケアのアイデンティティを共有できそうですね
それでは終了して次に進みたいと思います



あと二つよろしくお願いします!といっても、最近忙しい時にトリートメント多く写真取れてないので、今日一人撮り水曜日にもう一人撮りその日に送信予定です。
課題:トリートメント②
■テーマ
毎日、コテ巻きの脂質消失毛に二段階脂質入れ込みと、収斂処理にポリ K とシブミンを活用したトリートメント
■施術前の髪(や肌)の状態
癖ありの細毛で、ほぼ毎日くせをコテまきで消しつつスタイリングしている。
履歴 10 年以上根元ライトナーとブリーチのリタッチでセカンドカラーで低アルカリカラーでティントし施術
状態 一応コテの温度最低設定でやってもらっているのと、CV やアジアンムーンお使いいただいているので、熱変性は以外にもあまり無い。
毛髪強度は毛先ウェットでかなり伸びる。
ダメージレベルは、根元から3cmは新生部DL2
中間根元3cmから7cmの間はDL3&脂質極少
10cmより毛先はDL4.5&脂質無し
■目指す仕上がり
いつも、ブリーチにポリk配合特トリ配合して最小限負担でブリーチしているが、やはり熱変性はさほどしていないにしても、毎日のコテの熱負担で毛先の状態がスッカスカ&ウェットで毛先伸び伸び状態なので、BYAC とポリk で強度回復してから、スッカスカ状態を重めの処方で 3 種混合と特トリでボイド埋めポリk収斂後、もう一度イキイキとさらさらシード混合PPT入れ、細毛なので今度は一回目よりは軽めの処方で脂質は β エマルジョンとシブミンで弱収斂で少なくとも毛先を DL 2.5くらいの状態に持って行きたい。
■施術前の髪(や肌)の状態から考えた施術工程
①プレ前処理
トイトイシャンプー毛先のみで泳がせやさしくもみ洗いし、プレ前処理で少々毛先にハリが出たら流そうと思ったが、さすがにここまでダメージあるとトイシャンだと無理でした。なので、あきらめ②へ
②毛髪強度回復処理
500 ml ペットボトルにお湯入れ、シリンダーで測った BYAC(5 g)とポリ k(15 ml)を栓をしたシャンプー台へ、黒タオルに薬液を染み込ませ包んだり丸めてスタンプのようにペッタンペッタンと塗布。しかし、濃度25倍希釈なので中間はピンとハリが出てくるが、毛先はまだ伸びる。なので毛先に直接 BYAC+ポリ k(1:5=2g:10 ml)塗布し伸びなくなるまでやさしパッティング&揉み込みし、水洗。
③ボイド埋め3種で PPT 処理(1回目)
中間毛先に β ミスト+3種混合原液 (3:1)で泡フォーマー塗布しパッティング
④ボイド埋め特トリで脂質処理(2回目)
毛先の部分に直接特トリ塗布(少量から始めて毛の硬さ見ながら追加塗布)し、パッティング&やさし揉み込み
⑤溜め湯ポリ K収斂処理
③④の余剰成分を溜め湯でチェンジリンスし、濃い成分溜め湯に溜まるので勿体無いからもう一度黒タオルに染み込ませ、黒タオル丸めてペッタンペッタンと再度塗布し乾いた別のタオルでタオルドライしポリ Kを少量溶かす。
②の強度回復処理しているので、ここはポリK薄めで大丈夫。もっと低ダメージならシブミンで ok(あくまで手で感じて判断)し溜め湯チェンジリンス。タオルドライ
⑥ PPT 処理(2回目)
タオルドライし中間毛先にイキイキとさらさら3倍希釈をそれぞれ泡フォーマー塗布しパッティング
⑦脂質処理(2回目)
毛先の部分に直接 βエマルジョン塗布(少量塗布で ok)し、パッティング&やさしく揉み込み
⑧シブミン収斂処理
⑥⑦の余剰成分を溜め湯でチェンジリンスし、濃い成分溜め湯に溜まるので勿体無いからもう一度黒タオルに染み込ませ、黒タオル丸めてペッタンペッタンと再度塗布し乾いた別のタオルでタオルドライしシブミン5倍塗布し溜め湯チェンジリンス。
⑨ タオルドライしヘマヘマ20 倍(PPT 架橋定着)
⑩タオルドライし、キトキト 20 倍
(PH を等電点寄りに&擬似キューティクル)と毛先に少量アジアンムーン&パワードベータ極少量塗布軽くパッティング(ちょっとで ok、梅干の種くらい。アジアンムーンも2滴程ポトポトッと垂らす程度)
⑪毛先のみアイロン処理なので、クイックでシャンプー台でアイロン低温処理(キチンキトサン定着)
⑫リマトリチェンジリンス
⑬席に戻り、ドライ後 CV(キューティクルヴェール)塗布仕上げ
■各施術工程の意図
①前処理トイシャン毛先もみ込みシャンプー
②いつも書くの忘れてましたが、ここの強度回復をしっかりやることでトリートメント効果の持続が違うみたいです。(こればっかりは、毎日お客様の髪を家にお邪魔して毎日観察して見ないと解らないのですが、強度回復処理やり始めたときに多数のお客様から次来店時に持ちが違うと言われました。)
③前処理 細毛且つハイダメージなので濃い目で3種 β 3倍泡塗布(根元抜かして全体)でパッティングししっかり浸透させる。
④毎日コテ巻きの脂質飛んでるハードダメージ毛なので、髪のハリを見ながらの少量ずつ塗布なら直に特トリ行っても大丈夫です。ただしつけ過ぎると重いガサツキでるので注意!
⑤ここは、②の強度強化入れてますので、ポリKつけ過ぎると逆に仕上がりガサツクので注意!
⑦毛先のみ塗布、1回目濃厚に行ってますのが、かなり毛先は脂質無いので念のため β エマルジョン薄付け。
⑧シブミン5倍希釈で軽い収斂
⑩毛先のハリを見ながら、ほんとに毛先だけ念のためパワードベータうす付け。(ちょっと反則技ですが、パワードベータ+アジアンムーンは、塗布したままアイロンすると照りや輝きが出るので。ちゃんと処理した上での反則技ですが、いきなりこれのみ塗布しアイロンして見せかけでツヤ出すと、ズル技です。)
⑫リマトリの蜂蜜で糖分保湿
■結果および考察
ウェットでも伸びなくなり、ピンとハリが出ました。手触りも脂質消失毛の特徴である水気の無いガサガサ感が無くなりました。あと、ずっとブリーチ(リタッチのみ)してて、細毛で毎日コテ巻きしてるのに熱変性は防げているのはアジアンムーン効果が大きいと思います。(熱変性癒着すると浸透促進使う工程でした。)やはりアジアンムーンは偉大です。











