リトル用語事典

酸性染料

酸性染料(さんせいせんりょう)

酸性の性質を持つ染料のことである。主に半永久染毛料であるヘアマニキュアや酸性カラーに配合される。マイナスの電荷を持ち、毛髪のプラス部分とイオン結合することで毛髪の表面に着色する仕組みを持つ。分子径が大きいため、毛髪内部までは浸透しない。

酸性染料の特徴

特徴 説明
発色機構 毛髪のタンパク質とイオン結合したり、吸着したりすることで発色する。
脱色力 メラニン色素を分解する力がないため、髪を明るくすることはできない。
低刺激性 アルカリ剤や酸化剤を使用しないため、一般的に髪や頭皮への刺激が少ないとされる。
ツヤの付与 髪の表面をコーティングするような作用があるため、染めるとツヤが出やすい。
色持ち 酸化染毛料に比べると、色持ちはやや短い傾向がある。

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