アミノ酸

アミノ酸

リトル用語事典 2026.09.03 公開

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アミノ酸(あみのさん)

アミノ酸とは、一つの分子の中に「アミノ基(-NH2)」と「カルボキシ基(-COOH)」という2つの官能基(かんのうき)をあわせ持つ化合物の総称。
タンパク質を構成する最小単位の有機化合物であり、約20種類のアミノ酸がさまざまな組み合わせで連結することで、多様なタンパク質を形成している。
アミノ酸同士は、隣り合うアミノ基とカルボキシ基が反応して水分子(H2O)が放出されることで結合する。これを「ペプチド結合」と呼び、この結合が長く連なったものがタンパク質(ポリペプチド)となる。

アミノ酸は、中心にある炭素(C)に、以下の4つのパーツが結合した形をしている。
アミノ基(-NH2):塩基性(プラスの性質を持ちやすい)
カルボキシ基(-COOH):酸性(マイナスの性質を持ちやすい)
水素原子(-H)
側鎖(-R):ここがアミノ酸の種類を決める
側鎖の構造が変わることで、水に溶けやすいアミノ酸、油になじみやすいアミノ酸、あるいは電気的にプラスやマイナスを帯びたアミノ酸など、20種類の主要なアミノ酸に分かれる。

アミノ酸名略記側鎖の構造式主な特徴・役割
グリシンGly-H最も小さく柔軟 コラーゲンの主要成分
アラニンAla-CH3疎水性 タンパク質の基本骨格を安定させる
バリンVal-CH(CH3)2エネルギー代謝に関わる
ロイシンLeu-CH2CH(CH3)2タンパク質の合成を促進する
イソロイシンIle-CH(CH3)CH2CH3筋肉の補修などに重要
メチオニンMet-CH2CH2SCH3硫黄を含む タンパク質合成の開始を担う
フェニルアラニンPhe-CH2-C6H5芳香族 非常に強い疎水性を持つ
トリプトファンTrpセロトニンの原料 複雑な環状構造
プロリンPro側鎖がアミノ基と環を形成 コラーゲンに多い
セリンSer-CH2OHヒドロキシ基による高い保湿能 NMFの主成分
トレオニンThr-CH(OH)CH3髪の保湿に寄与 セリン同様-OHを持つ
アスパラギンAsn-CH2CONH2糖タンパク質の結合部位となる
グルタミンGln-CH2CH2CONH2体内濃度が最も高い 代謝に重要な役割
チロシンTyr-CH2-C6H4-OHメラニンの原料 UV吸収特性がある
システインCys-CH2SH-SH基でS-S結合を作る 髪の強度に直結
アスパラギン酸Asp-CH2COOHマイナスに帯電 ミネラルの運搬を助ける
グルタミン酸Glu-CH2CH2COOH強い保湿効果 アミノ酸系洗浄剤の主原料
リシンLys-(CH2)4NH2プラスに帯電 コラーゲンの架橋に関与
アルギニンArg-(CH2)3NHC(NH)NH2強いプラス電荷でダメージ毛に吸着・補修
ヒスチジンHispH調節(緩衝作用)に関わる

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