残すところ後2回ですねよろしくお願いいたします
では皆さん興味があるお宝レシピなのですが
今回は各施術ごとに僕の考察を書きたいと思います
①プレ前処理
なぜかここで頑張り過ぎる人が結構いるんですが
物理的損傷の可能性が出てきますよね
簗取さんのように手ごたえを感じながら
次に進む感覚が大事ですよね
②毛髪強度回復処理
簗取さんに教えていただいてタオルチェンジリンス使ってます
めっちゃ良いですね!
このようにBYACを使うと匂いもそんなに気にならない
ので使いやすいですよね!
足りない所に濃い液を塗布することでバランスを観ながら
進めるので流石の強度アップ工程です
⑤溜め湯ポリ k 収斂処理
ここのチェンジリンス工程が肝ですね
薬剤はたとえ特トリのような濃いトリートメントであっても
有効成分を効かせる為の原料が多いです
有効成分を残し他の活性剤や浸透剤にお湯を加えながら
さらなる浸透を促し最終的に有効成分だけを残し
他の成分は流れるのが理想ですね!
⑧シブミン収斂処理
の工程も同様に肝だと思います
⑪毛先のみアイロン処理なので、クイックでシャンプー台でアイロン低温処理(キチンキトサン定着)
シャンプー台アイロン良いですねちょっとやってみます
■結果および考察
ウェットでも伸びなくなり、ピンとハリが出ました。手触りも脂質消失毛の特徴である水気の無いガサガサ感が無くなりました。あと、ずっとブリーチ(リタッチのみ)してて、細毛で毎日コテ巻きしてるのに熱変性は防げているのはアジアンムーン効果が大きいと思います。(熱変性癒着すると浸透促進使う工程でした。)やはりアジアンムーンは偉大です■
出来ればライトナー(14Lv製品)くらいに我慢してくれれば
もっと良くなると思うのですがそこは本人の希望や
北海道の方独特の髪質もありそうですね



