目的
顔のたるみや髪のボリュームダウンは年齢を重ねるとともに気になり、多くの方の悩みとなる。
皮ふのハリがなくなり皮ふが垂れ下がることで顔のたるみを感じ、毛髪のハリやコシが失われることでボリュームダウンと感じる。
これらを対処することで、年齢とともに気になる悩みを解決する方法を見出す。
方法
顔のたるみはリフトアップマッサージで頭皮を刺激して、顔回りの皮ふが持ち上がることで解決することが出来る。
さらにリフトアップマッサージを行うことにより頭皮の血行が促進され、これから生え育つ髪に、栄養を送る役割を持つ頭皮環境を整えることが出来る。
マッサージにより顔のたるみとこれから生えてくる髪に対してアプローチをすることができるが、髪の成長速度は1か月に1cm程度であるため、既にボリュームダウンした髪に対してアプローチすることが出来ない。
ここで、活用するのがリケラリノベーターに含まれるAEDSケラチンである。
髪のボリュームダウンは、生えてくる髪のケラチン骨格とCMC骨格が初めから少なく、髪がやせることが原因である。
リケラリノベーターに含まれるAEDSケラチンを髪の内部に入れてケラチン骨格を整えることで、ハリやコシのある髪にする。
このリフトアップマッサージと リケラ施術を同時に行うことで、年齢と共に気になる悩みを解決する。
モデル
加齢による顔の皮ふのたるみと髪のボリュームがなくなったことが気になる細い髪質のモデルに施術を行なった。
方法詳細
AEDSケラチンを活性化して髪の中に定着しやすい形にするため、 リケラリノベーターと リケラ アクチベーターを混合し、20分放置した (01) 。
リケラリノベーターは、この後塗布しやすいようにローションとクリームを(1:1)で混合したものを用いた。
AEDSケラチンを活性化している間に、 リマサリ スキャルプクレンジングでシャンプー、タオルドライを行い(02)、 リマサリ オイルを頭皮に塗布後(03)、ホットタオルで温めることで頭皮をふやかし、この後のマッサージの効果を上げた。
この際、使用した リマサリ オイルはカパであり、モデルのドーシャチェックにより決定した。
次いで、 リマサリ クリームバスを塗布して髪の保湿を行い(04)、マッサージの滑りをよくした状態で、15分間リフトアップマッサージを行った(05)。
マッサージ後、予め用意していた リケラリノベーターと リケラアクチベーターを混合したものを顔回り及び前髪の立ち上げたいエリアの根本3~5cmに塗布し、ラップで髪全体を覆い6分放置することで髪の中にケラチンを定着させる準備をした(06)。
ワクワクの種シブミンEX 5倍を塗布、水洗後、 ワクワクneoヘマヘマ 10倍でチェンジリンス、 ワクワクneoキトキト 10倍でチェンジリンス後(07)、 リケラアンカーローションを髪全体に塗布後7分放置し、活性化されたAEDSケラチンが髪の中でSS結合をつくることにより定着させ、ケラチン骨格を作った(08)。
最後に、整えた頭皮環境の維持のため ジャムゥレーベルスキャルプローション を頭皮、 ボリュームアップミスト を髪全体に塗布し、仕上げた(09)。

結果
スキャルプマッサージにで頭皮のリフトアップとこれから生えてくる髪にアプローチしながら、 リケラ リノベーターで“今”生えている髪にアプローチすることで、施術直後から髪のボリュームアップを実感していただけた。さらに1か月に1度繰り返し行うことにより、髪質の向上へとつながった。


結論
月1回スキャルプマッサージとリケラのW施術を繰り返し行うことによって、髪の根元をボリュームアップしながら、頭皮環境を整え、さらに顔のリフトアップをすることができた。
これは リケラリノベーターに含まれるAEDSケラチンが リケラアクチベーターによって活性化され、ケラチン骨格が少なくなりボリュームダウンしたやせ髪にケラチン骨格がつくられたため、根元を立ち上げることができた。
また、スキャルプマッサージで頭皮環境を整え、これから生え育つ髪にアプローチするだけでなく、頭皮を刺激することによってたるんでいた顔まわりの皮ふが持ち上がり、リフトアップ効果が得られた。
これによりお客様満足度を上げて他サロンと差別化し、さらにお客様に月1度ご来店頂くきっかけとすることができる。