モデル
年齢70歳
髪の状態『超細毛 加齢による強いクセ 2週に1回カラー』
2週に1回染めるので普段は、塩基性染料+1剤+2剤(1:1:1)と塩基性染料のみを交互
今回昨年梅雨に施術した他社が提案する、ジカルボン酸系製品+1剤+2剤(1:1:1)で
クセが収まるカラーをオーダーされたが、濱崎流リケラカラーを提案。
工程
頭皮頭髪保護にアロエベラ水20%
『新生部』
4.5レベルウォームブラウン ワクワクの種 カラープロモーション(5%) 2剤OXY2.4%
『既染部』
微アルカリに調整した4.5レベルウォームブラウン+※リケラプラス 3Dリノベーター+2剤OXY2.4% (1:1:1)+ワクワクの種 カラープロモーション(5%)
※同じ色の酸性酸化染料とアルカリ酸化染料とアルカリキャンセル力のある2剤で、微アルカリ剤に調整 1:1:1なのでリケラプラス 3Dリノベーターを33.3%混ぜたものになります
※粘度調整の為リケラプラス 3Dリノベーターはクリーム:ローション(8:2)
乳化→水洗→シャンプー×2(トイトイトーイシャンプー)
ワクワクneo ヘマヘマ(10倍希釈)→ワクワクneo キトキト(10倍希釈)→リケラエマルジョン
ガルバエマルジョン(現ガルバCMCケアエマルジョン)→ドライ→ブロー→仕上げ
考察
同モデルで1年前に施術した、クセをまとめるのが売りの他社製品に比べ、クセのまとまり、ハリコシ、ツヤ等全てにおいて上回る結果。
もともとヘナをすると、くせがまとまるというのは知られていますが、通常カラーでもやり方により、ヘナのようにまとまるのでは?という思いで他社製品を導入し検証し研究した。
ヘナの場合、酸熱トリートメント的なまとまりではなく、加齢による毛髪内の空洞を埋めることによるまとまりなので、リケラで同じように空洞を埋める方が良いかも?という事を、2019年の年末頃、野村先生とお話ししていたメニュー。
過酸化水素濃度2.4%と、微アルカリとはいえ活性したオキシと混ぜることで、リケラプラス内の※ケラチンが有効に働き、髪がまとまるようになったと考察される。
モデルは微アルカリカラーでも負担を感じる髪ですが、リケラプラス 3Dリノベーターが混ざる事で33%減力されつつ、しっかり染まるので使いやすいメニューとして提案できる。
※ドデシルPGAEDSケラチン
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