考察解説非常に勉強になります。この二段階工程は元々のリトルの黒本1のマニュアルを発展させた物ですが、今回プロフェッサーチュートリアルを通して他の受講者のアイディアに触れたり、自分でも施術を回想し考察して文章に書き残していくうちに新たな気付きやアイディアが生まれたりして、行程もより無駄を削ぎつつ発展し自分も非常に成長した実感があります。
一回目の最初のレポート見返すと、文章が見づらいし解り難いと自分で見ても思います(笑)。



僕もすごく勉強になります
そして簗取さんの好みが伺える
レシピになっていると思います。
LSマスター=基礎理論講習(座学)
LSドクター=技術理論講習(座学)
そしてプロフェッサーは
それらの型を破った実践型のチュートリアル
なので黒本からのアレンジならば
正にドンピシャの内容ですね
トリートメントから少し外れるのですが
やはり北海道の方は
ライトナー(14Lvなど国内最強製品)
では満足の明るさになりにくいですか?



国内最強製品は使ったことないのでFBで教えていただいても宜しいですか?うちのライトナーは13lvと書いてあるのですが上がりやすい方以外は常温放置で20分目一杯置いても届きませんので、加温するしかないのですが、この方は一見上がりやすい髪に見えて、明度上がりづらいのでライトナーにブリーチを20%配合して10分以内で上がるようにしてます。(記載漏れしてました。すいません)
北海道は冬から春先の乾燥はひどいですが、梅雨がないので、くせ毛の方もすごしやすいです。



了解しました!
好みも髪質も地域差があるので
様々な対応が必要ですね
それでは今回終了して
仕上げに入りましょう!!



ありがとうございます。次の最終課題のモデルさんが今週末予約なので、施術し大至急送ります。
課題:トリートメント③
■テーマ
実際のダメージ LV よりも、光乱反射してジリジリパサパサと乾燥してダメージひどく見える&ランダムにうねる
くせ毛に、質感良く見えるクセ緩めるトリートメントとくせ毛を方向付けしコントロールする部分カール
■施術前の髪(や肌)の状態
癖ありの太毛で、量も多い捻転くせ毛。
履歴 カラーを二カ月おき半年前に、今回と同じくクセ緩めトリートメントしてからの方向付けパーマ
ダメージレベルは、根元から2cmは新生部で、2cm から 7cm はDL2
7cmから毛先は DL 2.5
ただし、クセによりもっとダメージして見える。
■目指す仕上がり
まずは、浸透促進と CA+EX-P(1:1)の還元剤にて、くせ緩め行程しジリジリ見える髪質改善トリートメントをする。さらに、その還元力を生かし変な毛流れの所をワインドし、くせ毛に方向付けし扱いやすい髪にする。
ワインドしないところは、アイロンしてツヤを出す。
■施術前の髪(や肌)の状態から考えた施術工程
①前処理&くせ緩め還元剤塗布
還元剤を用いくせ緩める役割で、3 種ベータ 5 倍を毛先につけてパッティングし、EX-P+CA(1:1)を塗布
② 10 分放置しテスト
くせが緩まるくらいの還元で流す。
流した後しっかりタオルドライして全体に 3 種ベータ 5 倍希釈塗布しパッティングしヘマチン 20 倍を軽く全体に噴霧
③還元剤を水洗し、変な毛流れの所をワインド。
④ワインド後テストカールし、OK なので、ロッド部分のみにカールローション(ポリK3ml+ベータミスト+25ml浸透促進7ml塗布。
ワインドしていない残し毛に、120度アイロンスルーし170度アイロンスルー
※アイロンしている間クリープ期なので、タイマー計っておく(10 分以上の常温クリープになります。)
⑤リキッドの過水 2 剤塗布(ロッド&残し毛に)2分・3分の二回塗布
⑥ロッドアウトし、シャンプー台で、シブミン5倍消臭して、ヘマチン 20倍キトキト10倍
⑦水洗し、タオルドライ後にベータミスト泡塗布し各種シード PPT 選択塗布(今回は、さらさらシード 3 倍希釈)しパッティング。
⑧ベーターレイヤーエマルジョン塗布しパッティング。
⑨毛先にパワードベータうす付けしパッティング
⑩リマサリトリートメントチェンジリンス
⑫席に戻り、ハーフドライ後CV(キューティクルヴェール)塗布し、ムース仕上げ
■各施術工程の意図
①前処理トイシャン毛先もみ込みシャンプー
③毛流れを矯正する。リバースに行くならフォワードに巻く、ハネなら、内巻きに巻く等
④テストカール ok なので、還元剤でなく還元性ケラチン入っている浸透促進原液でカール形成の補助とトリートメント成分入れる。アイロンは、クセ毛緩めて表面にツヤ出す目的。
⑦ここから、3ステップトリートメントの行程の応用
⑩リマトリの蜂蜜で糖分保湿
■結果および考察
いつもは、クセ弱める還元剤用いたトリートメントしアイロンで、ロッドをワインドしないのですが、今回変な毛流れあるところだけロッドで方向付けカールしてみました。方向付けカールがばっちり効いて、スタイリングやりやすくなりました。
しかし、ロッド巻いたところはアイロン当たらないので艶感に乏しくなり、ロッドの所もアイロンしてからワインドしてカールローションつければ良かったなと思いました。
クセを矯正で真っ直ぐにして取り去るよりも、クセを緩めつつ残してデザインに生かして変な毛流れだけロッドで方向付けというほうが、複雑で加減が難しくて、苦戦しました。











