モデル

年齢62歳 太さ=細 クセはかなり強め

 ≪背景≫

デリケート毛でジアミンアレルギー

before

工程

STEP
来店状態でダメージ部にリケラエマルジョン
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全体に圧縮蒸気で水分補給3分
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リケラプラス 3Dリノベーターローションをチオ換算6%になるように調整 リケラミスト20%加え粘度調整
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全体塗布後、細かくパネルを取り水分補給 お湯スプレー
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ラップ30分放置
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乳化チェンジリンスしっかり、お流し、トイトイトーイシャンプー 泡放置1分 チェンジリンス
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お流し、リケラエマルジョン、毛先ワクワクneo パワードベータ1分チェンジリンス お流し
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タオルドライ
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全体にリケラミスト塗布
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低温でドライイング アイロン180℃
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2剤工程しっかり処理 お流し リケラエマルジョン お流し
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ドライイング 仕上げ
after

考察

特殊なお客様でジアミンアレルギーなのにジアミンで染めるお客様。

今なら断るが、22年前に頭皮ジュクジュクで来られ「良いから染めて」に根負けして染めたお客様。ただ当店での施術で改善し問題なく20年。

拠点が東京になり、そこのサロンでアレルギー発生。頭皮が水ぶくれになりノンジアミンに変更今に至る。

数年前にスピエラ矯正をしていた記憶をもとに施術をしたがノンジアミンにしたことを失念していた(僕の担当では無いお客様)。

ノンジアミンにしたことで髪質が大幅に改善されておりハリコシもかなり上がっていた。

その為アイロンを頑張ってしまい予定よりボリュームが落ちた。

ただノンジアミンに変更で強度が上がっているので悲惨なほどぺったんこにならなかったのは幸いした。

塩基性染料の浸透促進でモノエタを中心としたアルカリ剤を使用しているとはいえ、バージン毛に近いため、最初から気が付いていればアルカリ矯正を選択していた可能性はあるが、リピートした髪を観た限りリケラで良かったと思う。

断定はできないが産毛化していた髪が本来の状態に戻ったという事実とアルカリカラーを止めたことは関係しているように思うので考えさせられる結果となった。

使用した粧剤