モデル
年齢71歳 髪の状態 直毛でしたが高齢によりうねり、ちぢれあり。
完全なジアミンアレルギーの方
履歴:塩基性HC染料系カラーリング
工程
STEP
来店状態で薬剤塗布(汚れていなければそのまま染める)後から加える保護剤は数万個の毛穴から出る天然の保護オイルには敵わないので、皮脂を生かしてのカラーリング。
STEP
髪全体にワクワクの種 シブミンEX 1:4 水 塗布。ワクワクの種 シブミンEXに新型コロナ対策に可能性のある柿渋と活性剤が入っているので、髪に塗布し、施術をしやすくする。
STEP
頭皮保護にオイルエッセンス リマサリ塗布 内容成分ではなく冬はカパが増加するのでヴァータオイル。
STEP
塩基性染料に専用浸透剤(モノエタベース)メーカー推奨の割合で作る。
STEP
総量に対してワクワクの種 カラープロモーション5%配合。乳化破壊が起き薬剤の粘度が落ちる。
STEP
新生部に薬剤塗布:これまでは水で粘度調整をしていたがワクワクの種 カラープロモーションで濃度が落ちず粘度を落とせているのでそのまま塗布。
STEP
加温放置25分 クーリング5分
STEP
乳化で全体になじましてから 水洗→シャンプー→トリートメント(モノエタと相性が良いので炭酸を活用) シャンプートリートメントはCMCケアシャンプー&トリートメント(現ガルバCMCケアシャンプー&トリートメント)
STEP
ガルバエマルジョン(現ガルバCMCケアエマルジョン)を塗布してカット→ドライング
STEP
ノーブローで仕上げ
考察
以前のワクワクの種 カラープロモーションは手ごたえがありながら、お流しすると色落ちが大きく、使っているカラー剤(塩基性染料)と相性が悪かったですが、新しくなってからはそのような感じは無く安定した仕事ができている。
とはいえ塩基性染料が酸化重合するわけではないので、染まりの向上はわずかですが、ただそのわずかな違いを重ねることが重要なのでノンジアミンカラーの工程に取り入れています。
放置時間を延長するのも有効なので髪質によっては延長します。
その際プレシャンプーを省いている分時短を意識せず対応します。
シャンプーや中途半端な放置タイムは手を取られるので、逆に長い放置はその間にまとまった仕事が出来るので便利です。
遠赤がスタッフ代わりに活躍する感じです。
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