とうとう最後のチュートリアルですね!
気合を入れていきましょう!!
今回面白く非常に難しいことに挑戦してますね!
正直ジャッジするうえで
何をもって成功とするかが難しいのですが
今後の可能性を秘めた施術と思います
確かにワインディング部とアイロン部の質感が違うので
質感は合わせたほうが良いかもしれません
そう考えると考えられる毛流れ矯正の方法として
軽い順に
①生えくせ通りにアイロンスルー後方向づけしたい方向に
指で引っ張って冷ます
②アイロン後方向付けしたいパネルをウエットしWDして
更にローション剤を塗布しミクロクリープを促進させる
(WD部とストレート部でコントラストが出る
あえて出す場合)
③コントラストをぼかす為に②でWD以外の毛束の
毛先だけWD
などが考えられますがどうでしょう?



8年ほど担当している難しい髪質のお客様で、昔から色々実験協力お願いしているお客様なのですが、
前回はアイロンなしでCAとEX-P用いたくせ緩めトリートメントしてからの部分的にワインディングくせ方向付けですごい良かったと言われたので、
急遽今回お客さまに「今メーカーさんの講師の試験でレポート提出してまして追加料金要らないので、前回の方法プラス、巻かないで残した毛にアイロン使い質感をさらにアップできるか方法」しても良いですかと聞いて、
クリープ期の放置時間中に、今回は残し束にアイロンも入れてみて質感アップやってみたのですが、やはり今後サロンワークでは料金が高くなるのを承知してもらって通常のストカールの方法で全体アイロンしてからのワインドでローション剤が一番良かったなと、施術当日に反省しましたが、
後日談ですが、メールで経過聞くと「私のような素人にはアイロンと巻いたところの質感?の違いは特にわかりません。でも巻いたところは変なクセの流れ直ったし、巻いた部分もアイロンの所もどちらも手触りは良くなっているので助かってます。」と言っては下さいました。
なので、求める落とし所に合わせて、完全にこの憎きクセ毛を取り去って消し去って綺麗なパーマ出したいわ!の方は、ソニルチオ矯正剤を用いたアイロンストカール。
矯正までまっすぐにしなくても良いけど、一部の変なクセだけ何とかして、後のクセは好きになって付き合いながら上手くデザインを楽しみたいという方には、CAやEX-Pを用いて、全体アイロンしてからのカール
あくまで、時間と料金考えて、トリートメントの延長でちょっとクセ対策出来たらうれしい!だと今回のような方法で良いのかなとも思いました。
新規の方には、落とし所のずれが無きようにカウンセリングで、求めるところの聞き出ししっかりしないと、駄目ですが・・・・・



結果および考察で書かれてた②の方法ですよね!
アイデアが面白いです!!
前回のアイロン入れないバージョンも
写真のようなWDで
部分的にWDですか?
その方がアイロンが入ってない分
コントラストが出なかったですよね?



Q 結果および考察で書かれてた②の方法ですよね!
アイデアが面白いです!!
前回のアイロン入れないバージョンも
写真のようなWDで
部分的にWDですか?
その方がアイロンが入ってない分
コントラストが出なかったですよね?
A そうです!部分WDです。前回も、あくまでパーマという考えでなく、チョイクセ弱めて変な方向クゼを正しい方向に方向付けもできるトリートメントという考えです。コントラストも出ませんでした!



僕も浜さんと同じで、長文書いといて送信前に、間違ってページ戻るボタン押して消して全部パーしてしまうのをよくやらかすので、文章編集途中で送信してました。(一時間かかって書いたのに送信押す前に消した事が二回ほどあります笑)



へこみますよね!
一回ログインしたらしばらく勝手にログインできるのですが
その時に送信した瞬間に消えてしまうようなので
必ずログイン画面から入るようにしています
やはり御新規と顧客の方の技術があると思いますので
僕も顧客の方専用技術はいっぱいあります
顧客贔屓とかではなく
しばらくお付き合いしないとわからない事が
ありますからね!
ここからプロフェッサー視点でやり取りしたいのですが
簗取さんにとってストレートメニューとは何でしょう?



やはり僕の今までの美容人生の中で一番ミスを犯してきた技術ですし、(伸びないはもちろん、感さ事故も経験あります。アシスタント時代には、先輩のお客様のアシスタントで断毛事故も経験しています。)難しい奥深い技術だと思います。予約入ったときに、正直今でもプレッシャー感じる一番苦手な技術です。
だからこそずっと勉強し実験し上手くなるために今でも試行錯誤して未完成です。
ただ、リトルを始めてbbs時代から勉強頑張り、後に認定講師させて頂いていろいろな先輩講師の技術を見聞きし、時には(リトラボ等)近くでアシスタントしながら超特等席ですごい技術を見て経験したりさせて頂き技術の引き出し&技術の安定度は成長しました。
パーマやカラーよりも負担は大きい薬剤を用いる場合もありますが、きちんと適剤適所な薬剤設定すれば、悩みを解決しながら毛先は逆に強度回復出来たり、パーマやカラー技術よりも効果の高いトリートメント施術も同時に出来ますし、
クセをすべて直すだけでなく、部分的に施術したりクセをやりやすくしたりと、薬剤効かせ具合を充分に利かせるときもあればあえて弱く利かせる等パーマカラーよりも応用や汎用性の高い技術だと思います。
ストレートはパーマカラーでは、あえて薬剤を弱く利かせてわざとゆるくとか、明るくしたいのにあえて暗くとかしませんが、ストレートはあえてクセとりすぎず、扱いやすいクセに変えるとか部分的に必要なところだけまっすぐにして、墓の部分はトリートメント的レシピでケアする等できます。
ただし汎用性や応用が幅広く出来る分、お客様とズレがないように一番カウンセリング大事な技術でもあります。
なので、「お客様とのキャッチボールが大事!」は一理あると思います笑
ストレートにおいて、リトル社のBYACはリトルのみ。浸透促進とポリkとキトキトとアジアンムーンや裏技オイルは、他社や代用品あるけども僕的には代用品では満足できないストレートに欠かせない武器です。



伸びない・感作・断毛・・・苦い経験ですね
ただしっかりとした、そうならない教育を受けていれば
そんなことは無かったでしょうね
この中で後日お直しができるのは「伸びない」だけです
LSマイスターにおいても
その苦い経験をさせないお手伝いが大切ですよね
断毛やビビリそして頭皮のダメージ・・お客様はもちろん
美容師のショックも相当なものです
伸びないに関しては「がっかり」しますよね
まず人の失敗の修正は置いておいて
第一にお客様に対して業務上過失傷害をしない
第二に「がっかり」させない
第三にプラスアルファのなにか
だと思います
第三に関してはどんなくせも伸ばすとか
艶々にするとか人それぞれ色々あると思いますが
簗取さんにとっての第三のプラスアルファは
リトルを中心に膨大な勉強をされてきた中から
作り出されると思います
人に伝える上でそれらの整理が必須になりますが
書いて頂いたような目指すものを軸に
整理されていくのだと思います
今後簗取さんがLSプロフェッサーとして
ストレートの講習をするとしたら
どのような講習をしたいですか?



題名は「ストレート1剤パッティング塗布による効果的な還元手技と圧縮蒸気アイロン技法」という感じで行きます。
一番今お伝えしたいのは、1剤時間放置中に塗布してそのままではなく、全体ハケ塗布後にもう一度最初から榊先生のパッティング技法を用いてソニルチオの1剤が泡たってトロトロジェル状になるまで、トントンと入れ込む方法が還元効果も効果的に発揮できますのでそれをお伝えしたいです。
ただし、注意点は1剤付いている状態ですので、トントンっとやさしくたたく際に、髪同士がこすれないように真っ直ぐ指を90度に曲げトントンやさしく振り下ろします。そうするとジェル状一剤が泡立ってきて髪に吸われるように入り込む感じになってきます。この状態になるまで全体塗布後5~10分くらい付きっきりになりますが、軟化が早まります。あとは、稲葉先生のアイロン技法でプレアイロン圧縮蒸気法と、本アイロンしていきます。ウィッグの半分はダメージ毛、もう一方はローダメージ毛で施術や処理の違い比較し行うのも面白いかもしれません!
本当は、くせ弱めトリートメントストレートもやりたいのですが、完全にクセを伸ばさないので成功と失敗が判りづらく、施術されたモデルさんは日々の生活で違いが判るけども受講者の方はその時に見るだけなので、良さが伝わりにくいのでどうしたら良いか難しいです。



その辺リトル的にはどうなるかわからないですが
まずは我々なりの軸を持っておきたいですね!
当初ドクター合格者だけが受講できる
マニュアルにとらわれない技術講習を予定していたのが
物理的な問題でプロフェッサーコースが
チュートリアルとなりました
その為マニュアルを破るという意味で
マニュアルにとらわれない顧客ではない
個客対応の施術を展開してもらいましたが
簗取さんのレポートはどれも
独特で個性的な内容だったと思います
これで12回にわたるチュートリアルを終えますが
最後にプロフェッサーとして合格してもらわなければ
なりません
チュートリアルを通して僕が簗取さんに求めたのは
終始先方にわかりやすいと言っていただける
伝える工夫だったと思います
チュートリアルでは読みやすい文章
セミナーでは早口にならない
かといってゆっくりしゃべり過ぎて
眠たくさせないなどテンポの良さも
求められます
とはいえ絵にかいたような先生になる
必要もなく今後大いに個性を発揮して
頂きたいと思います
やはり講習は講習の為の講習ではなく
なぜその講習をしなければいけないのか?
講習により受講者をどうしてあげたいのか?
目的を明確にして
簗取さんからひしひしと伝わってくる
リトルでしか出せないクオリティを
皆さんにも味わっていただきたいという思いを
のせた講習を今後期待します
先日加藤さんをプロフェッサーに推薦しましたが
プロフェッサーのお手本になっていただける
思いでいっぱいです
簗取さんは加藤さんとは違う意味で
LSプロフェッサーに刺激を与えて頂きたい
思いでプロフェッサーに推薦したいと思います
しかしくれぐれも伝える工夫を怠らないように
お願いします(笑)
改めて12部にわたるレポート本当に
お疲れ様でした!
僕も非常に勉強になりました
それでは簗取さんのチュートリアル
終了したいと思います!
本当にお疲れ様でした!!



本当に有難うございました。そしてお疲れ様でした。大変僕も勉強になりました。
僕はサロンワークでも、独特の表現が多いので(例 やさしチョキ挟みスーパーキューティクル撫ぜ撫ぜとか、パー開き広範囲面パッティング&キューティクル整え方向スライドアウト、きしめん状ストランドテスト折り込んで軟化チェック法等)
講習時には、伝わりやすい表現で行うように気をつけます。
試験の時は、理論の薬剤知識や解説はもちろん、薬剤を「効かせる」「入れ込む」手技にもこだわりやって行きたいと思います。



あのぉ〜
今頃、なんなんですが ……
榊は1剤塗布後のパッティングはしませんので
念のため ……(笑)



榊さん!ありがとうございます!!
榊さんはトリートメントにパッティングを
使いますよね!
1剤のパッティングは
もう簗取流ですね!
プロフェッサーになるのが楽しみです!!